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「余命は一ヶ月です。」
突然そんな事を言われた。僕は開いた口が塞がらなかった。
いつも通り、自堕落な引きこもり生活を送ろうと思っていたのに、
目の前に急に現れた黒い光、その中心から出てきた無駄に顔立ちの整った、鎌を持った人のような男。
心臓がバクバクと凄い音を立てていた。
その男は口を開いてこう言った。
「ですが1つだけ、生き残る方法があります。」
「こちらの世界に来て、我らが王、バルキリア様の后になれば、あなたは救われます。」
「何よりあなたの容姿、19歳のはずなのに幼女のよう、そして女子なのに一人称は僕。
それは全て、バルキリア様の好みです。」
…は?
「何?なんだと?この僕が?全く知らない世界に行って、全く知らないそのバルキリアって奴と結婚しろ!?意味がわからない!」
「あぁ、そこは安心してください。バルキリア様があなたを気に入らない、もしくはあなたがバルキリア様とは結婚しないと一ヶ月以内に判断した場合、すぐにこちらの世界に戻しますので。その場合、あなたはすぐに死にますが。あ、バルキリア様があなたを気に入ったと判断しても、一ヶ月以内にあなたが判断できなかった場合もあなたは死にますよ。」
…こいつは何を言っているんだ?強制しているようなもんじゃないか!!
そもそも、初対面の奴と一ヶ月以内に結婚の判断をしろなんて…
本当に意味がわからない!頭イカれてんじゃないの!?
そして僕はつい、ツッコんでしまった。
「ふざけんな!馬鹿なの?ねぇ馬鹿なの!?どんなラノベでもこんなストーリー展開そうそう無いよ!?」
そんな事言われたらさ、普通こいつヤバイ、関わるの辞めよっとかってなんじゃん?
こいつはそんな僕の期待を平気でへし折ってきやがった。
「そのような言葉遣いもバルキリア様の好みです。それを平伏させるのが楽しいんだとか。
ま、まぁ私は、少し興奮してきましたが…
はっ!ゴホンッ!今の発言はお忘れを!」
…。
僕が軽蔑の目を向けると、そいつは更に呼吸を荒くした。
とんだ変態野郎じゃねぇか。
まぁでも、ずっと引きこもってるよりは、少しそういう刺激があった方が…
いや、騙されるな。向こうには、こいつみたいな変態野郎がうじゃうじゃ居るかもしれない。
等と考えていると…
「とにかく、こちらの世界に一旦来ていただきます。それでは、転移しますね。」
「おい!ちょっと待っ((
プロローグ、完
はい!と、言うことで!初ライトノベル作品、『引きこもり、魔王の婚約者になります。』が、始まります!とりあえず今回は、主人公の紹介を!
名前:伊田橋 さとり(いたばし さとり)
歳:19歳
性別:女
一人称:僕
趣味:ゲーム、読書(ライトノベル系)
好きな物:自分、読書、ゲーム
嫌いな物(今の所は):鎌を持った男、バルキリアって奴、変態
性格:僕っ子、突っ込み系
容姿:ロリ
まあこんな感じやな↓
今回はこんな感じ!
バイバイキーン‘⌒(*´ω`*)⌒’