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コメント
7件
好きです!!!
rbru/ご本人様関係NOTHING/nmmn/誤字あるかも/18
変な所多いかもしれません
rb『』 ru「」
rb side
俺がソファに座り休んでいると、小柳くんが近づいて来た。
『どうしたの?』
俺がそう問いかけると彼は俯いてしまった。
少し待ち、
顔を上げてくれたと思うと俺の目の前に立ち
ソファと俺の足の隙間に彼は足を置き、
俺の上に跨ってきた。
『んふっ、どうしたんですかー?』
「寂しい」
「俺に構え」
『もうちょっと可愛く言ってくださいよ〜、』
俺はそう言いつつも充分可愛く思っていた。
少し照れているその顔が愛しくて堪らない。
ツンデレな彼の事だ。きっと何も言ってくれないだろう。まぁ言ってくれるだけ良いですがね。
「⋯俺のこと見て構ってよ」
『⋯え、っ、⋯⋯⋯⋯』
まさか本当に言うとは思わず、少したじろいでしまった。
こんなに可愛く言うなんて俺想定してない。
「お前が言ったんだろこのバカタコ」
「何でお前が照れてるんだよ」
『⋯すいません』
『小柳くん、手を俺の肩に置いて』
「ん、」
彼が俺の上に座っているからか、下からでも可愛い彼の顔がよく見える。少し余裕の無さそうな顔もとても可愛い。
彼の腰を片腕で支え、余った片腕は彼の背中に纏わせ、指を彼の首に触れさせた。
彼と顔を合わせようと少し上を向くと、
彼が顔をどんどん近づけてくる。
鼻が触れ、唇も少しづつ触れてゆく。
彼が舌を差し出してくると、少し悪戯がしたくて口を塞ぐ。
「⋯っ、お前、口開けろよ」
『ふふ、嫌です。小柳くんが開けてください。』
「っは⋯?」
彼がどんな行動をしてくるのだろう、とワクワクしていると彼は再び顔を近づけてきて唇が触れた。
彼は俺の唇を猫が少しづつ水を飲むように少しだけ舌を出し舐めてきて、やがて彼は俺の唇をこじ開けてきた。
彼がどれだけ激しく長いキスをしたのかは、
顎にまで落ちていった唾液が物語っていた。
拭こうと思い彼の舌を外へ追いやると、
負けじと舌を出してきて、顎に光った唾液を舐めてきた。
追い出した舌と離した唇は何度も俺の口を埋め尽くしてきた。
『小柳くん、そんなに俺とキスしたかった?』
『今日随分と甘えただね。』
「べつに⋯。」
『ふふ、そうですか』
そう言って、彼の頭を撫でる。
心地良いホワイトムスクの香りは、俺の撫でる手を止めさせなかった。
夢中になっていると、彼は頭を撫でられるのがもどかしくなったのか、撫でていた手を掴まれ彼の頬に触れさせられた。
頬に触れさせられたまま掴まれている手は彼に操られていた。
彼は俺の手に頬を預けて、気持ちよさそうでに目を細めた。
少し冷たい彼の頬と細い指で俺の手を包んでいた。
『俺の手、すき?』
「⋯うん」
『⋯そう。ありがとう』
「星導の手、大きいけど優しい手だから好きだよ」
『⋯そうですか。』
可愛いと叫びたくなるその声と顔を見つめながら彼の頬にキスを落とす。
そのまま彼の首を舐め優しく皮膚を吸う。
彼の首は以前付けた跡で埋め尽くさせていたが薄くなっていて、濃く赤く滲んだ俺の跡が付く。
もう少し近づいてほしい、密着したいという俺の気持ちが先走って、彼の腰を強く抱き引き寄せる。
もう一度彼の顔を下からじっくりと眺めていると、
顔を俺の肩に乗せ、隠してくる。
『⋯顔、見たいんですけど?』
「いやだ、見ないで」
『なんで?』
頑なに顔を隠す彼に少し俺の中の強い感情が渦巻いてしまい、強引に彼の腕を俺の両手で上に上げる。
俺が曲げれる最高の角度まで振り向き、彼の耳を甘噛みする。
「⋯ん、っ、!」
彼は甘い声を漏らして、顔を上げてくる。
その隙を狙って彼の唇を勢いよく塞ぎ、舌で彼の口をかき乱す。
掴んだ両手は少しびくっ、と震えていて指は力が入り握りしめていた。
彼をかき乱すような深いキスを終え、息を整える。
息を必死に整えながら赤い顔で俺の目を見てくる彼の背中と腰を支え、ゆっくりと姿勢を変え、彼をソファに寝転ばせ押し倒す。
俺に押し倒されている彼は行き場のない腕を俺の首に回してきて、そのまま頬まで指を下ろしてくる。
両手で俺の顔を触れられ、キスをされる。
頬に置いてあった手は俺が彼の主導権を握るにつれて首に回されてゆく。
首に回された細い彼の腕を
俺が彼の唇から離れないようにどんどん腕を上に上げてき彼の肩は俺に触れそうな程にまでなっていた。そのまま背中に片手を回して彼を離さないように強く抱きしめる。
余った片手は彼が逃げぬように掴んだ腕を離さずにいた。肩が痛くなるほどに後ろに引っ張った。
その間はずっと唇を塞いでいた。彼の息が苦しくなるまでキスをして、息を吸う。そしてまた深くキスをする。この状態を何度も繰り返す。
しばらくすると彼から深く激しいキスをしてくるようになり俺の中の理性というものがパンクしそうになる。
彼に激しくキスをされ彼の腕を掴んだ力が弱くなると一瞬で解かれ、首に手を回される。
逃げぬまま、まるで俺が捕まえられるかのように。
『ねぇ小柳くん。誘ってる?』
「俺の事だいすき?」
『大好きですよ。』
「⋯甘えさせてくれるならいいよ」
『じゃあ遠慮なく甘えてくださいね』
「たくさん大好きって言って、いっぱいキスして」
「俺のことだけみて、愛してね」
『⋯小柳くん以外見ないですから』
『たくさん愛させて下さい』
彼を優しく抱えて寝室へと向かうと深いキスをしながらベットに彼を押し倒した。
髪が少し乱れた君が美しく愛しくて堪らなかった。
「⋯も、っと、っ!んっ、好き、ッて、言って、」
『好き。大好き。本当に大好きだよ』
「⋯っ、あ、りがと、んっ、 んむっ、⋯」
君が愛の言葉を求めてきて
俺が求めた言葉を返す度にするその表情が堪らなく好きだ。キスで埋める時のその表情も。
「も、っと、おくっ、んっ、っぅ゙、」
「⋯も、焦らさないで、っ⋯、っん」
「すき、っ。だいすき、」
『俺もだよ。いっぱい気持ちよくさせるから。ね?』
とてつもなく、甘い甜い夜だった。
今回のはだいぶ甘めなお話です❦
セリフよりかはその場がどんな風に、彼らはどのように何をしているかが8割位を占めていますがいい感じに出来たのではないかなと思っています❦