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「さてとそろそろ帰ろっか。今日どこかでご飯食べてく?」
「うん」
佐久間を離して立ち上がり、佐久間と自分の荷物を持ち
「じゃ、先に帰るね」
「あ、涼太ちょっと待ってて」
佐久間は深澤に近づくと小声で
「翔太に逃げられる前に、ちゃんと思い伝えろよ」
「佐久間〜!」
「あはは! じゃあね、おっちー」
2人が手を繋ぎ出ていくのを見送った。
「ふっか? どうかした?」
「どうもしない!」
深澤は阿部の言葉に大きく反応した。
「じゃあ、俺も帰るわ」
「俺も明日早いから、帰らないと」
阿部がささっと着替えを済ませて帰っていく。
楽屋を出ようとしたところで、深澤に声をかけられる。
「あ! し、翔太、ちょっと待って!」
「ふっかさん?」
「…話したいことがあるから、途中まで一緒に帰らない?
というか、帰りたい、んだけど」
「あ…じゃあ、待ってる…」
深澤も慌てて着替えを済ませて、荷物を持ち出ていく。
渡辺の近くに駆け寄り、息を整えて
「翔太に伝えたいことがあるんだ…」
もうひと組の恋の成就まであと少し…?