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💎くん　短編集

第2話 - 🎲×💎　ライブ　体調不良

700

2025年08月12日

#iris

#体調不良

結逗稀🎲💎🤪@ちょい休み

💎体調不良(ライブ編)

_____________________________________

ライブ当日。

楽屋の鏡の前で、ほとけは笑顔の練習をしていた。

額には薄い汗。

喉は焼けつくように痛く、咳をこらえるたび胸が軋む。

熱を測れば、38.4℃

その体温計はメンバーに見つかる前に隠した。

____大丈夫大丈夫。終わるまで隠せればいい。

ステージに立つと、スポットライトの熱気が一層体温を上げる。

一曲目から喉の奥がひりつき、高音の途中で咳が込み上げた。

それでもマイクを離さず、笑顔を貼り付ける。

一瞬、視界の端が霞み、足元がふらついた。

MC中、メンバーの後ろでそっと深呼吸を繰り返すが、息は浅くしか入らない。

楽屋に戻ると、椅子に腰を下ろした瞬間、背中が冷や汗で濡れていることに気づく。

それに気がついたりうちゃんが心配そうにぼくの顔を覗いて

🐥「…ほとけっち、顔色わr…」

りうちゃんの声を遮るように、

「平気。アンコールの準備しよ」

と言って立ち上がるが、膝が震えて長時間は立っていられない。

壁に手をつきながらも、必死に笑ってみせた。

アンコールが始まった瞬間、胸の奥が焼けるように痛んだ。

酸素がうまく入ってこない。息を吸っても吸っても足りない。

喉の奥が締めつけられ、高音に手を伸ばそうとした瞬間

世界がぐらりと傾いた。

ライトのまぶしさが刃物のように目を刺し、耳鳴りが轟く。

ステージの床が、やけに遠く見えた。

マイクが手から滑り落ち、金属音が会場に響く。

リスナーの歓声が、一斉にざわめきと悲鳴に変わった。

右足が完全に動かなくなっていて無理やり左足で踏ん張ろうとしたが、力が入らない。

視界がぼやけ、観客席の光がにじむ。

「……け……っけ！」誰かの声が聞こえた。

背中を支える大きな手の感触______いふくんだ。

🤪「ほとけ、しっかりしろ！」

肩を揺さぶられるが、腕も足ももう動かせない。

呼吸は短く荒く、胸が上下するたびに痛みが走る。

会場の音が、どんどん遠ざかる。

口を開こうとしても声が出ない。

最後に見えたのは、

泣きそうなりうちゃんと初兎ちゃん

ぼくを支えてるいふくん、

リスナーさんを落ち着かせようとしてるないちゃん、

必死にスタッフを呼ぶアニキの顔だった。

___次の瞬間、全ての音と光が消えた。

その夜、SNSは騒然としていた。

「ほとけくん、大丈夫なの…？ライブ中に倒れたよね…」

「救急車呼ばれてたっぽい。心配すぎる」

「泣きそう…ゆっくり休んで」

#いむくん大丈夫がトレンド入りし、ファンたちは不安と心配をツイートし続けた。

ライブ映像の一部を撮った動画が拡散され、そのコメント欄には祈るような言葉が並んでいた。

病室の白い天井を見上げると、心配そうな顔のないちゃんとアニキ、泣いてるりうちゃんに抱きついてる初兎ちゃんを慰めてるいふくんが並んでいた。

💎「…迷惑かけてごめんなさい…っ」

かすれた声で謝ると、すぐに初兎ちゃんが眉を吊り上げた。

🐇「迷惑とかじゃないねん…！なんで倒れるまで黙っとるん…いむくんのあほ…っ」

🍣「しょうちゃんの言う通りだよ！喉痛いとか熱あるとか、なんで言わなかったの…！！」

ないちゃんも珍しく声を荒げる。

いふくんが呆れ顔で、

🤪「お前が我慢して壊れたら、結局みんな困るんだぞ」

と言い、アニキは小さくため息をつきながら、

🦁「俺ら、仲間だろ？頼れよ」

と静かに言った。

💎「…そうだよね…ごめん…」

最後にりうちゃんが、震えた声で言う。

🐥「…ごめんね、りうらがあの時と止めれてばよかったね…」

💎「…ううん、りうちゃんは悪くないよ」

💎「ぼくが誤魔化したせいだから…」

🦁「…そもそも俺ら倒れるまで気づけなかったしな…」

🤪「…りうら一切悪くないし仮に悪かったとしたら俺らも悪いわ…」

🍣「…たしかにそうだね…」

沈黙が少し続いたところで初兎ちゃんが口を開く

🐇「…今回は9割いむくんが悪いで」

💎「…うん」

🐇「ほんまに無理してんといてや」

💎「…ごめん…」

🐇「…次同じことやったらいむしょー絶交やで」

💎「…え、」

💎「やだやだやだやだ」

🐥「…w」

🦁「やんなきゃええねん…笑」

🤪「しょにだに言われなかったら絶対やってたやんw」

💎「……」

🦁「図星かいな」

💎「…あは…っ」

🐇「あはっちゃうわ！💢」

💎「…ひぇ…」(布団潜り)

🎲「…www」

🍣「も〜…笑」

🍣「ちゃんと反省しましたー…？」

いむは、布団からちょっと顔を出し小さく頷いた。

その表情はまだ少し申し訳なさそうだったが、どこか安心しているようにも見えた。

🍣「…じゃあちゃんと休めよ」

💎「…うん、」

🍣「俺たちは帰るか…」

🤪「おう」

🐥「早く元気になってね…！」

💎「…頑張る」

🤪「安静にしてろよお前」

💎「…はーい…、」

🍣「ちょくちょく顔出すね」

💎「…待ってる〜…」

🦁「寂しかったら連絡しろよ？笑」

💎「うん、w」

🐇「…」

💎「…？」

🐇「…治ったら覚えておいてな」

💎「…あ、ハイ…」

🐇「またな」

💎「…ばいばい」(みんなに手振り)

______________________________________

はーい、またもや駄作超えてゴミ

まじ何これ展開急すぎてみんな頭追いついてる？

なんだろ、ノベルだとこう言う書き方の癖出るのかな？

メンバーのセリフより本文の方が多いし…

…まぁこれはこれでいっか

てことで2351文字お疲れ様でした

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ねえぇまじで上手い！すっごい表現の仕方とか大好き！

結逗稀🎲💎🤪@ちょい休み

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