odmnのttさんとutiさんの小説
utiさんブチギレちゃう
マフィアパロ
「おいおい‥俺達人気者だな」
周りにはぞろぞろと集まってくる
数十人はいるだろう。
「こんな奴らに人気になるの嫌なんだけど。」
「まぁ‥そうつべこべ言わずに」
ボスらしき奴から合図があったのか、一斉に襲いかかってくる
「相手して行こうぜ!!」
「はー‥これだから組織随一のサイコパスは…」
「それディスってるよね?」
今日はあいにく武器を持っていない
凸さんは素手で相手してるけど()
「それにしてもこいつらなんだ?」
凸さんが後ろからくる奴を回し蹴りする
「わかんない、少なくとも僕達狙いだとはわかる」
「やっぱ人気者だな」
周りにじりじりと集まってくる
僕達は背中合わせになる。
「だから、組織に連絡しといた。」
「お、流石うたちゃん」
「凸さんが馬鹿なだけだよ。この人数二人で相手しようなんて、しかも僕戦闘員じゃないし。」
凸さんが結構倒している筈なのに、人数は減っているように見えない。
ただ、一人一人は弱い。
そう思考を巡らせていると_
「うたちゃん!!」
そう声が聞こえた時には、もう目の前には凸さんがいた
次の瞬間、横に吹っ飛ぶ
「かはっ…」
「凸さん!!」
その場で倒れ込む
「そっちの女の方がまだ価値があるな」
こっちも人がきて助けにいけない‥!
そもそも僕は戦闘員じゃ無いのに!!
「でも、お前は弱ぇなぁ…なあ!?」
「っ、ぐあっ‥!」
鳩尾を勢いよく踏まれる
この前大怪我したばっかだってのに
その瞬間、男の頬に弾丸が掠る
「凸さんを離してもらおうか?」
ななっし~だ。
「お前は状況がよく見えてねぇのか?」
ゴリッと鈍い音が鳴る
「お前こそ、近づいたらどうなるかぐらいわかるよなぁ」
凸さんの額に銃が構えられる
安全装置なんか外してある
「わ、るい‥なな、し…」
「…凸さんらしくないけどな。」
「わる、かったな」
応答はできるようだけど、凸さんは腕と足が押さえつけられている。
反撃は難しいだろう、
その時、その男がこう言ってきた
「男がこんなもんでやられるなんて、情けねぇなぁ」
そう言って奴は凸さんを嘲笑う
その時、僕の中で何かが切れた
「っ!!お前_
手でななっし~を制する
ゆっくりとそいつの前に出る
「お前‥もう一回言ってみろ」
「あ゙?だから_
次の瞬間、自分でもあり得ない程の殺気が出た
『お前、凸さんを侮辱したな?』
「っ‥だからなんだよ」
「うた‥ちゃ」
凸さんが何かを言おうとするが、僕は構わず男を殴る
清々しい程遠くまで吹っ飛ぶ
「がはっ!!」
その男の前に立つ
「ほら、立てよ。僕如きに負ける筈ないだろ?なんせお前が侮辱した奴より断然弱いからな。」
「ありえねぇ…お前の方が、パンチが強か_
その男の鳩尾を勢い良く踏む
「ぐあっ!!」
「僕の方がパンチが強い?何あり得ない事言ってんだお前。」
そう言って殴りかかろうとする_
その腕を引き止める
「うたちゃん、もう大丈夫」
「凸、さん…」
ぐらっと視界が揺れる
「おっと…また無茶したね」
「ごめん‥またやっちゃった」
・
「ほー…そんな事があったんだ…」
べるがコーヒーを飲む
「だからうたいさんを部屋に入れたのですね」
「ま、無茶させちゃったからな」
「そういう凸先輩は大丈夫なのだ?」
何故か救急箱を持っているおどろくさん
「全然大丈夫だよ、こういう事は頻繁にあるでしょ」
「そうだけど‥おどろくは心配なのだ…うたいさんが…」
ズーンと落ち込む
「大丈夫だよ、おどろくさん。たまにこういう事はあったし」
「昔っからあったんだ」
さもさんが聞いてくる
「まー…あったね」
「これが腐れ縁って奴か…」
『また僕、暴走しちゃった…』
額に手を当てる
『全然いいよ、てか、ちょっと嬉しいかも…』
うたちゃんが見つめてくる
『それはキモいかも…』
『それ結構刺さるからやめて?』
他愛もない会話。
『でも、昔っからだ。凸さんに何か言われると暴走するんだよな…』
『信頼してくれてるんだったら、俺は嬉しい』
『…』
凸さんの笑顔を見るとどこか_
『そーかもね』
見てくれて感謝
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