輝茜
ワンクッション
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ざわ…ざわ…
輝「ちょっとごめんねー」
輝「あ、八尋さーん!」
寧々「はーい、って…」
寧々「みっ、源先輩…?!」
輝「ふふ、久しぶりだね」
輝「ところで、蒼井いるかな?」
寧々「茜くんなら、さっきトイレの方向に走っていった気が…」
寧々「…あっ、私光君と待ち合わせしてるんだった!!」
輝「光?」
寧々「はい!花子くんにドーナツプレゼントする計画立ててて…すっごい楽しみなんです!」
寧々「あー光くん待ってるかも…!!着いたら謝らないと…!!」
寧々「失礼します!!」
輝「はーい、ありがとうね」
トイレ…か。
🚽🚹
げほっ…ぅ”え、
輝「…」
輝「大丈夫ですかー?」
?「…」
?「会長…?」
輝「そうだよー、源輝です」
輝「随分苦しそうな声が聞こえてね」
輝「具合悪いの、蒼井?」
茜「…分かってたのかよ」
茜「体調悪くないし具合も悪くない」
茜「大丈夫なんで帰ってください」
輝「…はーい」
輝「放課後生徒会室来てね」
茜「…」
コツ…コツ…
茜「…ぅ”ッ、」
茜「ぅ”えぇぇ…げほっ、ん”、」
茜「…はぁ、」
キィィ….
茜「あー、きもちわ…っ、?!!!」
輝「蒼井ーー、嘘ついたらダメだろ?」
輝「具合悪いなら正直に言う、分かった?」(頬手
茜「…ハイ」
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茜「…なんっでアンタが家まで来てんスか…」
輝「えーー、いいじゃん」
輝「一応俺の相方なんだからさ」
輝「看病くらいさせてよ、ね?」
茜「…アンタ看病なんて出来るんですか?」
輝「えー失礼だな、できるよちょっとくらい」
茜「じゃあ、俺は寝るんで、帰ってもいいですよ」
輝「だーかーらー、俺も看病するって」
輝「39度出てる人ひとりにする訳にいかないし」
茜「…俺はひとりでも、」
輝「蒼井。」
茜「….あーもうわーったよ…、」
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輝「はい、寝て!」
茜「はいはい、」
輝「冷蔵庫開けてもいい?」
茜「どーぞ」
数分後…
輝「…で、できた、!!」
輝「光ありがとうう、」
光『おう!兄ちゃんが料理成功するなんてな!』
輝「ほんとにありがとう、じゃあまた後で」
光『はーい』
…ぅ”う、はあッ、んぐ…ずび、
輝「…蒼井…?」
ガチャッ
茜「うぁ”…、ずびっ、」
輝「あおい…、?」
輝「吐きそう?なんか食べたい?」
茜「かいちょ…、こっち来んな…うつる、」
輝「気にしないよ、熱測ろっか」
ぴぴっぴぴっ…
輝「…よ、41度…?!!」
輝「うそ、蒼井しなない…?!」
茜「…ん”ん、けほっ、」
輝「……どうしよう…。」
輝「…」(ちゅ
茜「…な、なにしてん…すかっ、!」
茜「移るっつってんだろ、馬鹿会長…、」
輝「…今の蒼井、ちょ、ちょっとだけ、」
輝「…えろかった…から、つい…、//」
輝「ご、ごめん!!熱出してるのに…」
茜「…き、きンもっ、クソ会長…、」
茜「こんな時に何考えてんだよ…」(潜
輝「…ごめんね蒼井ぃー…」(微笑
輝「でもさ、耳真っ赤だよ??」
輝「熱のせいかな?あれ??」
茜「…ぅ、うるせぇ、!///」
茜「…あんなん、誰でも…、照れるだろ…//」
輝「…かわい、」
輝「早く治すんだよ」
輝「そしたら沢山キスしてあげるよ」
茜「しなくていいわ!!!//」
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輝「いやー治ってよかったよ」
茜「…ありがとう、ございました」
輝「…珍しいねお礼なんて、」
輝「まあ、元気になってよかった」
茜「…はい。」
茜「あの、おれ、風邪ひいてる時、色々おかしくなっちゃって、アンタに酷いこととか、沢山言っちゃったかも知んない、です、ごめんなさい。」
輝「…ほんとにどうしたの、素直すぎない?」
輝「別に傷ついてなんかないよ」
輝「反抗してる蒼井もかわいかったし」
茜「…そうですか。」
茜「それはそれでキモイですね」
輝「えーーひっどいなあ、」
輝「…へっくし、」
輝「いやーー最近くしゃみよく出るんだよね」
茜「…だからやめろって言ったのに…」(怒
End
コメント
2件
最高ですこれからも輝茜お願いします(´;ω;`)