新人ライバー　先輩ライバーに嫌われたんですけど！？

甲斐田＜お見舞いに来ましたよ　絶斗（ぜつと）さん

加賀美＜体調は大丈夫ですか？

凪（絶斗）＜はい　だいじょうぶです

甲斐田＜思い出せそうですか？

凪＜思い出すも何も無いです

コンコン

医者＜失礼します

あっっお見舞いこられてたんですね

甲斐田＜はい

医者＜お話があるのでこちらに来ていただけますか？

加賀美＜わかりました

〜〜部屋を移動する〜〜

医者＜凪さんは記憶喪失のようです

甲斐田＜やっぱりそうですか･･･

医者＜３年前くらいから　記憶がなくなっています

加賀美＜治る目処はあるんですか？

医者＜分かりません　記憶が戻るタイミングはまちまちなので

甲斐田＜そうですか･･･

医者＜でも、なにかきっかけがあれば戻りますよ！

あと、もうそろそろ凪さん退院できますよ！

甲斐田、加賀美＜本当ですか！？

医者＜本当です　では、病室に戻っていただいて大丈夫ですよ

〜〜病室に戻る〜〜

甲斐田＜退院できるそうですよ？

凪＜そうですか

加賀美＜にじさんじって覚えてますか？

凪＜にじさんじ？

加賀美＜凪さんが所属していた事務所です

凪＜凪？

加賀美＜絶斗さんでしたね

凪＜そうだけど･･･

甲斐田＜絶斗さんはね、にじさんじでVTuberとして活動してたの

凪＜そうですか

加賀美＜待っているリスナーさんもいるので配信やってみてくれますか？

凪＜でも、僕が行ったとして僕と凪さんは別人なのでうまく行かないと思いますよ？

甲斐田＜どうしましょうか･･･

加賀美＜そこは大丈夫です！事務所に記憶喪失の事説明してそのキャラで大丈夫と許可を取ってきたので

凪＜は？

甲斐田＜準備周到･･･

凪＜やりませんよ？

加賀美＜皆待ってるんですよ？

凪＜やりません

加賀美＜戻ってくるのを心待ちにしている人もいるんですよ？

凪＜皆は凪さんが戻ってくるのを待っていて、僕が返ってくるのを待ってるんじゃない

甲斐田＜でも

凪＜何がでもなんですか？

僕を必要にしてくれる人なんていないんですよ？

加賀美＜でも、私達は必要としています！

凪＜何言ってるんですか〜

必要としてないですよ？

甲斐田＜何を持ってそれを言ってるんですか？

凪＜わかんないの？

昨日あれだけ来てくれたお見舞いも今日は二人だけ

君たちも病室入ってくるとき怯えてたじゃないですか

甲斐田、加賀美＜っ！

凪＜何で言い返せないかな〜

僕のこと必要にしてるなら言い返せるはずなのに

図星だったかな〜

加賀美＜でも！リスナーさんが待っていてくれることは事実です！

凪＜あのね〜さっきも言ったけど

リスナーさんが待ってるのは凪さん

僕は絶斗　別人なんだよ

僕が戻ってきた所で声が同じな他人

そんな人が配信した所で意味ないんだよ

甲斐田＜少なくとも僕たちは絶斗さんの配信楽しみにしてるよ？

凪＜うるさいですね〜

何と言われようが配信はやりません

もう帰って下さい

加賀美、甲斐田＜っ！

加賀美＜わかりました

甲斐田＜え？帰るんですか？

加賀美＜一旦帰りましょう

甲斐田＜はい･･･

凪＜もう来なくていいですからね〜

レオ＜今回はここで切ります！

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では、おつレオー