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汚辱
結論全てが気持ち悪るかった。
私わかったわ、単純に全部気持ち悪かってん、人も、世の中も、思考を巡らせるという行為も、人間の可能性も、全て気持ち悪かってん、嫌いやってん。
あの日の夜姉の家でダラダラしていた私はいつもみたいに独り言を言い始めた。答えのないとい、しょうもないこと、何かについて考えるのが好き(そんな自分を気持ち悪いと思っている自分もいた。)な私は世の中についての話をしていた。
そもそもさ人間って気持ち悪いんやな。
私はふと思ったことを口にした。
生きてるだけでこんなに色々考えれて、今の世界にまで発展して、世の中を回しているのは人間だけどそれもロボットに奪われる、とか考えてるのも人間で、人間の思考が気持ち悪い。人間の可能性って気持ち悪い。そんな事を言っていた私に姉が、そうだよ、人間ってキモイよ、と言ってきた。
そうだよね、気持ち悪いよね。
この日の夜もまた私は考えた。自分が嫌いな考えるということを繰り返す。
そして自分の思考の巡り、特徴、何に興味があるのかを理解していく、自分分析もする。
最後にまた私は独り言を始めた。
私やっぱわかったわ、
何もかもキモイんやって、
こんなこと考えてる自分が1番、
気持ち悪いんやって