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ふふっ
俺って愛されてるなぁ
目に見える愛がこんなにも安心するなんて知らなかったなぁ
今日は何をしてくれるんだろう
もっと
もっと
俺
俺をアイシテ?
白 なぁ…どこ行くん
青 ん?コンビ ニ。
アイス食べたくなってもうて
白も一緒に行くか?
白 …行く
俺の彼氏は心配性だ
夜に出かけようとすると心配そうに声をかけてくるし
いつだって俺と行動しようとする
そんな心配性な彼氏が俺は好き
白 学校なんて行かんでええやんか…
青 白も知っとるやろ?
友達は作ってないし誰も俺に話しかけてこうへん
だから心配することなんてないんよ?
白 でも…
青 俺だって白が学校で話しかけられたら嫉妬する
でも行かなかんやろ?
お互い違う学校やから心配なのも分かる
でも毎回休み時間には連絡するし
お昼休みには電話する
帰りは一緒に帰ろうな
白 うん…
俺の彼氏は寂しがりだ
俺の行動を常に見ていないと気がすまないし
一緒にいないと安心できない
寂しさで死んでしまいそうな可愛い恋人
そんな兎のような脆い彼氏が俺は好き
桃 なんかさぁ…青さんって怖いよね
近づいてほしくないオーラがあるっていうか
黒 知らんのか?青さんって自分の家族を殺したって噂があるんやで
おんなじマンションな人は真っ赤な手で歩く青さんに会ったとか
桃 嘘…怖すぎなんだけど
黒 まぁ…ただの噂何やけどな
桃 でもいつも迎えに来てる恋人さんもちょっと目が合っただけでめっちゃ睨まれるし…
黒 俺もよく睨まれるわ…
なんかもう2人だけの世界っていうか
そういう空気があるよな…
桃 まぁ…近づかないようにしよ
黒 それが一番やな
対して俺のことも白のことも知らねぇくせに
変な噂で勝手に盛り上がって
ほんまくだらん
でも別にええわ…
俺には白がおれば十分なんやから…
白 青ちゃん…!
迎えに来たで
青 ありがとうな
弁当も今日も美味かったわ
白 なぁ…今日の連絡返信遅い時あったよな
僕のこと忘れてたん?
どうして遅かったん?
僕あの時間が生きがいなんやで?
分かっとるん?
青 ごめんなぁ…今日は移動教室があって
ちゃんと1人で行動したんやで?
そしたら今日は教室が違ったみたいなんよ…
それを教えてくれる友達もおらんから…
でも白の事を思い出さなかった時なんてないで
白 …!そっかそっかそうやんなぁ
青ちゃんはいつだって一人やもんなぁ
でも僕がおるから大丈夫よな
僕のこと忘れてないなら良かったわ
今日帰ったらお手々繋いで一緒に寝よな
俺の彼氏は優しい
俺の返信が遅かったら心配してくれるし
毎日お弁当だって用意してくれる
こんな俺の言葉で一喜一憂してくれる
そんな優しさが俺は好き
白 あったかいなぁ
ジャラッ
青 うん…落ち着く…
俺これめっちゃ好き…
このまま一緒に寝てええか?
白 当たり前やろ
お手々恋人繋ぎにして一緒に寝よな
俺の彼氏は暖かい
離れることのない恋人繋ぎ
優しく撫でてくれるその手
俺より少し小さくて柔らかい。
それでいてすっごく暖かい
そんな手が俺は好き
白 今日は土曜日
学校もなくて青ちゃんとずっと一緒におれる最高の日やな
青 うん…俺も白と一緒におれて嬉しい
ジャラッ
青 俺な
足枷は好き 白の重さが見えるから
首輪も好き白の独占欲やもん
でもなぁ
1人でする手錠は嫌いやねん
白に触れられないし
俺を独りぼっちにするから
やから一緒に付けようや
いつも寝るときみたいに
手握ってや
お願いっ…
白 でも僕ご飯作らなあかんしなぁ
あっ!じゃあこれでいい子に待っててくれるか?
そう言うと白は俺に赤い華をつけた
じんわりと広がる痛みが心地よくて
俺の心が彼色に染まっていく
青 んへっ…嬉しい…これ一番好き
俺いい子に待てる
待てるから
ご飯食べたらもっといっぱいつけてな
白 もちろん…沢山つけてあげるな
そう言って俺のおでこに口付けをしていく
俺の彼氏は痛い
それでもその痛みは俺に愛をくれるし
甘さだって沢山くれる
そんな痛みが俺は好き
白 ご飯できたで…ってどうしたん?
青 痛いっ…やだっ…冷たいっ”…
俺は泣きじゃくっていた
無性に拘束が冷たく感じる
痛くて冷たいそんな拘束がいやで力いっぱいに引っ張る
白 どうしたん?そんなに強く引っ張ったら…あぁ…赤くなってもうてるやんか
そんな俺を心配そうに…でもどこか愛おしそうに見つめる彼
青 嫌なのっ…これ外す”っ…
白 いつもは好きって言ってくれるやんか…
どうしたん急に…
そう言って俺の頭を優しく撫でる
白 こんなに泣いたら目腫れてまうよ
優しく涙を拭いながら甘い言葉をかけてくれる
青 白がいいのっ…白とお手々繋ぐの…
こんなんじゃ嫌なの
うぇぇぇん”っ
白 寂しくなってもうたんやね
僕はここにおるよ
大丈夫大丈夫
僕以外に青ちゃんを助けてくれる人はおらんし
味方もおらん
でも僕だけは青ちゃんを手放さんから
ずっとそばにおるから
俺の彼氏は甘い
拘束なんかよりも
その手よりも
暖かさよりも
やっぱり俺は白が好き
例え白がバラバラになって
ほんの一部しか残らんでも俺は白が好き
どんな形になったって愛してる
だからこんなんじゃ足りない
もっともっと
青 俺を愛してや
何も聞こえない
聞こえるのは静かな白の息遣いだけ
でもそれが心地よくて
そっと開くその口とともに少しの緊張感が走る
白 当たり前やろ
その言葉はいつもより優しくて甘くて苦い
白と俺だけの恋の味がした
僕だけの可愛い青ちゃん…
手放してなんかやらない
お前の隣は俺だけでいい
もしも誰かが近づいてきたら
殺しちゃうかもね…?
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