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俺は伏見ガク。普通の人間、いわゆるパンピーだぜ。今日は遅く帰宅しそうだったから裏の道を通ったんだ。そしたら………
「どうすっかなぁ………」
さっきのはここに至るまでの回想に過ぎない。
目の前には犬?のような動物。ひとまず風呂には入れた。綺麗に乾かした。良い匂いにはなった。
「うーん、一緒に寝るか?」
犬みたいな動物に向かって尋ねる。尻尾をゆらゆら揺らして俺の手を撫でる。
「おぉ!よしっ寝るか‼︎」
早速寝る準備をし始めた。
「よ〜し、電気消すぞぉ」
パチリと電気を消す。
取り敢えずこの動物は明日お医者さんか保健所へ行って検診と迷子届けを出そう。
ゔゔん、、、重い、腹、胸、なんか重い。謎の重さに目が覚め辺りを見ようとした。
「ヴゥゥゥゥ…」
いやぁ、思うじゃん?まさか本当にケモ耳つけた人間が現れるなんて非現実だって。正直夢だと思った。
「…どいてくれるか?」
そう促すと
「クルル……クゥ」
悲しそうに俺を見つめ、喉を鳴らす。ヴっ。駄目だ!俺!可愛さに負けるな!きゅぅ、と鳴いて俺の事を抱きしめる。
はわわわ。ヤバイ!俺の息子が特にヤバイ!
「どいてくれないか?あとでまたやって良いから、な?」
耳をぺしょ、、と下げてどく。
「……あぁ、ありがとな」
さて、本当に、本気で、
「この子、どぉしよぉぉ……」
俺の悩みはまだ続くようだ。