第1話 生まれる戦士
モブA[おーい!!]
とある 屈強な男が資料室に来た
それは 会議に必要となる資料を求めてた
???[はい!なんでしょうか?]
彼女は答えた
その彼女は白と紫色のグラデーションをしたロングヘアーでその瞳は薄いピンク色だった
モブA[113の資料、どこに置いたか忘れてさ…]
???[でしたら 右から3番目の棚の2の段の右から3番目にありますよ]
彼女は答えた結構詳しく覚えているようだ
モブA[あ…そうか…]
男は苦笑した、ここまで正確に覚えていると逆に怖いレベルだ
モブA[ありがとな 嬢ちゃん]
そして彼はその資料のもとへ行った
???[はい!!]
テーテーテーテー
レシーバーが鳴る、誰からか通話だ
???[ん?なんだろう]
???[はい、リリーヒィ・シルラです‼️]
彼女は大きな声で答えた
リリー[どうしたんですかリーダー?]
通話の主はリーダーのようだ
リーダー[あぁ…すまないなリリー…]
リーダー[少し私の元へ来てほしい]
彼はこう答えた
リリー[えぇ⁉️]
リリー[嘘でしょ⁉️]
彼女は驚く それは当然のことだった 彼は基本的には1人で何でも行う、彼が呼ぶということはつまり、それは重要なことや皆に伝えなければいけないレベルのもので基本的に呼ぶため単独で呼ぶということはつまり とてつもなく大変なことだという
リーダー[すまない時間がないんだだからなるはやで頼む…]
ガチャ‼️
彼は通話を切った
リリー[えぇ…💦]
リリー[しょうがないや 行こう…]
そして彼女はリーダーが居る中央室に行った
そして…彼女は中央室へ着いた
リリー[どうしたんですかリーダー?]
リーダー[あーすまないな…]
彼はリーダーの姿を拝んだ…その顔には大きな傷があり、両腕が 義手になっている白いショートヘアで赤と青のオッドアイの男性だ
リーダー[というか 私はリーダーではなく、ユビーナとか…名前で呼んで欲しいんだ]
彼はそう答えた、彼は基本 皆からリーダーと呼ばれているが彼的には名前で呼んで欲しいらしい
ユビーナ[というか 話がそれたな、実はな…]
ユビーナ[今日から君を…]
リリー[………]
リリー[えーー!?]
彼女は驚いた、それは当然だ、戦闘員ということはつまり 死と隣り合わせ、相当な実力がないとすぐ死んでしまう、さらに 彼女は今まで戦闘経験を積んできていない
リリー[嫌ですよ‼️]
リリー[と言うか何でウチを戦闘員にしようとしたんだよ‼️]
彼女は当然のように断った
ユビーナ[あぁーそれはだな]
彼は苦笑した、そりゃあは当然だ、戦闘経験を積んでいない 一般人を命の危険がある 戦場に送り出す…一見すると残酷なことだ、だけど彼には彼女は説得する算段があるらしい
ユビーナ[一応 理由はあるよ、何というか 俗に言う、チート能力を…君が持ってるからだよ💦]
彼女は無言で目を見開いた…それは当たり前だ、なんて自分は今までただの一般人だと思っていたからだ、それが突然ゲームとか漫画とかによくあるチート能力を持っていると言われてもすぐには 状況を飲み込めなかった
ユビーナ[…というか正直言って 俺もしたくないんだよ 君を 戦闘員にさせて戦場に飛び込ませるなんて…]
彼は仲間思いだ、そして彼は何度も仲間の死を見てきた…だからこそ彼女はあまり 戦場へ行かせたくないのだろう
ユビーナ[だが済まない これはもう決まってしまったことなんだ…だから納得してくれ]
リリー[まぁ…リーダーがそう言うなら…]
リリー[というか それだけ?]
ユビーナ[それだけだ…]
リリー[じゃあウチは帰るわ…]
ドン‼️
リリーが退出し、ドアを閉める巨大な音が鳴った
ユビーナ[はぁ…しんどい…]
ユビーナ[側近は現在作戦会議中だしな…]
ユビーナ[あぁ〜]
ユビーナ[暇だな…]
彼はそう言っているが実際その通りだ
彼は全ての仕事を終わらせてしまっており、何なら彼はほとんど前線に出ることはできない
ユビーナ[一体どうしたものか…]
その頃彼女はと言うと…
リリー[はぁ〜どうしたものか]
彼女は悩んでいた、なんせ 彼女は今まで戦ったことがほとんどない…そんな自分が戦闘員として戦えるのかと悩んでいたのだ
???[どうしたんだ そんなに落ち込んで? ]
そんな時 ウルフカットで青みがかった髪をした女性が現れた、彼女はかなり小さくまた童顔をだから こう見えても実は高校生ぐらいの年齢でまたゲルマン共和国の元軍人でもある
その彼女の名は、リコ・ラメルハウザー…美しき戦闘員である
リコ[全くお前は何をしているのだ!]
リリー[何って…悩んでるの]
リコ[悩んでる?]
彼女は疑問に思っていた、いつもあんな元気な彼女が悩んでいるという…
リコ[何について悩んでいるのだ?]
リリー[聞いてよ…]
そして彼女はリーダーとの話について話した
リコ[成る程…]
リコ[まあ そこまで心配する必要はない…]
リコ[戦闘員はそれほど 戦地行くわけではない…精々ここの警備かたまに行うゲリラ攻撃ぐらいだ…]
リリー[それでも‼️]
リリー[ゲリラ攻撃で捕まっちゃう仲間もいるでしょ‼️]
リリー[捕まりたくないんだよー!]
リコ[まあ それも…時々あるな…]
リリー[でしょ!]
リコ[取り敢えずだ…リーダーが決めた頃だしあまり気にする必要はないんじゃないか?]
リリー[まぁ…そうだけどさ…]
かくして…新たなる戦士が生まれた…そして…
第一話 完…
コメント
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素敵な物語ですね‼︎