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隠せない

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隠せない

4 - 第4話

♥

93

2024年05月11日

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この2人。

付き合って2か月になるが、キスもしてない。

向井が照れて出来ないのだ。

一緒にいるだけで幸せだと言う。

渡辺も別に、不満はない。

ただ、自分はどっち側だろうと思うのだ。


目黒ー上手くいってる?

渡辺ーこの間、康二の家でたこ焼き食べて美味しかった。

目黒ー俺も食べたいなぁ。

渡辺ー2人で行くか?

目黒ー康二の家に?

渡辺ーお洒落な部屋だった。

目黒ーへぇ〜行ってみたいかも。

渡辺ーたこ焼きパーティーしようぜ。

目黒ーいいね。


ちょっと仲の良い友達に進展したくらいだろうか?

ラウールも呼んで4人でたこ焼きパーティーをした。

目黒とラウールが帰り、渡辺はいつの間にかソファで、横になり、眠っている。


向井ー翔太くん、寝てるやん。


そっとブランケットをかけ、綺麗な顔を眺め、頬にキスをした。

渡辺は微笑んだ。


向井ー翔太くん、寝てなかったん?

渡辺ーん、もっとして?

向井ーええの?

渡辺ーずっと前から待ってる。

向井ーほな、目閉じて?

渡辺ーん。


向井は渡辺にキスをした。

渡辺が向井の首に手をかけ、深くキスをする。

何度もキス。

唇が離れる時、渡辺はペロリと向井の唇を舐めた。


向井ーしょ、翔太くん!

渡辺ーごちそうさま。

向井ーあかん、そんなんしたら。

渡辺ー何で?

向井ーもっとしとうなる。


そう言いながら渡辺をゆっくり押し倒す。


向井ーもっとキスしてええか?

渡辺ーうん。

向井ー翔太くん、好きや。


そう言い、渡辺にキスをしながら、胸や腹を撫でている。

あぁ、俺はあっち側かと渡辺は思った。


キスだけで2か月。

向井にも先に進む気がないように思う。

だがそう思っていたのは渡辺だけで、向井は気持ちいいことしたいと思っていた。


向井ー翔太くん、この先進んでええか?

渡辺ーどこまで?

向井ー気持ちええとこまで。

渡辺ー聞くけど、康二は俺を抱きたいの?

向井ーあかんかな?

渡辺ーいや。すぐには無理だと思う。

向井ー翔太くんがええよ言うまで待つから。

渡辺ー分かった。


気持ちいいことだけ。

それなら、渡辺も嬉しい。

痛いのは嫌。

向井にはかなり待たせることだろう。


向井ー明日、収録終わりに家に来て?

渡辺ー一緒に帰ろう?

向井ーうん。

渡辺ー晩ご飯は何?

向井ー何食べたい?

渡辺ー肉!

向井ーほな、焼肉しよか?

渡辺ーん。


何回来ても、お洒落だと思う部屋。

渡辺の家は何もない。

この部屋は落ち着く。

晩ご飯が出来る僅かな間に、渡辺はソファで眠ってしまった。

向井が頬にキスして起こす。


向井ー出来たから、焼いて食べよ?

渡辺ーお腹空いた。

向井ーちゃんと野菜も食べるんやで?

渡辺ー母親みたい。

向井ー言わな、翔太くんは食べへんさかい。

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