テラーノベル
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、修学旅行2日目の夜。旅館の広大な大広間には、畳の上に数え切れないほどの御膳が並び、生徒たちの賑やかな話し声が響き渡っていた。
引率教師たちも、生徒たちの様子が見渡せるステージ前の席に、横一列に並んで座っている。
もちろん、司の隣の席に陣取ったのは類だった。
🌟「うむ! さすが京都の老舗旅館、上品な味付けで大変美味だな!」
司は真面目な顔で懐石料理を堪能しつつも、周囲への警戒を怠らない。
何せ、すぐ隣から熱い視線が注がれているからだ。
🎈「そうだね。でも、ボクとしては、お皿の上の料理よりも……隣で美味しそうに頬張っている司くんの方が、ずっと魅力的で見飽きないよ」
🌟「ぶっ――!?(お吸い物を吹きかけそうになる)……お、お前、声が大きい! 向かいの席の先生方に聞こえたらどうするんだ!」
司は真っ赤になって声を潜め、類の脇腹を肘でツンと小突いた。しかし、類は痛がる様子もなく、楽しそうにクスクスと笑うだけだ。
その時、司の御膳に置かれていた、お麩の煮物に類の箸がすっと伸びてきた。
🎈「ほら、司くん。あーん、して?」
🌟「するわけないだろう!!! 自分で食べろ!」
完全に仕事中の「司先生」の顔で一蹴するが、類はめげない。今度は逆に、自分の御膳にあるエビの天ぷらを司の小皿にぽんと乗せた。
🎈「じゃあ、ボクのをあげるよ。たくさん食べて、夜の『見回り』に備えて体力をつけてもらわないとね」
🌟「っ……! お前、本当に……///」
「夜の見回り」
という言葉の響きに、昨夜の暗い宴会場での深い口づけが脳裏をよぎる。
司が羞恥心で固まっていると、畳の下、お互いの膝が隠れるお膳の影で、類の長い足がすっと司の足に触れた。
それだけではない。類の手が、誰にも見えないテーブルの死角を通って、司の太ももの上にそっと置かれたのだ。
🌟(ひゃっ……!? 類、お前、何をして……っ!)声にならない悲鳴を上げ、司は目を見開いて類を睨む。
だが、類は澄ました顔で、お茶をズズッと啜っている。
しかしその指先は、司のズボンの上から、ゆっくりと内腿を撫で上げるように愛撫を始めていた。生徒たちの笑い声、他の教師たちの世間話。
すぐ近くに大勢の人間がいるこの空間で、もし少しでも声を漏らせば、全てがバレてしまう。
🌟(やめろ……! 頼むから、止めてくれ……っ///)
司は必死に声を堪え、箸を持つ手を震わせながら、類の文字通り
「無理矢理」
な悪戯に耐えるしかなかった。隣で、綺麗に整えられた類のメッシュの髪が、意地悪そうに微かに揺れる。
☕「神代さん、司先輩。……なんだか先ほどから、お二人の御膳が小刻みに揺れているようですが、地震でしょうか?」
そこへ、斜め前の席から、お盆に山盛りの白米を乗せた数学教師の冬弥が、不思議そうに首を傾げて声をかけてきた。
🌟「ふ、冬弥……っ! ああ、いや、なんでもない! ちょっとオレが、貧乏揺すりをしてしまっただけだ! ハハハ!」
🎈「そうそう、司くんはちょっと元気があり余っているみたいでね。冬弥くん、そのご飯、とても美味しそうだね」
☕「ええ、お米が立っていて非常に美味しいです。司先輩も、おかわりはいかがですか?」
🌟「お、おう……! 後でいただくぞ……っ!」
冬弥の天然なスルーに救われつつも、司はテーブルの下で類の手をぎゅっと握りしめ、それ以上の侵入を必死に阻止した。
捕まれた類は、満足そうに目を細める。大広間の喧騒の中、繋がれた二人の手だけが、熱く汗ばんでいた。
コメント
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読了しました……っ! このシーン、もう心臓がバクバクしましたよ🫀💥 公共の場であんな展開になるとは思わなくて、しかも冬弥くんの天然ナイスフォローでさらにヒヤヒヤ……。類の「テーブル下からの愛撫」と澄ました顔、ギャップやばすぎます。司先生が必死に耐えてるの、めっちゃ伝わってきました。夜の展開が本当に気になる……!#BLヤンデレ沼