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小説
いつからでしょうか？私がここまで、衰えた日は……昔は、たくさんの植民地、高い技術だってあった。のに……今は、違う。
そして、子供たちや植民地として支配していた国も独立して、自分たちの道へ歩み出した。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、インド、パキスタン……
かつての私の栄光はどこへ行ったのやら……まあ、あのお方(🇫🇷)も私と同じ道を歩んでるので、お互いこうなるしかなかったのでしょうか？
だけど……私は今……どんな「立場」なのでしょう？ひとつの国？国際連合の常任理事国の一人？それとも……
🇺🇸「親父……俺をここまで育ててくれた恩は忘れない。」
🇬🇧「え？何を今更……」
🇺🇸「改めて、あの時……反抗したのは悪かったが……親父も悪かったと思う。」
🇺🇸「これは……どう言う感情なんだろうな。親父……」
🇬🇧「さぁ……分かりません。」
🇺🇸「でも……俺は……感謝してるぜ。」
🇺🇸が🇬🇧を後ろから抱きしめる。
🇺🇸「だって……こうして、親父……いやイギリス。お前を……俺の手で……支配できるようになったんだよ。ありがとう……」
ああ……私は……もう、誰の親ではない。
私は…………ある大国に支配されてる「立場」でしたね……
おしまい
コメント
3件
なんかスゴイんでハートたくさん押します!!
僅かに重苦しい雰囲気を漂わせている文、刺さります。
