TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する



一話参照

作中では伏字は一切使いません。










































ふと目が覚めると、白い天井が見えた。


それと同時に「あ、そっか、ここ病院か」そう悟る。


目覚めの悪い朝とでも言おうか。

疲労が抜けきっておらず、体が重い。



「 ん”… はぁ…   」



背伸びをして何とか脳を覚ます。


しばらくぼーっとしていると、扉近くの受け渡し口に「コトッ」と音がなるのが分かった。

近づいて開けてみると、パンと牛乳が入れてある。

「食べろ」と言うことなのだろう。


俺はそれを取り、またベットに腰掛けてパンと牛乳を交互に食べる。




次第に体も頭も覚醒し、それと同時に配られた朝食も完食し終えた。



ふと角に小さく置いてある引き出しに目が行く。


ただの物入れとしか思っていなかったが、もしかしたら何か入っているかも知らない。

例えば、この病院こと…とか。


ゆっくり近づき引き出しを開けてみる。そこには一つの紙切れがあった。






【 この病院は、⬛︎⬛︎⬛︎患者の為に建てられた。


※ここからは機密情報の為、門外不出とすること。









黒塗りされていて読めない。









著作: Nakamu院長 】






思わずじーっと見つめてしまったが、ぼやっとする思考を振り捨てる。


著作には「Nakamu院長」と書かれている。

やはり彼がここの院長なのだろう。



そこでふと考える。

全て同じような部屋の作りになっているとしたら、このような情報があるはずだ。と

そう思えば行動するのは早い。



と、思ったのだが、廊下から「コツコツ」と足音が聞こえる。

それが誰のものなのかは瞬時に分かった。



「 みなさんよく眠れましたか? 」


「 朝ごはんも食べましたね。それじゃあ外に出します。

今日はちょっとした仕事と、自由時間とします。 」



何か仕事があるのか。

まぁ国でも市でもない無名の病院といっても良いんだろうからな。


やがて外に出されると、「こちらに来てください」と案内される。



やがて案内された場所はちょっとした畑だった。



「 ここでは、この「小麦」を作ってもらいます。 」


「 この小麦の収穫量によって貴方達のご飯が変わりますからね 」



何だが物騒なことを言っている気がするが… まぁせいぜい仕事に励めと言うことだろう。

いや、そう受け取っておこう。そして聞かなかったことにしよう。


そんなことを考えているうちに、説明は終わっており、近くには農機具が置かれていた。



「 これ使うんですよね? 」


「 多分…? 」



それはよく見る「かま」や、水入りのじょうろが置かれていた。


でが所々に錆のようなものが見える。

だがよく見ていると「血」にも見えて…いや、これ以上考えるのはやめよう。

そう、脳が拒否した。



「 ま、とにかく頑張ろー! 」


「 笑 そうだな 」



ぶるーくが呑気に言ってきんときが返す。





皆が会話をしたりしながら仕事を進めていると、ふとクロノアさんが声を上げた。


「 あの… これってどこまでやれば良いんでしょう…   」


「 あ。 」 と、俺が。


「 え 」 と、トラゾーさんが。


「 あれ?笑 」 と、きんときが。


ただぶるーくだけが腑抜けた顔をしていた。



そうしたまた会話をして、ふと思い出す。


「 あ、そう言えばさ、皆んなの部屋に引き出しってある? 」



「 引き出しぃ? 」


「 そう言えばあった気がする…   」


「 言われてみれば…   」



やはり予想通りあるらしい。

そうとなれば…きっとあるはず…!



「 俺、その中にこんなものがあったんすけど…   」



そう言って俺は、ポケットに入れておいたあの紙・ ・ ・を出して見せた。


「 院長…   」


「 へぇ…   」



感想が色とりどりだな全く…



「 じゃあ、これ終わったら見に行ってみます? 」


「 そうしよっか 」


「 じゃあ、出れるように頑張ろー! 」


「 出れねぇみたいなこと言うんじゃねぇよ 笑 」














「 はぁ〜…   」


「 終わったね…   」



その場に盛り盛りになるほどに積み上がった小麦を片目で見ながら「ふぅ…」とため息を吐く。



「 よし、じゃあ何とかして出ますか 笑 」


「 出してくださーい! 」







この作品はいかがでしたか?

39

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