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みぅです🤍🥀 2話、すごくよかった……! こうたが律の告白現場を目撃してから、ずっと心臓がギュッてなってた。自分が知らなければって押し♡♡♡ところ、すごく痛かったし、最後の寝室のシーンは「待って聞いて!!」って思わず声出そうになったよ…💦 でも誤解が解けて、大型犬みたいな律が「ごめん」って泣きそうになりながら謝るところ、私は逆に好きだなって思った。嫉妬ってそれだけ本気ってことだもんね。 最後の「いっぱい愛して?」で全部報われた気がした…🌙 続きがめっちゃ気になるし、この2人の甘さと苦さのバセ、本当に刺さる。裏歌さん、素敵な作品ありがとうございます!
キーンコーンカーンコーン
チャイムの音と共に生徒たちの騒がしい明るい声が響く。
ここは2-3文型クラス。
簓「くろ!!!次の古典の予習を忘れた!!次出席番号的にオレなんだけど!?」
黒「またか…?お前前も忘れたよなぁ…。」
こいつは簓。俺の隣の席で課題を忘れる常習犯であり同じバスケ部のチームメイト。
簓「購買の幻の焼きそばパンでひとつ!なにとぞ!」
手を合わせ頼みこんでくる。まったく…本当なら甘やかしすぎたのもあり
忘れたのが悪いのだの、自業自得だのと言うつもりだったが…あの焼きそばパンを出されたらしょうがない。あれは月に1回、第1木曜日に数量限定(10こ)しか売っていないからだ。
甘辛いソースに太めの麺、購買で売ってるにも関わらず肉や野菜がふんだんに入っているアレ。それにも関わらず100円(税込)というバグ。
黒「まったく…。ほらよ。」
そう言って予習したノートをみせてやる。
簓は感謝をしながらスマホを取り出し写真を撮る。
簓「まーじでありがと🙏。助かったわ!」
黒「焼きそばパン忘れんなよ?」
簓「簓ちゃんに任せーや!購買のおばちゃんとは仲がいいからな」
となぞのドヤ顔に少し呆れていると
騒がしい声のなか多数の走る音が聞こえる。
「きんちゃん先輩!!!」
あれは演劇部の…後輩だった気がする。とても甘い香りをまとわせて2・3人がやって来た。
休み時間も10分ほどしかない中なんの用事だろう。きんちゃん先輩…。うちのクラスできんちゃんと呼ばれてるのは
演劇部のモテ男「金子 律」のことだろう。
クラスメイトが律のことを呼ぶと金髪を揺らしあらわれる。
金「どうしたの?みーちゃん、あゆちゃん、さっちゃん?」
この男は顔を見るだけで名前を覚えていたり、他パートの子まで理解してる豆なところがモテる原因なんだろうなと思う。
3人「これ!私たちのグループで作ったクッキーです!!」
そう言ってピンクの袋を渡してくる。
話を聞く感じ1年生は今日調理実習でクッキーを焼いたようだ。
甘くて香ばしいそれはバターをふんだんに使った甘いクッキーだろう。
金「いいの?けどみんなの分は?」
3人「わ…わたしたちは味見で食べましたから!」
そう聞くと袋から3枚形の違うクッキーを取り
金「じゃあこの3枚だけもらうね?みんなで食べたほうが美味しいでしょ?」
と一口かじる。
女たらしめ…そんなことを考えていると
簓「きんちゃんモテモテやなぁ。あれで彼女いないんやろ?」
そういいながら座っている俺の頭に顎を乗せてくる。
黒「あんな奴のどこがいいんだか…。騒がしいし、うるさいし、成績悪いし、顔がよくて優しいだけのあんな奴のどこが…」
そういうと
簓はニヤリと笑いながら
簓「あの後輩ちゃんたち、金ちゃんのこと好きみたいやし誰かと付き合うのかねぇ〜」
と煽ってくる。こいつ知ってて言ってやがる
律は3人と話終えると俺の方にやってきて
金「簓!なにやってんの!離れて!こうたの頭の上は僕の場所なの!ほらクッキーあげるから!!」
さっき貰ったクッキー2枚と半分を簓の口に無理やりいれる。
簓「ん!!!んーんー!!!」
黒「俺の頭の上は誰の場所でもないんですけど??」
そういうと
金「ずっと前から!」
俺の頭のうえに顎を乗せてバックハグの状態になると
金「俺今ダイエット中だし〜。あんなにバター入れるのは無理!それに…」
そういうと俺のスクバを漁り始め
金「こうたが作ったクッキーがあるからいいもーん。」
と、俺があとで食べようと作ってきた(言い訳)低糖質クッキーを食べ始める」
黒「頭のうえにクッキーがポロポロおちる!!それに6月で暑いから離れろ。」
金「しょぼん…」
顔をしょぼんとさせ…ないはずの耳と尻尾が垂れ下がってるように感じた。
簓「やーい(笑)。わんわん怒られてるやん(笑)。」
クッキーを食べ終えた簓が煽ると
金「俺犬じゃないし!」
簓「きゃー(棒)くろ助けて〜。」
金「こうた関係ないだろ!!まちやがれ!w」
とじゃれ合う。2人とも犬にしか見えない(笑)。
キーンコーンカーンコーン
ガラガラ
先生「こらーチャイムなっただろ?座れー問題児達。」
2人「はーい」
先生「自覚あるなら直せ。遅刻常習犯と課題忘れ常習犯」
2人「ぶぅー」
そんな人にザマァというように舌を出す。
放課後部活を終えると
いつもの待ち合わせの場所に向かう。
ギリギリまで部活をしているため普段は先に律が来て待っている時計台の下。
練習着から着替えまで荷物をまとめて走る。
黒「律…待たせ」
そんな声をかけようとすると
休み時間に来ていた後輩の1人が律と話している。部活の話かもしれない。そう思い影で聞いていると
後輩「先輩!好きです!付き合ってください」
という声が聞こえる。
あまりのことに荷物が落ちた。
俺と律は一応付き合っている。
けれど俺の思い違いだったら?塩対応に飽きていたら?
