続き
地雷様 等 🔙
🤪side
🤪 『 …っ…んん”ッ… 』 パチッ
カーテン越しに太陽の光が溢れる。
まだ、時間は早いけど朝だから起きなきゃ。
🍣 『 ぅ…ん…っ…、 』
寝言を言いながら、ないにぃはすやすやとまだ夢の中。
🤪 『 …んふっ… 』
起こさないように…、とゆっくり体を起こしてリビングへ向かう。
死ぬほど体調が悪かった昨日よりかは、大分マシになった。
…まだ、ちょっとダルいけど。
🍣 『 まろぉ…っ、? 』
🤪 『 ぁ”…ぇ、? 』
目を擦りながら、ベットに座るないにぃ。
あれ、起こしちゃった…?
🍣 『 ん…一緒に…ねよぉ、っ? 』
🤪 『 ぇっと…がっこ 』
🍣 『 むぅ、ッ 』
口を膨らませるないにぃ、
え、学校嫌いだったっけ、?
🍣 『 まろがあんなんになっちゃったから、おれ…ッ…いかなぃっ! 』 ポロッ
🤪 『 へ…ッ!? 』
なんて、優しい人だろう。
なんでこんな、お人好しなのだろう。
1番、辛いんだろうな。
苦しかったのかなぁ…?
どう、思ってたんだろう?
🤪 『 …ん”ッ…、 』 ポロッ
こんこんっ
と、ドアが叩く音が聞こえた。
🐤 『 おはよ ~ 』 ガチャッ
🍣 『 りうにぃ…ッッ、 』 ポロッ
🐤 『 ぇ”ッ!? 』
🐤 『 ど、どうしたの…っ!?? 』
🐤 『 …ッ、 』 ギロッ
と、嫌な目がまろの方を見つめてきた。
🤪 『 …っ、 』
まろ、何もしてないのに。
🍣 『 まろがぁ”ッ…! 』
🐤 『 ちょっとまっててね。 』 ナデナデ
ないこの頭を撫でながら、目だけはコッチをじっと見てくるりうにぃ。
ないにぃの耳を片方だけ抑えていた。
…ほんとに、何もしてな…ッ
🤪 『 りうにッ… 』
バチンッ
と、痛い音が部屋中に響いた。
🐤 『 いふくんは ” お兄ちゃん ” でしょッッ!!! 』
あぁ…また、言われちゃった。
…ないにぃのが、お兄ちゃんなのに。
🤪 『 …ッ、ごぇ、なさッ… 』 ポロッ
泣くことと、謝ることしか出来なかった。
🍣 『 …ッ、何があったの…? 』
りうにぃで、何にも見えなかったらしい。
🐤 『 …うんん、何も無いよっ! 』 ニコッ
🐤 『 じゃぁ、服着替えたら下おいで? 』
そう言って、部屋を出ていった。
🍣 『 まッ…まろ…っ! 』
🤪 『 …っ、 』 ポロッ
涙で目がよく見えない。
🍣 『 まろっ…ほっぺた、真っ赤だよッ? 』
🤪 『 ~ ッ…、 』
どうせ、言ってもなんも無いもん。
変わるわけ、無いもん。
無駄、だもん。
🤪 『 ひぐッ”…ぅッ…”…ひッ… 』 ポロッ
いつの間にか、声を出して泣いちゃってて。
辛い、ってこういう事なのッ?、って、なった。
🍣 『 ぇと、っ…まろッ…! 』
🍣 『 待っててッ…りうにぃ、っ…呼んでくるっ! 』
🤪 『 ゃ”ッ…ごぇッ…なさぁっ”!! 』 ポロッ
🍣 『 だ、大丈夫だよ…っ! 』 サスサス
慌てた様子でこっちを見ているないにぃ。
まろが、困らせてる?
ダメな子?
