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𐙚 花見 ໒꒱· ゚
sy side
静寂に包まれた夜。
ひんやりとした廊下には、鼻をすする音と漏れ出る嗚咽が響くだけ。
sy『ひッ…っ、ふぐ、ッ…っ、…ッ』
寝室の扉横、その扉の奥にはkzが眠っている。
仕事で疲れたkzを起こすまいと、必死に声を押し殺す。
何故こんなに涙が出るのか、苦しいのか自分ですら分からなかった。
ここ最近薄々と感じていた、”不安感”。
そんな漠然とした不安が、深夜に目を覚ました俺の心に直接響いた。
苦しい苦しい、怖い怖い。
理由すら分からないこの不安に俺の心は蝕まれていく。
sy『はッ…っ、ひッ…ぅ、…っぅうッ…っ、』
だんだんと、漏れ出る嗚咽は大きくなる。
それに伴って、口元を抑える力も強くなる。
呼吸がしずらい。
苦しい、怖い。助けて欲しい。
口を開けば、kzに助けを求めてしまいそうで俺は無理矢理その言葉を飲み込むしかなかった。
sy『ぅ”うッ…ぁ、っ…ひッ…っ、ぅう…っ…ッ』
――抑えきれない嗚咽。
手だけじゃ無理だと思い、
俺は、自身の腕に噛み付いた。
痛い、痛い。
口の中に血の味が広がる。
不味くて、気持ち悪い。
でも、kzに迷惑かけるくらいなら…
ガチャリ__。
寝室の扉が開かれた。
kz『sy…ぉ?、なんしてんの…?』
そして、寝ぼけたkzの声が降ってくる。
眠そうに軽く目を擦り、欠伸をする。
横目でその姿を確認する。
kz『sy…?』
俺の姿を確認したkzの目が強く開かれる。
ぱちりと、完全に目が合った。
kz『sy…っ?!、どうした…?』
〃『一旦、口離そ?痛いよ…』
そういいながら、俺と目線を合わせ、しゃがみこむ。
ふわふわと、頭を撫でられる。
そうして、少し力ずくに腕を噛む俺の口を離してゆく。
kz『体調悪い、?…吐いた?熱は?』
〃『どっか痛い?…どうした、?』
優しい声で色んなことを問われる。
しかし、何を聞いてもただただ涙を流す俺を見てkzは、焦ったような声を出す。
kz『どうしたの…sy~、、』
背中に腕を回され、優しく抱擁される。
暖かくて、甘い匂い…
それにどうしても、縋りたくなる。
sy『kzッ…っ、ひッ…ぅう、っッ…っ、ぅあッ…っ』
kz『kzだよー、大丈夫大丈夫。』
強く噛んだ腕がじくじくと痛む。
でも、それ以上にkzに迷惑をかけた罪悪感と精神的な辛さが先に来る。
――kzの腕の中で泣きじゃくっていると、
いつの間にか、抱き上げられて…
子どもをあやすように、ゆらゆらと揺られて
優しく頭を撫でられて
『大丈夫』だと、柔らかくそれであって力強い声をかけられる
そんな、kzからのケアもあって俺はゆっくりと心の静寂を取り戻していく。
sy『kz…』
kzの肩にすりすりと顔擦り寄せ、kzの名を呼ぶ。
kz『ん…?』
いつもより柔らかく、優しい声が降ってくる。
sy『ごめ…ん、ッ』
一拍の沈黙__。
kz『なんで謝んの…』
ほんの少しの苛立ち。
kz side
珍しく真夜中に目が覚めた。
別に水が飲みたいだとか、うなされていただとか、そんなものじゃなくて。
なにか本能的なもの。
起きて気付いたのは、いつも隣で気持ちよさそうに寝ているsyの姿がなかったこと。
トイレか、と思い。
俺は再度目を閉じ、眠りに落ちようとしていた。
しかし、うっすらと聞こえたsyの声。
俺は心配になって、寝室を出た。
眠気で、目がボヤボヤとする。欠伸が出る。
そんな俺の前に現れたのは、泣きじゃくりその声を抑えるためか、腕を強く噛むsyだった。
一気に目が覚めた。
サーッと血の気が引いた気がした。
何を質問しても、泣きじゃくるsy。
抱き上げ、あやしても俺の名を呼び謝り続ける。
呼吸が浅い、
脈も異常に速く、時折飛んでいる。
パニック発作のようなものを起こしているのか…
kz『しんどなぁ…』
sy『明日もッ…仕事なの、にッ…っ、寝なきゃ、ひぅッ…寝なッ…、きゃ…ッ』
この世の全てがsyの心の闇を深くしているように感じる夜だった。
⋆˳˙ ୨୧…………………………………୨୧˙˳⋆
どもです✨
ただただsy彡が苦しむお話です^^
これは僕のさじ加減でsy彡を救ったり、落としたりするだけの話です🫠ᩚ
僕の気分次第、苦しむネタが思いつき次第投稿されますw
次は多分連載の方進めます!!
良ければ感想ください💬
(〜🌾・ω・)〜🌾
コメント
3件
しゅうとさんをあやすかざねさんが彼氏すぎるッ♡しゅうとさんにも辛いことあるよね😭 無理せずもうかざねさんに甘えまくってください!!見るの遅れましたが、いつも通りめっちゃ最高でした!これからも頑張ってください!!
うぅなんか私までくるしくなってきますね🫠 必死に声押し56してるsyu彡…見てるのがつれぇ😭 kz彡優しいですねぇ😭 あ〜rm彡バージョンも見たいな〜なんて… そんな、嘘ですよ?!!
小説の方も待ってました!!いつも何故がタイミングよく私がスマホを開く時に投稿してくださるので早く見れてます!!苦しんでパニック状態なしゅうとさんを安心させようと抱っこしてあやすかざねさんが流石にによすぎます😌しゅうとさんもかざねさんを困らせないように必死に一人で我慢しようとする姿も切なくて😖お互いを思いやる姿に私の心臓が…!! 今日もありがとうございました!!