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共依存っていいよね!!(((急に誰? 即フォローしました!!
ど~もですっ!
今回もただの思いつきで~す笑
それでは~
どうぞっ!
『 俺 に 依 存 し て る お 前 が 好 き 』
橙視点
みんなには 恋人 って居る?
俺は居る。
昔から仲がよかった さと や。
男同士の恋愛はおかしく思うかもしれない。いや、社会から見るとおかしいんだ。
実際に、俺らは白い目を向けられてきたから。
『同性同士の恋愛はおかしい!』という意見はあまり見ないが、だからと言って認められている訳やない。
親からの反対。同性だと結婚が出来ない。
俺はそんな世界が嫌いやった。
でも、もうそんなことは思わんくなってん。
前までは さと が世界一大好きやった。
さと が居らな俺生きていけへんって思うほど。
やけど今は
大好きやった筈の さと のことが好きになれんくなってもうて。
所謂冷め期と言うやつ。
やから結婚ができない というのも
別に嫌では無くなった。
桃)『じぇう~っ! フリフリッ…
いつも通りの声。いつも通りの動作。
前まではこの声が好きで、この手の振り方が好きやったはず。
でも今は違う。
橙)『やっほぉ!
長い付き合い。今更『別れよ』なんて言えるはずがなかった。
桃)『元気してたかっ?
今日は俺が さと に呼ばれて来た。
ここは俺とさとが初めて出会った公園。
橙)『元気やったで
橙)『そっちは?
桃)『ぼちぼち……っ
橙)『……そ、
何でやろうな。
もうさとの話に興味が湧かん。
橙)『どうしたんっ?急に会いたいって……
桃)『……ごめんな、ただ会いたくなったから…
何度もこの理由で呼び出された。
初めは愛のうちだと思い受け入れていた。俺もさとに会いたかったから。
でももう俺は好きじゃない。
好きでもない人に夜遅い時間呼び出されるこっちの身にもなって欲しい。
なんて、全部俺のわがまま。
好きじゃないんに別れを切り出せなくて
そのくせ何かされる度に嫌気がさす。
早くこんな俺の事なんか嫌って、普通の恋愛をしてほしい。
俺にさとは勿体ない。
きっと、もっと素敵な人と居た方が幸せになれると思うから。
桃)『あぁ……俺の家、来ねぇ?
さとの家。何度か行かせてもらったことがある。
橙)『ええのっ…?!✨
橙)『行かせてもらいたいっ……!!
また嘘。
こんなこと言ってるからいつまで経っても別れられへんねん。
桃)『まじ?んじゃ寒いし早く行こうぜ
寒い所に彼女を呼び出すさとも
好きじゃない、別れたい人に『別れよ』と言えない俺も
全部嫌いや
橙)『あったかぁ……
桃)『…今日はもう遅いし
桃)『泊まってくか…??
着替えも何も持っていない俺に
泊まっていく?なんて…………
橙)そうさせてもらおかな……っ
桃)ん、りょーかい
一緒に居る時間が増えた。
今は二人きり。
別れ話をしようか、
いや、今から泊まらせてもらうのに別れ話をするのは
あとが気まずくなるだけ。
今はやめとこ。
桃)『…じぇうはさ、
桃)『俺の事……どう思ってんの…?
急にそんなこと聞いてくるなんて
さとも俺と別れたいんだろうか
橙)『どしたん急にっw
桃)『最近……なかなか会えてねぇし……
桃)『俺、飽きられちまうんじゃねぇかって…ッ
橙)『……なんや、そんなことかっ…w
橙)『俺はさとだけやで……っ
桃)『…ありがと、
桃)『……あいしてる
橙)『俺もっ………
思ってもいないことを次々口に出す。
俺の悪い癖。
またいっそ別れにくなってもうた
橙)『お風呂入らせてもらうなっ…!
桃)『ん~……
橙)『ちょっと御手洗……っ
桃)『んっ
橙)『そろそろ寝る……、?
桃)『そ~だな、寝るか。
1回1回の返事が雑。
さとも俺に愛情なんてないんじゃないか。
桃)『じぇう……っ、
弱々しい声。
いつものさととは違った。
不安でいっぱいな気持ちを抑えるかのように彼は
桃)『お願いだから……離れないでっ………
なんと返事をすれば良いのか。
もう好きじゃない なんて言えるわけが無い。
橙)『もちろんやよっ……
こんなに期待させておきながら
後で彼を振る……、?
