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風花
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夏は忙しかった。
いつも通り毎日配信毎日投稿もあり、秋にはでっかいイベントも控えてる。
加えてラジオの収録だろ?
新しく始まる人形屋敷2の撮影もあるし、これから始まるイベントの声撮りとか色々。
兎にも角にも忙しい。
とはいっても、だ。
彼女との連絡は怠ることなし途切れることもなし。
内容は二人の予定の些細な報告だけだけど
「るなさ、あ!逆!!」
それでいい。
今日これ食べたとか、あれが面白かったとか
『??しばさーん??どこー??』
「そのまま、ゆっくり右向いてごら……そっちは左だ」
おはようとか、おやすみとか
「いたー」
「な?いたろ?」
他愛もないやり取りができるって、すごい幸せなことだ。
「しばさ、しばさんっ」
改札を駆け抜け
一目散に飛んでくる彼女を、両手を広げて迎え入れた。
「…!!久しぶり…」
脇目も振らずに抱きしめてしまった。
三ヶ月ぶりだったからな。
ちょっと人目が気になって、二人ともあわてて離れた。
「うん、お久しぶりですっ」
「元気だった?ごめんな忙しくて」
「んーん、るなも忙しかったら二人とも仕方ないですよ」
何度目ともなる八重洲中央口での待ち合わせ。
改札まで入って、本当はホームまで迎えに行きたいのだけど。
「今日はニアミスしなかったなーw」
「るなちゃんと出れましたよ!」
「えらい」
なんっでかうまく会えなくて(るなさんが乗ってる号車を間違える、後方のドアから出る、そもそも時間が違う、などなど)
もう改札前に落ち着いた。
慣れた手つきで彼女のキャリーケースを手に取り、反対側で小さな手を包む。
小走りで近づくるなさんが、この上なく可愛らしかった…
っていつも思ってんだけどネ。
「それにしても良いんですか?一週間もお泊まりして」
「俺は全然構わないよ、ただやっぱり仕事がちょこちょこ入ってるからそこは申し訳ないけど」
夏休みもなんとかやりくりして、ふたりで時間を作った。
ただお互い丸一日何にもないときってなかなかなく、なら一週間るなさんをうちに泊めることにしたのだ。
「ううん、嬉しいです」
隣でふにゃりと笑うるなさんをみて、相変わらず幸せを噛み締める。
可愛いなぁ…
繋ぐ手を強く握り返した。
「隣でおやすみって言えて眠れるんですね」
話してて切るとき、いつも名残惜しいもんな。
…けど
「…会っててそのまま素直に寝る時あったっけ?」
「!?しばさん!?」
はて、と考え込んでいると
るなさんが真っ赤になりアワアワしだす。
「それはしばさんが…!」
「煽ってくるるなさんが悪い」
「るな煽ってませんんん」
可愛い彼女に甘えられてくっつかれたら、そんなの我慢できないに決まってる。
もう、と怒るるなさんが俺の腕を引っ張った。
「じゃ、まずは行かなきゃな」
「新しいオフィスですね!気になります!」
「あ〜…今日じゃぱぱさんいるんだよ」
「昨日シヴァさんちほんとに泊まるの!?って連絡きました…」
「彼氏だっつうの」
家に行きたいのは山々だが、これから仕事があって。その前にみんなに会いたいというるなさんの希望もあり、二人でオフィスに向かう。
俺の家とは反対方向の道を進んだ。
「そしたらね、もふくんも顔出すって」
(保護者二人…!!)
とまぁこんな感じで、仲良くやってる俺たちの
今回は夏休みをお届けしようかなと思う。
コメント
5件
番外編まじですか😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭 この小説が1番大好きです😭😭🫶🏻︎🫶🏻︎ 楽しみにしてます!🔥
お久しぶりです☺️ なかなか書く時間が作れず、放置してましたが去年から書きたかった番外編を書いてみようかなと思ってます(*´˘`*) 変わらずみんな推してますෆ 24時間配信楽しみですね