テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

🍏 fjsw 中心 短編集 💛

一覧ページ

「🍏 fjsw 中心 短編集 💛」のメインビジュアル

🍏 fjsw 中心 短編集 💛

2 - 変わらない答え

♥

1,037

2025年02月19日

シェアするシェアする
報告する

The ほんわか です。


もりょき表現もりょつぱ表現もあります。


溺愛っていうか、幸せ空間っていうか…


そんな感じです!!ではどうぞ〜!





───────────────────





omr「…」


ソファの上で膝を抱え小さく蹲る大森。

若井と藤澤は少し離れたところでその様子を伺っていた。


時々ある、大森が精神的に不安定になる瞬間。

朝は全然元気だったのに、急に目を離したら意識がどこか行っちゃってるみたいな状況。


大体そんな時はハグしたり、話を聞いたりして泣きはらさせると治る。


fjsw「元貴、しょぼくれてんね。」


目線は大森のまま、藤澤が呟く。


wki「どうする?」


若井が藤澤の顔を覗き込むようにして提案を求めると、藤澤は目を合わせて少し悪戯のような雰囲気の笑いを見せ、


fjsw「励ましチャレンジ行くかぁ!」


といつものまったりした声で言った。


wki「よし、頑張れ涼ちゃん!」


若井は納得したように目を瞑って大きく頷き、任せたぞという顔で藤澤の背中をどんっと叩いた。


fjsw「あれっ、若井さんは?」


拍子抜かれた藤澤が前へよろけながら振り返る。


wki「絶対に涼ちゃんの方がいい」


満面の笑みで親指を立ててそう言う若井。


fjsw「そんな…」


藤澤は諦めたようで、短く浅いため息をひとつ零して大森の座るソファまで歩いていった。


藤澤が小さくなる元貴の横に、少し間を置いて座る。

大森のその虚ろな目は、何も受け入れないような雰囲気と色を漂わせている。


fjsw「…疲れちゃった?元貴。」


大森は藤澤に視線を移動させず前を凝視したまま、ぶわっと泣きそうな表情になってゆっくり藤澤に抱きついた。


fjsw「ありゃ〜…どうした〜」


藤澤は自分の体に顔を埋め静かに泣く大森の背中を優しくさすった。


omr「っ…涼ちゃんは、俺の事好き…っ?」


大森のその言葉を聞いて藤澤はふっと柔らかく笑い、背中をさすっていた手を大森の頭に移し撫でた。


fjsw「当たり前じゃん、好きだよ」


omr「ほんとに、?」


fjsw「ほんと、」


omr「…っ、信じらんない…」


藤澤が撫でていた手を止め、大森の頭から手を離す。


fjsw「僕の言葉、そんな信用ない?」


omr「ちがっ、そうゆうことじゃ…」


大森は焦ったようで藤澤の顔を一気に見上げる

藤澤は柔らかく笑っていた。

その表情見て大森ははっとする。


fjsw「僕、元貴の事大好き。いつも子供みたいに元気だし、プライドも高いけど、結構落ち込みやすくて気持ちが不安定なところとか、結構引きずるとことか、w」


omr「…ねえ、ほとんど悪口…」


大森は不貞腐れたように藤澤を睨んだ。


fjsw「ははっwそうだね、そうかも」


藤澤はからっと笑って大森の額に自分の額を合わせて目を瞑る。


fjsw「元貴のそういうところも、大好きってことだよ」


omr「〜〜〜っ!!!」


大森が堪えきれずに号泣しながら藤澤に勢いよく抱きついた。


fjsw「うぎゃっ…」


藤澤は大森の勢いを受け止めきれず、情けない声を上げながら大森にソファに押し倒される形になった。


omr「涼ちゃん好き、大好き、ほんとに」


背中に来た衝撃に顔をしかめていた藤澤も、ふぅとひとつ息を吐いて上に覆い被さる大森をぎゅっと抱きしめた。


fjsw「うん、ありがとう、僕もだよ」


藤澤が優しくそう言うと、大森は少し間を開けてさっきの勢いで言うような言い方ではなく、しっかりとした声で


omr「愛してる」


と呟いた。


fjsw「っ?!///」


omr「ねえ、涼ちゃん愛してるよ」


fjsw「あ、ありがとうっ!///」


omr「涼ちゃんは??…って、w」


身体を少し起こして藤澤の顔を見た大森はぷはっと軽く吹き出して笑った。


fjsw「ちょ、や、やめて見ないで…///」


必死に両手で顔を隠す藤澤。


omr「あははっww」

「顔真っ赤!!www」


fjsw「ねぇもー!///ほらっ、元気出た??!どいて!!」


藤澤が大森を退かそうと両手で大森の胸を押すが、藤澤の力では到底鍛えている大森はぴくりとも動かなかった。


omr「若井来て来て!!見て!涼ちゃん顔真っ赤!!ww」


大森が藤澤に跨ったまま上半身を起こし、ソファの上から若井に手招きをする。


wki「はははっwwwほんとだ!!真っ赤ww」


駆け寄った若井が笑う。


fjsw「ねぇーっもうやだ〜///」


顔を隠す藤澤の両手を、馬乗りになってる大森が掴み、藤澤の顔の両サイドに押し付けた。


晒し出された藤澤の顔は真っ赤。


fjsw「ちょっ、ちょっとっ、!///」


omr「ねえ涼ちゃん、愛してるよ」


顔をずいっと近づけてそう言う大森。

藤澤は身を大きく開いて驚き、顔を背けた。


fjsw「あっ、ありがとう!!///」


顔の熱を振り払うように言う藤澤。


omr「ほら、若井もっw」


wki「りょーちゃーん」


fjsw「、、なに…?///」


若井がソファの横にしゃがみ、寝っ転がる藤澤と目が合う。


wki「愛してる」


藤澤がびくっと体を震わせながら驚き、逃げようと激しくみじろぎをするが、大森の力は強く逃げ出せそうになかった。


fjsw「っっ!!!//////」

「たっ、助けてー!誰か!!!///」


omr「愛してるよ」

wki「大好き」

omr「好きだよ」

wki「可愛い」

omr「かわいい」

wki「愛してる」


fjsw「…っっ///」


omr「あれっ??w」

wki「あっww」


2人をキッと睨んだ藤澤の目には涙が溜まっていた。


wki「いじめすぎたww」

omr「泣いちゃったwwww」


流石に終わりだなと思った大森が退くと、藤澤は拗ねたようでソファの上をずりずりと移動し、ソファの角に丸まった。


2人はそんな藤澤を見て「かわいい」と少し笑いながらも、寄って「ごめんね」と声をかけていた。






────────────────────────





おもりが見上げた時のりょつの優しい表情は、「いつだって変わらず同じ答えを返してるのは事実なんだから、今更それが嘘なわけないでしょ?」っていうことを表してたのかなって想像して頂けたら嬉しいです。


おもりはそれを見て「あ、そうだった」って思い出してくれたのかな…??


この話を書いている時にすごいぴったりな歌あるなって思ったので次回はこの話の歌詞パロです!すごい短いけど!



コメントくださると禿げるほど嬉しいです!!


読んでくださってありがとうございました!

まだまだ短編どんどん上げていきます!


ではまた次回!

🍏 fjsw 中心 短編集 💛

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,037

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