テラーノベル
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何も分かっちゃいないね。
伊藤壮吾side
とある人を訪問しようと、俺はその人のゲストルームへと向かう。
しばらくすると着き、コンコンコン とノックを3回する。
するとガラガラ、とスライド扉が開く 。
「 あ、壮吾くん 。 入ってくださ~い、笑」
そう、光咲くんの部屋。 「お邪魔します、」と呟きながら 部屋に入る。
彼のゲストルームは当然だけどラーメン関連のものばかり。ラーメンに関する雑誌や、ラーメンの食品サンプルなどが沢山ある。 机もアンティーク。 多分机は皆一緒なんだろう。
「で、どうしたんですか?俺の所来て。」
「個人的なことになるけど、俺光咲くんと仲良くなりたいって思って 」
そう目を見て話した。すると光咲くんはすんなりと「いいですよ、じゃあ僕のことは 光咲って呼んでください 笑 外に出た時は光咲くんでも光咲でもどっちでも、笑」
俺は嬉しかった。すんなり肯定してくれると思わなくて、つい涙が出た。
「え、ちょ、壮吾くん、?!」
光咲くん…いや、光咲が慌てた様子で俺に近づく。
「ごめ、嬉しすぎて、」
と泣き声で呟いては、「俺が、言いたかったの、それだけ、」と付け足して呟いた。
泣き止むまで一緒に居てくれた。その優しさが、嬉しいのはもちろんなんだ。だけど、少し苦しくも思えて。
…しばらくして、泣き止んで「ごめんねほんと、ありがとう。」とお礼を告げて帰る。
…申し訳ないな、と思ったところで
「 おはよ〜! 皆!朝だよ! 今日から人狼ゲーム始まるよー! 」
と、このしんみりとした雰囲気に相応しくないテンションでアナウンスが鳴り響く。
はあ。今日から始まるのか。 と思いながら、最初のあの部屋へと向かう。
「みんな集まったようだね!今日のテーマはー?! “重量”!上限は”シロナガスクジラ”…数値は100tね!条件はないよ!」
…重量。だから要するに、シロナガスクジラを越えない重さを答えたらいいのか。
… しばらくして、今日は初回のゲームということもあって 全員成功した。
「議論を始めてね~!」
と アナウンスが響く。 互いを見つめ、疑う。
「今日は簡単だったから、そんなに情報はないかも。」
と空人くんが言う。 それに続いて要人くんは
「 明日は多分条件付きかも。だから警戒した方がいいかも。」
#ご本人様には関係ありません
れな
2,083
そのさん
22
と一言。皆もそれに賛成するように頷く 。
「じゃあ今日はスキップかな?」
俺は首を傾げながらそう呟く。 皆もこくりと頷いた。
「投票は貸与スマホから選択してね〜!」
そうアナウンスが流れ、俺は貸与スマホをタップする。
「投票結果は〜!スキップ7票!潤くん2票!今日はスキップだよ〜!」
まあ、あの2票は人狼のものだろう。 そう思いながらも、また各自ゲストルームに向かう。
自分のゲストルームに戻り。ベッドに寝転がった。
なんでこうなったんだろう、と思いながら 目を瞑る。
「 ▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓ 。 」
「 ▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓▓? 」
「 ▓▓▓▓▓▓▓▓!▓▓▓▓▓▓▓▓。 」
桜木「…なるほど〜▓▓と▓▓か〜、」
「▓▓▓▓▓▓▓▓。じゃあね、雅哉。」
…朝がやってくる。 アナウンスによると、雅哉くんが襲撃されたって。
「 今日のテーマは”声の高さ”!上限はウグイスで、条件は鳥だけ!」
さて、2日目の始まりだよ。
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コメント
1件
読んだよ…第3話。壮吾が光咲に「仲良くなりたい」って素直に伝えるシーン、すごく胸にきた。嬉し涙が出ちゃう気持ち、何となく分かる気がする。そのあと光咲が泣き止むまで一緒にいてくれた優しさも、壮吾が「苦しい」って感じたのも、リアルな心情だと思った。 それでいて急に始まる人狼ゲーム…「重量」がテーマで全員成功っていう展開、まだ静かな波が来る前の不気味さみたいなのがあって好きだよ。雅哉くん襲撃の伏線も気になる……次もまた読むね🌙