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窪瀬聖真
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そして、私が追放となる1番の原因となった、パーティの日。
私は、 パーティ会場に着くと、ミナに呼び出された。
呼び出されたのは、パーティ会場の2階へと繋がる、正面階段を上がったすぐそこ。
どうして、そんなところに呼び出すのだろう、と私は不思議に思った。何か、人に聞かれてはいけないことなのか、と心配にもなった。
しかし、実際は違った。
階段を上がったら、ミナは悪い笑みを一瞬浮かべ、すぐに歩き出した。
「ミナ?」
そう呼ぶ私の声を無視して、ミナは階段からふらっと落ちた。
ミナを心配して、慌てて手を伸ばしたが、遅かった。
鳴り響く貴族の悲鳴、頭から血を流すミナ。 そして、青ざめた顔で手を伸ばしたまま固まっている、私。
この状況からでは、ミナが自ら落ちたとは信じないだろう。