俺……ほんまに屑やな…笑
橙)『そろそろ帰るな……っ!
桃)『……分かった
桃)『ありがとな……っ
橙)『こちらこそありがとうっ…
紫)『それで?
紫)『じぇうくんはどうしたいの?
この人は幼なじみのなぁくん。
なんでも話せる仲や。
やからこうやって相談に乗ってもらってる。
橙)『俺は……別れたい…。
橙)『ほんまにっ…最低やんな、ww
紫)『……最低とか、そんなの人それぞれ。
紫)『じぇうくんとさとくんは合わなかった
紫)『それだけじゃないの?
橙)『……そう、かもな………
なんでも真剣に応えてくれる。
こんな俺の相談に乗ってくれるなんて
なぁくんくらいや
紫)『会うより連絡にしな。
紫)『 ごめん、別れよ ただそれだけでいいから
紫)『理由は後から話せばいい。
紫)『じぇうくんなら出来るよね、っ?
橙)『おん……っ、
急にごめんな、別れたい
それだけ俺はさとに送った。
紫)『俺はもう帰るねっ……
紫)『別れるかは2人の問題だから。
紫)『ちゃんと話し合うんだよ。
橙)『ありがとぉな……っ、
なんと返信が来るだろうか。
優しいさとのこと……理由は聞いてくるかもしれないが
きっと素直に受け止めてくれる。
少し疲れた……
数分ほど寝るとするか……っ
携帯の電源は切っておこう
ピーンポーン……ドンドンッ……
橙)『ビクッ……なんや、!?
橙)『す、スマホ……ッッ
……
橙)『……は、ッッ…?
100件を超える通知。
一体なんの通知だろう。
橙)『………これも、これもッッ…?
全てがさとからの通知だった。
ドンドンドンッ……
激しくドアが叩かれる。
誰かはすぐ分かった。
そう、
さと や。
通知の内容は
(なんで
(じぇう
(なんで
(なんで
(なんで
数十件のメッセージ。
数十回の不在着信。
普段『!』や『?』を頻繁に使うさと。
何もないことから焦っていることが丸わかり。
他のアプリのDMにも
同じようなメッセージが山ほど来ている。
ドンドンドンドンッ…………
橙)『は、はい~……ッッ?
ガチャッ……
桃)『はぁッッ…はぁッッ……
目に光がない。
いつもの優しい顔の面影もない…。
桃)…………
ゆっくり近付いてくる。
一体何をされるんだろうか。
橙)『さとッッ…
桃)ギュッ……
橙)『さ、と……ッッ?
桃)『お願いッッ……俺別れたくない……ッ、
桃)『ダメなところ全部治すからッ……
桃)『じぇうが居ないと……ッ俺ッッ……
桃)『どうしたらッッ……
まったく力が入っていない。
小刻みに震える手、不安そうな声。
今までにないほど泣いている。
橙)『さと……大丈夫、ごめんな
橙)『もうこんなこと言わへんから…
橙)『ずっと一緒やで……っニコッ
あれ……俺
さとのこと……好きやないはずやんッ…
やのに……やのにッ、
桃)『……じぇう、ッッ……もっと抱き締めてッッ……
…俺を必要としてるさと……
愛おしい……、♡
橙)『ん、ごめんな……っギュウッ…
桃)ギュゥゥッ………
桃)『俺……ッじぇうが居ないとッッ……
桃)『お願いだからッ……離れないで、ッ
桃)『じゃないとッッ……おかしくなる……ッ
……分かった。
俺は、自分が依存しているのでは足りない。
あんなちょっとの愛では満たされんかった。
俺は……狂うほど愛されたかってん……ッ…♡
こんな感情持ったんは初めて
いつもクールキャラやのに震えながら別れたくないと訴えかけるさとが
愛おしくて堪らへん……、♡
やっと気づけた……
俺……
桃)『じぇうッッ……すきッ……すき、ッ……、
俺に依存しとるさとが大好きや……♡
〜end 共 依 存……?~
あれなんか意味わからない……(((
いいねいっぱい押してねねね♡(