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1,練習と試合
一生懸命にやってる『つもり』
でも上手く打てない。
だったら諦める、いや、打ち方を変えてもらおう
そうすれば俺が打ちやすい。
もっと変えて、違う、もっと。
ただボールを上に投げるだけの簡単なゲーム
ずっとそう思ってやってきた。
来たボールを真上に打つ。
そうすれば優秀な誰かが決めてくれる。
そして今日もまた真上に打つ。
だって、誰かが決めてくれるから。
影)金田一!国見!お前らちゃんとやる気あんのか!
金)あるよ、
国)ある。
影山)だったらなんで、!
あー、うるせぇ
自分もろくに出来ねぇくせに、
まぁ適当に聞いとけばいい、
どうせまたすぐ怒り始めるから。
影山は自己中、
コート場の王様、孤独な王様と呼ばれている
バレーで少しミスっただけで
大声を出して怒鳴る。
うざかった。
アイツなんか要らないってずっと思ってた。
でもその願いは叶った
雪々兵との試合中、
いつものように影山が怒鳴っていた。
いつもの何倍ピリピリしていた。
北川第一が10点・ 雪々兵が8点の時
国見がパスを俺に出した時、そのパスを影山も取りに行って、ぶつかった。
そのせいで、1点持ってかれた。
その時だった。
『俺に合わせろよ!!』
その言葉を聞いて皆呆れてた。
体育館全体が静まり返っていた。
アイツは試合から外された。
それからは順調で最高に楽しい試合だった。
アイツが居ないだけで空気がとても軽く、良かった。