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ガラッ
愛衣「ただいま~!」
唯人「おー戻ったか」
富士「何だったんだ?」
愛衣「私の態度がちょっと気になったみたい!」
唯人「何お前あいつになんかしたのか?」
愛衣「ちがうよ!学園長先生に最近態度変えてるでしょ?それの事だよ!」
唯人「へー」
愛衣「てか聞いて!学園長先生の新情報ゲットしたの!」
富士「お、よかったじゃん」
愛衣「うん!好きな物とか女の人のタイプとかオフのときどんな感じかとか!」
富士「めっちゃ聞いてんじゃん笑落とす参考になるな」
愛衣「絶対に落としてみせる!」
富士「てか今日文化祭の出し物決めじゃん」
愛衣「そうじゃん!絶対”あれ”にしてやる!」
数時間後
入道「おい…」
入道「このままじゃいつまでたっても終わんねーぞ」
狢「大体お前にも問題があるぞ入道」
泥田「俺らの発言をことごとく無視しやがって」
泥田「やってらんねぇよなぁ」
入道「だったらもう少しまともな意見出せっつーんだよ」
泥田「なんだと!?俺らの何がダメだってんだよ!!」
泥田「文化祭の出店は水着喫茶(マーメイド喫茶)でいいじゃねえーか!!」
入道「だからそれは却下だっつってんだろ!!」
富士「ったく…文化祭の出し物決めるのに何時間かけんだよ」
小田原「かれこれ8時間なこうして平行線の話し合いが続いてるよ」
マリリン「そもそも水着喫茶なんて何考えてんのよハレンチね」
マリリン「イヤンなっちゃう」
柳田「いやお前水着以前に服着とらんやんけ」(ケラケラ
マリリン「オメーもだろうが布野郎!!!」
泥田「確かに水着喫茶(マーメイド喫茶)は女子の負担が大きく思われるが」
入道「水着と書いて”マーメイド”と呼ぶなよ腹立つなぁ」
泥田「安心しろ俺たちも着る!!」
入道「着ねーし水着喫茶(マーメイド喫茶)は却下だっつの!!」
愛衣「じゃあ男女逆転執事メイド喫茶は!?」
入道「あ?なんだそれ」
愛衣「ふっふっふ、それは…」
愛衣「女子が執事で男子がメイドをやるのだ!」
男子「却下!!!」
愛衣「えーなんでよー」
男子「女装とか冗談じゃねえ!!!」
富士「えー、いいじゃん楽しそうだし」
男子「そりゃお前は普段から女装してるからいいだろうな!!」
愛衣「女装なんて今さらじゃん体育祭であんだけ盛大にセーラー着たんだから」
男子「やめろ!黒歴史を掘り返すなぁ!!」
愛衣「むー」
入道「…晴明はなんか意見ある?」
晴明「えっそうだなあセ…」
佐野「セーラー服喫茶とか言わねえだろうな」
晴明「あ~ん大当たり~」
入道「そもそも喫茶店はお前が生物部で出店するんだろ?」
晴明「そうだった「喫茶マンドラ」!!マンドラゴラに世界中の茶葉を出してもらってお茶をふるまうの」
泥田「やべぇ想像以上にクオリティが高いぞ…」
入道「いいかお前ら百鬼学園の文化祭は一般公開されるんだ」
入道「親兄弟知人にも見られるかもしれない」
入道「思い出せ!!あのさっきも出た体育祭のあの悲劇を!!!」
入道「全校生徒の前で痴態をさらしその後も時には他クラスからからかわれ」
入道「時に同情された日々を!!」
晴明(あの体育祭の後そんな苦労があったのか…)
晴明「それはさておきまだ職員室に先生方がいるから」
晴明「去年までどんな出店があったのか聞いてくるよ」
ガラガラ
ピシャッ
入道「去年か~佐野らのクラスって去年何やったっけ」←元壱年参組
佐野「なんかよくわかんないけどいっぱい写真撮ったな」←元壱年弐組
入道「なんじゃそら」
座敷「うちらはチェキ会をやったんだよ」
豆「イケメンがいると儲かっちゃって儲かっちゃって」
愛衣「そうそう!私もスーツ着てるみんなと写真撮ったな~」
入道「商売っ気がすごいな」
豆「泥たんも以外に人気あったし」
豆「売上№2だったんだよ」
