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あ...さようなら(昇天
叶受け初めて見ましたけどまじで美味しいですね、ハマります!!
いつもknkzしか見ないんですけど、たまにはkzknもいいですね...!
《700人企画》
今回は《kzkn》です!
リクエストありがとうございます❣️
地雷様はプラウザバックしてください🙇
初書きなので甘めに見てもらえると嬉しいです、
配信エロ R15♡
______
『……ごめん。一回ミュートにするね』
《りょ》
《なんかあったー?》
《待機〜》
《ミュートしないで》
リスナーのコメントを見ながらマイクをオフにする。その間もコメントは流れ続けていて、罪悪感が湧いてくる。今でもすぐに配信に戻りたいが僕にはそれができない理由があった。
その理由は___
『葛葉…そろそろやめてくれない?』
「なんで」
『いやなんでじゃない。今配信中なんですけど』
そう、葛葉が僕を後ろから抱きしめているのが原因だった。ひとまず防音部屋にいるのもダメだが、抱き締めるのは論外だ。バレたらどうするんだ
葛葉の息が肩に当たってくすぐったい。なるべく早く退かさないと…
『くーず。本当に離れて』
「やだ」
『やだって、お前ねえ…』
まわされている腕を離そうとするが、ガッチリホールドされていてピクリとも動かない。いつもの弱々しい葛葉はどこにいったんだ。というかその馬鹿力はどこから出てんの?
「…かなえ、…いい匂いする」
『はあ?…ぁッ…ん、…ちょ、葛葉!」
「やらしーこえ。キスしただけで感じてんの?」
『ちょ、っとッ、…ぁッ、!?』
机に足が当たり、ガタッと揺れる。葛葉はくすくすと悪魔な笑みで笑っていた。
葛葉の手がまた、僕の胸の飾りをピンっと弾く。その刺激に自分のモノが疼くのを感じた
「なに感じてんの?…ほら早く戻んないと。リスナー呼んでんぞ」
『葛葉っ…それワザとでしょッ…』
「…なにが?」
『っ、ぁ…ッ、♡ん、うぅ…ッ、』
睨みつけるがそれも効かないようで、反対に僕の乳首を弄る力が強くなるだけで逆効果だった。ガタガタと机が揺れる。リスナーも流石に心配になったのだろうか、コメントの流れが徐々に速くなっていく。それと同様に僕の心臓の鼓動も徐々に速くなっていくばかりで
「早く出た方がいーんじゃねえの?」
『ッ…ふ、ぅ…じゃ、手、止めて』
「…分かった」
葛葉は案外素直に手を離した。
ふぅ、と一息ついて配信に戻るべくミュートを外した。
《お!おかえり〜》
《女か?》
《誰よその吸血鬼!》
《待ってた》
『ごめんね〜…ちょっとトラブってた』
そう謝るとコメントの流れも少しとどまった。内心ほっとため息をつきながら配信に戻る。いや、戻ろうとした
『…っ、!?』
「…んふ、かーわい…」
葛葉が服の中にまた手を入れてきたのだ。
この男は一体何をしているんだ、今はミュートをしていない。どの音でも筒抜けだ。
それを知ってか知らずか僕の耳元でそう囁いた
《叶くん〜?》
《大丈夫か》
《なんか声した気がする》
《体調悪い?》
《声したな》
ドクリと心臓が鳴る。やばい、バレている
無意識に冷や汗が喉を伝う。どうやって嘘をつこう。こうなったのも全部この吸血鬼のせいなのに。今ここで葛葉が いるということを伝えてもいいが、変に胸騒ぎがして上手く言葉を紡げなかった。
どうしようかと頭を抱えていると、急に葛葉が声を出した
「…リスナーの皆さんこんにちわ。にじさんじ所属の葛葉でーす」
《え!?》
《は》
《マジで葛葉で草》
《やば》
《てえてえかこれ》
《ありがとう》
《泊まり?》
《なんでいんの》
《kwsk》
さっきとは比べものにならないくらいに流れていくコメントをただただ見つめる事しかできなかった。この男が一体何がしたいのか全く分からなかった
「いやー、今日ちょっと叶体調悪くて俺面倒見てたんだけど、限界ぽいっすわ」
『は、ちょくず___』
「…叶も辛そうなんで終わりまーす」
《マジか》
《叶大丈夫?》
《え、終わるの》
《お大事に》
《てえてえありがとう》
《またね》
そう言って目の前の彼は本当に配信を閉じた。あまりの呆気なさに言葉が出ない。
いや、言いたい事がありすぎて何も言葉が出てこない。ひとまず殴った方がいいのだろうか
『くず_____っ、…!?…ぃた、ッ』
「……っは、これでやっと叶のこと食える」
『はぁ!?何言ってっ___ぁ”ッ♡』
言葉を発する前に押し倒されたと思ったら、勢いよく首筋に噛みつかれた。あまりの急さに腰が跳ねる。するどい歯と熱い舌の感覚に何がなんだか分からなくなってただ嬌声を上げる事しか出来なかった。
ようやく口を離された頃にはもう何がなんだか分からなくなっており、ただ目の前がフワフワしていることしか分からなかった
僕の目の前には雄の顔をした葛葉しか見えていなかった
「その顔、エロすぎ…っ」
『く、ずっ…も、っと』
「…はは、…当たり前。…抱き潰してやるよ♡」
葛葉は舌なめずりをして、また僕の首筋に舌を這わせた
ゆっくりと意識が遠のいていく
ああ、これから僕はどうなってしまうのだろう。
小さな期待を芽吹かせ、ただ彼にされるがまま瞼を閉じた