久しぶりの熱と頭痛がやって来た渡辺。岩本は出かけていない。毛布に包まり、涙を流す。
渡辺ーひかる…。
岩本が帰ってきたとき、渡辺は眠っていた。赤い顔をして、荒い息で寝ながら唸っている。
岩本ー翔太…。
渡辺ー…。
岩本ー翔太?いつから?
渡辺ー…。
岩本ー翔太!
渡辺ー…ひかる…助け…て。
岩本ーすぐ病院に連れて行く。
渡辺ーはぁ…はぁ…。
毛布ごと抱き上げ車に乗っていつもの病院へ。
渡辺を抱えて病院に入ると、運悪く、高桑さんに出会った。
高桑ー大丈夫ですかぁ?
岩本ーはい、大森さんは?
高桑ー第一診察室だと思いますぅ。
岩本ーん〜。
高桑ー呼んで来ましょうかぁ?
岩本ーお願いしても?
高桑ー大丈夫ですよぅ〜。
渡辺は、涙を堪え熱い息をしている。
大森ーどうしました?
岩本ー多分、熱と頭痛だと思います。
大森ーいつもの部屋は、インフルエンザの患者さんが入ってらっしゃるので、VIPの部屋に。
岩本ー体温、測ってません。
大森ーじゃあ、はい。
39.8度。
大森ー念のため、インフルエンザの検査もしておきます。
岩本ーお願いします。
目を開けない渡辺が岩本は怖い。いつから熱が出たのだろう。どれだけ自分を待ったのだろう。
岩本ー翔太?
渡辺ー…。
岩本ー翔太?翔太?
渡辺ーひ…かる…。
岩本ー病院だ、熱が高い。
大森ー岩本さん、インフルじゃなかったです。
岩本ー良かった。
大森ー熱が高いので、いつもと違う薬を点滴します。
岩本ーはい。
ゆっくり落ちていく点滴を見ながら、渡辺の頭を撫でる。
薄っすら目を開けた渡辺。
頭が痛いと泣く。
岩本ー点滴してるから。
渡辺ー…んっ〜んっ。
岩本ー大森さん、呼ぶか?
渡辺ーん。
岩本は病室を出て、大森さんを探す。たが、高桑さんに会ってしまう。
高桑ーインフルエンザの患者さんが、多いから、診察室だと思いますよぅ。
岩本ー来れたら来てくださいって言ってもらえます?
高桑ー分かりましたぁ。
渡辺はポロポロ泣きながら頭を押さえている。
岩本が撫でてやると、弱々しく笑う。
岩本ー今なインフルエンザが流行ってて、大森さん忙しいんだ。
渡辺ーんっんっ〜んっ。
岩本ー熱測って?
39.2度。
岩本ーまだまだ高いなぁ。
渡辺ーひかる…ひかる。
岩本ー水飲むか?
渡辺ーん。
口移しで渡辺に水を飲ませる。
もっとと言う。何度か飲ませていると、ノックの音。
大森ーごめんなさいね、どう?渡辺さん。
岩本ー頭痛いみたいで。
大森ー点滴、増やしますね。
渡辺ー頭…痛い…大森…さん。
大森ー熱はどう?
岩本ーまだ39.2度でした。
大森ー高いわね。すぐ点滴の準備してきます。
1時間後。
微熱をちょっと超えたくらいに下がり、頭痛はマシになった。元気とはいかないが、高桑さんがいるので、2人は歩いて病院を後にした。
岩本ー帰ってすぐ寝ろな?
渡辺ー汗で身体気持ち悪い。
岩本ー拭いてやる。
渡辺ーシャワー…。
岩本ーだめに決まってる、まだ熱あるんだから。
渡辺ー今日は最悪。高桑さんにも会うし。
岩本ーこらこら。
岩本の家。
渡辺ーひかる、拭いて?
岩本ーちょっと待って、熱い湯持ってくる。
上半身だけ裸になって拭いてもらう。
すぐスウェットを着る。
下半身も、つま先まで拭いてもらいスウェットを着る。
渡辺ーふぅ〜さっぱりした。
岩本ー俺、風呂入ってくるから、寝れるなら、寝とけ。
渡辺ー待ってる。
岩本ーちゃんと布団の中で待ってろよ?
渡辺ーん。
身体はさっぱりしたけど、いつものように岩本に引っ付きたい。風呂上がりの岩本が上半身裸で、寝室に来た。
渡辺ーひかる…。
岩本ーだめに決まってる。まだ38度近くあるんだからな。
渡辺ーんっんっ〜…ひかる…。
岩本ーあっこら、脱ぐな!
渡辺ーひかる…。
岩本ーんもう!翔太だけしてやる。
渡辺ーいいの?
岩本ー病院に逆戻りだ。
渡辺の物を取り出し、上は服を着せて、口で愛する。
渡辺ーんっんっ…指…。
岩本ー挿れるぞ。
渡辺ーはぁ…はぁ…もっと…奥…。
岩本ー…。
渡辺ーはっ…それ…そこ…はぁ…いい…はっ…。
渡辺ーんっんっ〜…はぁはぁ……。
渡辺ー奥から…くる…くる…。
渡辺ーひかる…くる…だめ…はぁはぁ…んっんっ〜。
38.6度。
岩本ー行かないからな。
渡辺ーんっ…抱きしめて…。
岩本ー辛いか?
渡辺ーへ…いきだ…。
岩本の腕の中。
ちょっと苦しそうではあるが、笑ってる。
頭痛がないだけでも笑える。
渡辺は岩本の服を掴み、眠りにつく。







