テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#御本人様とは一切関係ありません
🫧想美🎐🍏
570
#だけなんだ
だけなんだ
653
見てくれている方はありがとうございます。
これによって「突然の訪問者」は完結いたします。
さて、どんな結末が貴方を選ぶのでしょうか。
「バレた…」
彼女はそう発したとともにリュックの中からナイフを取り出した。
「本当は初めて合った日に〇すつもりだったんだけどね…意外と価値がありそうだから取っておいただけ。」
僕は今までの推測をこう話した。
────
玄関口の紙袋の音、あれはナイフを包装していた新聞紙の音だった。
そうでもしないと自分の指に突き刺さったら、相手に危害を与える前に自分が怪我をしてしまう。
同じく玄関口で土の香りがした。
あれも前回の夫を〇したあとに埋めたスコップを持ってきたからであろう。
僕を本当に〇そうというならベランダに畑という最高の埋め地があるからだ。
ソファの端に座るのは前回の夫を〇したときに付着し、まだギリギリ取れきれなかった血液のシミを隠していた。
大変目の悪い僕にとってはそんなことはどうでも良かった。
つまり、あのソファはもとは彼女の手にあった。
そして極めつけ。
咄嗟にニュースを遮り、テレビの電源を落とすという行為だ。
本来なら別の番組にすればよいのではないか。
──そう考えることのできる理由は唯一つ。
前の夫の〇体が見つかり、どのテレビ局でも騒動になっているからだ。
───
この推理をすべて話す。
彼女は横一線に所持していたナイフを振るう。
彼女を睨みながら後ろへ8歩下がる。
あと数秒判断が遅れていたら、僕の体は真っ二つに割れていただろう。
「僕は残念だった。せっかく彼女が出来たと思ったのにその子が〇人犯だったなんて……。僕と一緒だね。」
一緒だねと行った理由、僕は、結婚詐欺〇人事件を計画するグループのトップだからだ。
結婚詐欺師と結婚詐欺師の夫婦。
僕の方もジャケットの内ポケットから小型ナイフを取り出す。
横一線に振るう。
「あ〜もう、掃除が大変なことになっちゃった…」
床には血液がそこらじゅうに散らばるあげく、彼女は倒れて動かなかった。
「結婚詐欺師、舐めたからこういうハメになるのに…馬鹿だなぁ。」
僕はただその言葉だけを残し、自身の畑に彼女を埋めた。
「突然の訪問者」完結いたしました。
読んでくれた方、ありがとうございました。
次のお話のネタバレ。
次は『#真相をお話しします』より、『惨者面談』にあやかり、お話を作らせていただきます。
ちなみにこのお話にもMrs.GREENAPPLE様の細かすぎるMVのネタが一つはいっております…!
なにかわかりますか?
正解は、『ワイン色のソファ』です!
ワイン色かはあまり見られていないのでわからないんですが、ソファ!
ソファが出てくるMVといえばfamilie?ビターバカンス?Breakfast?
私はあえて、少し年季が入っていそうなダーリンのソファにしました!
こういう感じでクイズも出していくので頑張って答えてみてください!
では、次のお話に行ってらっしゃいませ。
コメント
3件
読了しました!「一緒だね」の台詞、ゾッとすると同時にめちゃくちゃグッと来ました…。主人公もまた詐欺師で殺人犯だったという終盤の畳み掛け、伏線の回収も綺麗で一気に引き込まれました。掃除のセリフの淡々とした感じも、狂気と日常の境界が曖昧で怖かったです。完結お疲れ様でした!