入道「泥田が人気?天地がひっくり返ってもありえねーべ」
入道「冗談は頭の中だけにしとけよ豆」
座敷「入道ってたまに発言が鬼畜になるよな」
佐野「きっといろいろストレスたまってんだろうな」
愛衣「うちのクラス問題児ばっかだしね」
富士「愛衣もその中の一人だろ」
愛衣「え」
泥田「人気あったよ男…いや漢にな」
入道「ご…ごめん」
歌川「ねえみんな…もう少し学生らしい出店にしましょうよ、水着とか性別逆転とかチェキとかじゃなくて」
佐野「なるほどじゃあゲーム系とかどうだろう」
入道「ゲーム系?」
佐野「そ、”○○できたら賞品プレゼント”とかなんかミッションクリアするやつ」
佐野「ちょっと試しにやってみるか?」
入道「そんなお試しでできるモンなの?」
佐野「たぶん」
ガラ
佐野「おいお前らセーラー服の悪口はやめろよ晴明に聞かれたらどーすんだ」(大声
佐野「えっセーラー服とかぞうきん以下とか言ってやんなって」(大声
みんな「!?」
佐野「時代はやっぱブレザーとかやめろよ~」
みんな「!?」
泥「ちょっバッ何言ってんだ!!」
泥田「あいつセーラーが絡むとなにしでかすか ――…」
ピシャッ
柳田「おわっ」
ゴロゴロ
入道「なんだ?さっきまで晴れてたのに」
尾形林「おかしいな…半径100㎞圏内に雨雲の気配はなかったんだけど」
フッ(灯りが消える
玉「ひゃっ停電だ連々怖い!!」
愛衣「ここに学園長がいたらどさくさに紛れて抱き着いてたのに…ぐぬぬ」
富士「残念だったな」
入道「尾形雷神の力でこの雷なんとかならないの?」
尾形光「やってるんだけどねぇ」
尾形光「まるでこの学校にまとわりつくように曇がくっついて離れないんだ」
ゴゴゴゴゴ
座敷「もしかしてヤツの怒りが天気を変えたのでは?」
愛衣「え、あり得る」
泥田「ハハハ」
泥田「んなアホな ――…」
愛衣「ひっ!う、後ろ…!」
泥田「あ?」
ギギギギギギ
晴明「セーラーヲ侮辱シタ子ハ」
ギョロ…
晴明「ダーレダ」
みんな「ギャアアアアア」
佐野「ってことでこのバケモンから30分逃げつつミッションをクリアしたら豪華賞品!!」
みんな「佐野の奴即席でとんでもないデスゲーム作りやがったぞ!!!」
佐野「この後ミッション出してクリアしたら俺が鎮めてやるからまず逃げて」
みんな「佐野の奴久々にドSが出てきやがった!!逃げろー!!!」
柳田「くそっ雨で校舎の天井閉まってる!上空に逃げようと思ったのに」
入道「とにかく分散しよう!」
数分後
愛衣「はぁはぁ、くそー!あのドSイケメンめ!あとで絶対痛い目見せてやる!」
愛衣「てか私一人じゃん!どうしよう一人は流石に寂しいよ~!」(泣
トボトボ
愛衣「あ、無意識に学園長室の方にに来ちゃってた…」
愛衣「はっ!学園長先生ならあの化物から守ってもらえるのでは!?」
愛衣「よし!」
タッタッタッ
バン!
愛衣「学園長先生~!!」
学(ビクッ
学「か、河合さんでしたか、何か用事ですか?」(お面付けてる
愛衣(あともうちょっとで学園長先生の素顔見れてたのに…!!じゃなくて!!)
愛衣「助けてください!!」
学「え?な、何かあったんですか?」
愛衣「斯く斯く然々」
学「つまり30分経つまでここで隠れさせて欲しいと」
愛衣「そうです!邪魔じゃなければですけど…」
学「河合さんなら全然大丈夫ですよ」
愛衣「え、!あ、ありがとうございます!」
愛衣(ちょっとまって河合さんならって何!?他の人だったらダメってこと!?なにそれ私のこと好きなの!?)
愛衣(やばい今絶対顔赤い…!)
学(あいつに言われた通り思ったことをそのまま言ってみたけどこれであってんのか…?)
愛衣(そっぽを向く
学(ガーン
学(急にこんなこと言ったから引かれた…?最悪だ…)
学(あのくそ烏次あったらぶん殴ってやる)
愛衣(照れてるところとか見られたくない!)