そんな事を考えると心臓がバクバクする。
律が何かを答えるが心音が全てをかき消す。
なにか話終えると律はこちらに向かってくる
金「帰ろう!」
と微笑む。俺は聞いていないふりをして頷く。
俺が知らなければ大丈夫。言わなければこの関係は崩れない。大丈夫。大丈夫。
しばらくすると律の家につく
律の両親は海外出張でほぼ帰ってこない。
俺の両親も夜遅くまで仕事なので
律の家に泊まることも多い。今日は律の家に泊まる日。あんな事を聞いて気が気ではないが思考を無理やりとめる。
いつもと変わらず
そう意識をすればするほど
ぎこちなくなる。
律「こうたー。コレ運んで」
黒「あ、あぁ。」
律が渡してくれたグラスを受け取るが手が滑ってしまって割れてしまう
律「大丈夫!?」
そういって俺の手を握る
黒「大丈夫…大丈夫(笑)。て滑っちゃって」
律「そう…?バスケ部の主将なんだからお手々はだいじにしないとダメだよ?」
そういって俺の指の切れた傷から垂れる血をぺろっと舐める
黒「やめろって…きたないから」
律「こうたのなら汚くないもーん」
そういいながら絆創膏を貼ってくれる
食事や風呂を終えてスマホを触っていると
律「ねぇ?こうた?」
黒「なに」
律「僕に隠してることない?」
ドキッとした
黒「何のこと?何も隠してないけど」
律「嘘つき。嘘ついてる時のこうた分かりやすいよ。もしかして…、女でも出来た?」
こいつなんて勘違いしてやがる!!
黒「ちが…!!」
言い訳をする前に律は俺を軽々と抱え
向かった先は…
寝室だった。
黒「律!!!待って!!聞けって!!」
いつもなら痛くないようにゆっくりと用意を手伝ってくれる彼の優しい手が乱暴に俺の服を脱がせる。
黒「痛い”!!!痛いって!!律”!!」
キスも前戯もないただ硬い物を出し入れするだけで気持ちよさも何も無い。ただ痛いだけ。
もしかしたら血が出ているかもしれない。腹の圧迫感が気持ち悪い。いつものふわふわはどこにもない。
金「気持ちいいでしょ?」
こんなのただの獣の交尾、使い倒す勢いの性処理。
黒「や”!!!や”m”!!」
金「こんな俺専用の穴で女抱こうとしてんの?もう監禁しちゃおうか。俺以外いらないよな。」
律が俺って…怒ってる。言い訳したいのに声が震える
違う…そうじゃないって言いたいだけなのに
あまりの悔しさに涙があふれる
金「え?なんで泣いてんの?」
黒「ちが‥グスッ…。俺は…律だけだもん…」
脳を介さず言葉があふれる。どんなに醜い顔だろうがもう知らない
金「だって隠し事話してくれなかったし…」
と無理やりの行為をやめる
黒「律が…グスッ、女の子に告白されてるの見て…」
そういうと律は何かを察し頭を撫でながら
金「いやぁ、見られちゃったかw。あれは次の演劇の大会で出すやつの練習w。」
律の話しを聞くことには
1ヶ月後に控えた地方大会のテーマ「甘酸っぱい恋」に合わせた恋愛ものを制作したらしく、律は脚本、あの後輩は今回の主演だと。
後輩がどうしても演技に納得できず、どうすればもっとよくなるのかを書いた本人に聞いたらしい。それなら俺が来るまでの30分の間にやってしまおうと考えたらしい。
そして俺が見たシーンはラスト時計台の下に先輩を呼び出し告白するシーンだったらしい。
金「それにあの子には三年の先輩に彼氏いるしw」
黒「おれの”kんちがい”だった”って”こと?」
泣き枯れた声で彼にいうと律は焦って
金「ごめん!!!僕の方こそ勝手に決めつけて!先走って!!」
そう言って俺を抱き寄せる。
黒「怖かった…」
そういうと律は泣きそうになりながら謝ってくる。
金「本当に!!ごめん!!うめあわせ…させて?」
と申し訳なさそうにいうので俺は苦笑いをしながら答える。この今にでも泣きそうな大型犬には俺も悪いことしたし…w。
それに少し震えてしまってる自分が嫌だ。
だから、いつもは素直になれないけど
黒「じゃあいっぱい愛して?」