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hrfw

あーる🔞


短いです








































🌞──────────────────


あの夜から数日が過ぎた。 いつも通りの時間の流れの中、不破さんはちょっとだけ不機嫌そうだった。 僕がキスすると、顔は赤くなるのにすぐそっぽを向いたり、 手を繋いでも、返してくれる力強さがちょっとだけ遠慮がちだったり。



気にしてる。



たぶんあの夜、僕が「やめよう」って言ったことを、どこかでまだ引っかかってるんだ。



「……不破さん、怒ってる?」



夕飯を食べ終え風呂も済ませ、ソファに座る僕の隣に腰かける彼にそっと聞くと、不破さんはほんの少しだけ、唇を尖らせた。



「なにが?」


「分かってるでしょ、…この間の夜のこと」


「…………怒ってねぇけど」


「けど?」


「我慢とか言って……本当は俺のこと、そういう目で見られないってことなんかなって、ちょっと思っただけ」


「……それ、今までの僕の全部を否定してるよ」



そっと、不破さんの頬を両手で包み込む。確かに可哀想なことをしたとは思っているが、そう言われてしまうと僕だって傷つく。アメジストに輝く その瞳は、どこか甘えてて、でも臆病で、それが愛しくてたまらなかった。



「言ったでしょ。我慢したのは、不破さんを抱きたくなかったからじゃない。好きすぎて大事にしたかっただけだよ」



その瞬間、不破さんの目尻が少しだけ緩んだ。



「……じゃあ…今日こそ抱いてよ、…ちゃんと」



その言葉に、胸の奥が熱くなる。


今夜はもう止めたりしない。









灯りを落とした部屋で、不破さんをゆっくりベッドへ押し倒す。パジャマの裾を胸まで託しあげると、割れた腹筋もピンクに色づく突起物もあらわになった。


「……あ、ん……やっぱ、晴……優しいくせに、えっちなんだよな……」


「不破さんが可愛すぎるせいだよ。全部壊したくなるくらいに」


「……壊してみろよ」



その挑発を助長させるような上目遣いに、喉が鳴るほど興奮した。下のモノも大きくなったことが嫌でも分かってしまった。

でも急がない。 今夜は、時間をかけて抱く。



キスのひとつひとつを、噛みしめるように落としていく。 喉、鎖骨、胸の先。甘く舌で転がせば、不破さんの呼吸がひとつ、またひとつ、熱く乱れていく。



「っ……あ、は……っ、ん……晴、やだ……声、出る……」


「出していいよ……不破さんの声、僕だけに聞かせて」



唇で耳を甘く噛んで、腰に触れれば、不破さんの手がきゅっとシーツを握る。 震える声が漏れて、指先が僕の背中に縋ってくる。


何度も重ねたはずの身体なのに、今夜の不破さんはどこか脆くて、でも抗おうとする意地があって。可愛くてしょうがない気持ちを何とか抑え込みながら、ゆっくり、ゆっくり体を撫で回す。



「……なぁ、…あんまり、焦らすな……焦らされるの、嫌い……」


「うん、知ってる。でも、今夜は僕のほうが我慢できないから、最後まで責任とって」



僕はそっと、不破さんの脚を持ち上げた。 その中に、ゆっくりと自分を埋めていく。 息が詰まるほど、熱くて、きつくて、それでもちゃんと僕を受け止めてくれる。



「っ…、あ……ん、ぁ、♡晴…っ……♡」


「大丈夫、ゆっくりいくから……苦しくない?」


「……気持ち、いい……晴の、奥まで……すげぇ感じる……♡♡」



何度も、何度も、深く突き上げて、彼の目元がとろけて涙がにじむほど快感に溺れていく。僕の名前を呼ぶ声がどんどん甘くなって、何度も果てながら腕の中で息を吸って求めてくる。


最後、不破さんが僕にしがみつきながら、小さく「好き……」と呟いたとき、


───全てが報われた気がした。



























──あの夜、我慢してよかった。


我慢した分、今夜はその何倍も不破さんを愛せた。身体が繋がって、心までひとつになった気がした。



「ねぇ、不破さん」


「……ん、なに……?」


「我慢って、思ってたより悪くないかもね……こうして報われるなら」


「っ……バカ……次からは、ちゃんと誘ったら抱け」


「うん。命令されなくても、全部叶えるよ」



そう言うと彼は満足そうに笑い、僕の首に腕を回して口付けを交わす。唇を舐めてきて、もっともっと、と僕を欲しがる。


夜はまだまだ終わらなさそうだ。





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