新作です!今回は 微愛され です。 おんりーチャンが主人公です。ぜひ読んでいいただけると嬉しいです!
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🍌視点
あ、また入ってる。
1ヶ月くらい前だろうか。
俺が外出している間に、マンションのポストに誰からのものか分からないメッセージカードがポスティングされるようになった。
メッセージの内容は 「可愛いね」「大好き」など。
褒めてくれているのかもしれないが、誰からか分からないこともあって少し気味が悪い。
そして何より、俺の部屋を知っているのが一番怖い。
今日もポストの中にメッセージカードが入っていた。せっかく書いてくれているのに、読まずに捨てるのも申し訳ない。
というかまぁ、捨てること自体が申し訳ないから全部保管してるんだけど。
🍌「はぁ……」
仕方なく書いてある文字を目で追っていたのだが、最後の文を読んだ瞬間、全ての思考が停止する。
そこに書いてあったのは
「お散歩行くも、寝る時も、ずっと見てるからね!」
🍌「 ッ!? 」
背中が栗立つような感覚。
怖ッ
ずっと見てるってなに?
考えすぎかもしれないけど、ストーカーだったら…
一応、証拠になるかもしれないからメッセージカードはとっておこう。
オートロックのマンションだから部屋まで来ることはないだろう。
と、思っていたのだが、その次の日、ドズル社のオフィスから帰宅し、部屋に備え付けのポストにメッセージカードが入っているのを見つけてしまった。
これは流石にまずいでしょ。
いや、なんでオートロック解除できてんの?
もしかして本当にストーカーだった?
とりあえず部屋入ろ…。
そう思って鍵を開けようとした時、違和感に気づく。
鍵…開いてる……?
閉めたはずの鍵がなぜか開いていた。
嫌な予感がする。
部屋に入るのをやめ、踵を返しその場を離れる。
とりあえず、ドズル社のオフィスまで戻って来た。
🦍「あれ?おんりー忘れ物?」
🍌「ぅわっ!、あ、まぁ、はい。」
びっくりした…..
心臓飛び出るかと思ったわ….
🦍「ハハハ、そんなびっくりする?」
🍌「いやもう、正直めっちゃ驚きました。」
心配かけたくないし、まだストーカーと決まったわけじゃないから、あのことは黙っておこう。
とりあえず、今日は近くのホテルにでも泊まろう。明日になれば、きっと家にも戻れる。
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ここまで読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!
( ≧∇≦)ノでした。
コメント
6件
怖い、大丈夫かな?
次が楽しみ過ぎる!!!!(フォロー&初コメ失礼)
続きに期待を込めてハート100にしました!