コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
村の小鬼達の依頼を受けに
俺は村の中心にある集い場に来ていた。
集い場には何匹かのゴブリンが居て、掲示板に
困っていることなどを書いている。
報酬などの管理は村長や集い場責任者と言われるゴブリンが行っていた。
「おぉ、お客さん。なにか依頼を受けてくださるのかな?」
村長をしているゴブリンが話しかけてきた。
「あぁ なにか弱い魔物狩りの依頼でもないか?」
村長は少し考え、
「ではこれなんてどうですか?」
「一角ウサギを10体討伐です。1匹あたりの魔素量は10前後ですね」
どうやらこの辺では一角ウサギが襲ってくる時があるらしい。
そのため数を減らしておくというわけだろう。
「分かりました。それでお願いします」
魔素量10前後なら一体ずつ狩っていけば問題ないだろう。
「では倒し終わりましたら一角ウサギの角を証拠として10本持ってきてください」
「はい」
俺は森に出発した。