テラーノベル
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完全に自己満の自分の為だけに作った小説🤨
TelamonとHacklordメインです
この小説は
・TelamonがShedletskyの第2の人格、またはそれに近い物として扱われています。
・TelamonはHacklordを除く他の人(別世界線の自分でも)からは見えていない設定です。
・かなり2人の口調が迷走しています。
・作者自身が腐が好きすぎる故、cp要素っぽい何かが混ざっているかもしれません。
それでもよろしければ下へスクロール。
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Hacklord side
今でも鮮明に思い出す。
彼女の顔、笑い方、仕草。
全部が愛おしかった、だからこそ俺は壊してしまったのかもしれない。
…いや、もしかしたら俺が自ら望んで壊してしまったのかもしれない。
そんなどうでもいい思考を巡らせながらも今日もまた一体俺が俺の手によって生命を失っていく。
あの子がもし居たら_
…なんて、意味のない考えを振り切るかのように首を左右に揺らした。
あの子がもし生きていたとしても…
きっと俺の進む道は変わらないのだから。
広がっていく赤を眺めながらも、俺は大剣を振ってこびりつくかのように着いた赤を振り落とした。
……さて、これからどうしようか。
生きる為の行為を取るのもなんとなく嫌になってしまった。
飯や睡眠を取る暇があれば一刻も早くあの子の為に俺を殺さないと、俺に残された物が何も無くなってしまうような感覚が不覚にも怖かった。
まるであの子を失ったあの時に戻るような気がしてならなかった。
…ならばやる事はただ1つ。
再び俺を殺す為に俺は足を進めるしかない。
『…おい、貴様。』
…だが、最近はあまり身体が軽くは無い。
『 …おいと言っているだろう。』
歳のせいか…またはただの疲労か…
『 …聞こえてるだろう? 』
……しかし、歳と言えどそこまでではない…ならば疲労か…。
随分と甘えたもの__
『そこまでだ。』
そうぼんやりと考えていたら例のアイツが俺を邪魔してきた。
「…」
『ふん…貴様はいつもそうやって私を無視する…。』
『それだけあの女に心を売ってるのか?』
『一人の為だけにそこまでになるだなんて惨めな物だな。』
「っ!」
俺は挑発でもするかのように言葉を続けようとしたアイツへ大剣を振るった。
しかし俺の攻撃も虚しくすり抜けていく。
『はっ、私は貴様にしか見えていない…それもまるで霊のような存在であると…何度言ったらわかる?』
そうやって挑発的に笑う俺…Telamonは俺を毎回苛立たせる。
…はっきり言ってずっと昔から殺したい程だった。
俺がかつて醜いShedletskyだった頃も。
『おい、いつ私にその身体を譲ってくれる?』
『血が騒いで仕方がないのだ。』
あの子に気を引かれた時も
『…貴様、あの女が好きなのか?』
『 ……貴様も堕ちたな。』
あの子が死んだ時もそうだ。
『 …ふん、人間は脆い物だな。』
『あんな奴に心を奪われるのが悪いのだ。』
なんて俺の気持ちなど知らずに笑いかける。
気味が悪いほどに。
「…なんだ。」
『ふん、やっと私と交流する気になったか。』
その上から目線の口調も、
俺の全てを見透かすような鋭い視線も。
俺と同じような頭の羽根が生えているのも。
「……全てが嫌いだ。」
『それは私の事か?』
更に気味の悪い笑みを浮かべる。
殺せるのならさっさと殺したい程に。
「……決まっているだろう。」
『…そうか』
『だが貴様がどんなに私を嫌っても…
私はもう1つの貴様に近い者だ。』
『私の肉体は無いが…簡単に離せる物ではないのは分かっているだろう?』
「……嗚呼。」
「だからこそ忌々しい。」
そう答え、俺はアイツを切れずにただ空を切った剣を担ぎ直し、逃げるように歩き出す。
どうせいくら離れようとしても着いてくるのだから。
『…すぐに苛立って自虐に走る者程愚かな物はないな。』
そう鼻で笑いながらアイツも着いてくる。
大股で歩く俺とは対称的に、アイツはでかい体格でありながらも、飛ぶかのように浮かんでは俺の視界を遮るかのように移動する。
まるで羽虫のようだと思いつつも、アイツを振り払うかのように手を払い、目線を逸らせばその先に黄色い素足の者が見えた気がした。
雷のような音を鳴らしながらも仮面を付け直し、位置を確認すれば俺の探し求めていたShedletskyだった。
『おい、何処へ_』
問いかけるアイツの声すら無視をして俺は走り出した。
殺すべき俺がいたのだ、殺さない手は無い。
長いコートの裾を翻し、足音など気にせずに標的の元へ、棺を投げつける。
衝撃音と共に棺の重量が確かに増えた事を感じ、俺は棺を手繰り寄せては目を回すShedletskyの喉元を大剣で搔き切る。
睨みながらも俺を見つめるアイツは滑稽で、笑いが込み上げてくる程だった。
その顔を前に俺は口元を歪ませて大きく笑った。
細い剣を取り出しては上から思いっきり振りかざしてくる攻撃を避け、逆にこちら側が切りかかれば剣で攻撃を跳ね返される。
体力的にもアイツは限界の筈だ。
俺は横になぎ払い、Shedletskyを軽く吹き飛ばして床に這いつくばった隙を着いて俺は棺を振りかざした。
その瞬間Shedletskyが何かを口にしようとしていた気がした。
絶望に染まり、逃げれないと悟る目で俺を見上げた。
…その慈悲を乞うような醜い声も聞きたくなかった。
だがアイツは棺に押しつぶされる前に…
「 ごめん_ 」
全てを諦めた目で笑いかけた。
「…は…?」
確かに謝罪の言葉だった。
だが誰に向けた謝罪なのかも分からず、更には言い切ることすら叶わずにShedletskyの頭部は肉になり、地を赤で染まってゆく。
「…っ」
視界がぐらりと歪んだ気がした。
何故。 あのShedletskyは、?
止めようのない思考が俺を埋め尽くす。
あのShedletskyの表情があの子と重なって見えた。
呼吸の仕方も分からなくなる程酷く動揺していたのだと思う。
気が付いた頃には俺は膝を着いていた。
『…ふん』
『貴様の望む獲物1つの言葉でここまで動揺するとは。』
Telamonは酷く不愉快とでも言うかのように顔を歪ませながらも、俺の顔色を覗き込んできた。
『お世辞にも良い顔とは言えないな。』
笑わずに淡々と告げるような声。
それに対し、俺は何を言う気になれずにただ顔を伏せていた。
『…少しだけだ。』
不意にアイツが何かを言った。
俺はゆっくりと顔を上げてTelamonの顔を見た。
Telamonは俺の近くに図々しく腰を下ろせば、ただ無言で傍にいた。
その姿が昔の俺のような気がして 酷く落ち着かなかった。
嫌いだと呟きつつ、俺も両膝を着いて座り込んだ。
少しだけ、 俺は全てから逃避行するかのように目を瞑った。
コメント
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オッホホォォ!!!!(は?)好きなコンビ...?は?好き好き好き。結婚届け出すわ💍(?)