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今日から祖母の日記を受け継ぐ事にした。今日は初めて仲間と言える人に会えて嬉しかった。
ヘンテコな文だけど私は嫌いじゃ無かった。祖母の日記一通り目を通し日記を閉じ、机の引き出しにしまった。その後あの頃の懐かしさを感じたく、自室の本に手を掛けた。
『遥か昔、1人の大蛇がいた。大蛇は莫大な力を待っており大蛇は性悪で人に危害を及ぼすのが好きだった。ある日、町の男が自分の母が不治の病の侵され治す為の“力”と“金”を探しに行った。まず男は大蛇の“金”を奪った。その後大蛇の“力”を奪おうとしたが大蛇は避け、男に問うた。
「何故余の力を欲する?」
男は言った。
「妻を助ける為にどうしても“金”と“力”が必要なのだ。」
大蛇は不気味な笑顔を作った
「良かろう良かろう。それならば余の力と金をやろうではないか。」
男は喜び大蛇に感謝した。大蛇はそんな喜んだ男を“力”で殺した。その後、男の妻は病死した。神は大蛇に言った。
「貴様が殺したせいで2人もの尊い命が消えた。」
「それがどうかしたのか?余はただ“金”と“力”を守っただけじゃ。」
神は大蛇を殺し、大蛇は2人の命を消した罪を今でも償っている』
「…..私はそんな【罪】を犯した大蛇の呪い子か……..」
私の呟きに答える者はいない。そんな静かな場所にドアをノックする音が響いた。