「さぁーて、今日はどうしましょうかねぇ..♪」
暗い路地裏に陽気な声が鳴り響く。
「なっ…誰だ…!」
「あれっ?黒鐘 ノアですよ。ご存知でないのです?」
「しっ..知らねぇよ…!」
「俺、ここら辺では有名だと思ったんですけど」
「…まあ、それはちょっと厄介事になりそうだし全然良いんですねどね♪」
気が着くと、ノアはもう男の目の前に居た。
「ッいつの間にッ…!?」
「ちょっとここら辺打ちますよ~」
バァンッ!という音と共に、血が飛び散るような 嫌な音が響く。
「がッ…!?」
「痛いですよね。ごめんなさいね♪」
全くそう思っていなさそうな雰囲気で、彼はそう言う。
「でも、ちょっとだけ喋ってくれれば楽になりますから」
そう言い、彼は男の頭へ銃を向ける。
「あの、葵って言う人知りません?今探しているんですよ」
男は必死に首を横に振る。
「あー。そうですか」
「…嘘でも知ってるって答えていれば、もしかしたらまだ生きてられたかもですね」
「それでは、さようなら♪」
男が最期の言葉を喋る隙も無く、彼は銃を打った。
「すみませんねぇ〜。ほんと」
「でも、これが俺にとって”楽しみ”なんですから…♪」
裏路地に響く陽気な声は、まだまだ止まない。
次回▶♡×100
コメント
4件
ふふふ…(?)ノア君かっこいい…✨(((とてもすこですわ!!
ノア君がかっこよ過ぎる…。 この狂人っぷりが最高に良いんだよ…。