🤪 『 ッッ”…、 』 ポロッ
こえ、おさえなきゃ。
すこしくらい、がまんしないと。
🍣 『 …っ? 』
🍣 『 り、りうにぃ、ッ…呼ぶねっ!? 』
ドアを勢いよく開けて、出ていったないにぃ。
🤪 『 ふ”ッ…はっ…ぜぇ”ッ…かひゅッ”… 』
ぁ、これ…だめかも。
🤪 『 ぁ”…は ~ ”ッ…ひゅッ…かひゅ”ッッ… 』
大丈夫、大丈夫。
と、何度も心の中で呟くけど、言うことを聞いてくれない。
🤪 『 は”ッ…ぜぇっ”…は ー ッ”…ふぅ”っ 』
くるしいよ、
寂しいよ。
しんどいよ、
たすけて…よッ…
『 俺の真似してね。 』 スチャッ
聞き覚えのある声。
何か柄取り付けられる。
スーー…という音と同時に息が、呼吸がしやすくなった。
…吸入器?
🤪 『 りうに、ッッ…ぜぇ”ッ…はッ”…ふッ…ぅ、 』
さっきまで、ギロっと見てきたお兄ちゃんが今ではすごく優しくなっていた。
🐤 『 大丈夫、だぁいじょうぶ、 』 サスサス
なんで、こんなにも手際がいいのだろうと考えていた。
…ぁ、りうにぃって、医者とか…看護師とかの病院の先生になりたいんだっけ?、と思い出した。
そりゃあ、治療法も詳しくなるなぁ…。
🤪 『 げほッ”…ごほっ”…ふ”ッ…はぁっ 』
🐤 『 …さっきは、その…ごめんね。 』
なんで、謝ってるの?
🐤 『 ないくんから、全部聞いちゃった。 』
🐤 『 あれは、いふくんのせいじゃないもんね。 』
🤪 『 …ッ、ぅ”っ… 』
🐤 『 ごめ…ッ、その…っ、 』
🐤 『 頬、真っ赤だよねっ!!? 』
りうにぃの手が、まろのほっぺたにくっついた。
…冷たくて、気持ちいい。
🤪 『 ん…ッ、へ…っ 』
🐤 『 っ…ぁれ、ッ? 』
🐤 『 いふくん、調子悪い? 』
🤪 『 へ、っ!? 』
突然言われたから、びっくりしちゃった。
てか…昨日も体調悪かったこと気付かれたのに、今日も気付くの?
…そんだけ、お医者さんになりたいのかなぁ、?
🤪 『 …昨日よりは、大丈夫…っ 』
🐤 『 そかそか、下いく? 』
🐤 『 ないくんは、下いるけど… 』
…いいのかな、?
🤪 『 …ぇと、っ 』
わかんない。
どうしよう。
🐤 『 …ふふっ…w 』
りうにぃって、こんな笑い方するんだ。
🐤 『 下行こっか。 』
🤪 『 ぁ…ぅん、ッ 』
座っているから、立たないと。
少しだけ、重い体を起き上がらせる。
🤪 『 …ッ、ん…っ”… 』 ギュッ
くらってして、咄嗟に目を瞑る。
それと同時にしゃがんだ。
🐤 『 …どした? 』
🤪 『 ふ”っ…んッ… 』
🐤 『 あぁ、ちょっと…目の下見せて? 』
まろの様子に気が付いたりうにぃ。
そう言われて、あっかんべーの顔をやられた。
🐤 『 ぅわ…、真っ白だね。 』
🐤 『 貧血だね、えっと…じゃぁ…、 』
と、何かを1人で呟いていた。
🤪 『 す、すこし…だけだから…っ 』
だいぶ治まってきたし、
こんなに、心配されたことがないからちょっと怖い。
🐤 『 …そ?、いける? 』
🤪 『 …ん、ぃけるよ、っ 』
ゆっくりと、また立ち上がる。
🤪 『 ふ ~ ッ…ぅ、 』
さっきよりは、マシだけど、やっぱりまだくらってなりそうで。
壁を使って、廊下に向かう。
🐤 『 …ッ、 』
🐤 『 な、なんで…なの、ッ? 』
🤪 『 …っ、? 』
まろ、またりうにぃを怒らせちゃった…?
🤪 『 ごめッ…なさッ、 』
🐤 『 なんでそんなにもなっているのに、いふくんは、頼ろうとしないのッッ…? 』
そう言っているりうにぃの目には、涙が出来ていた。
続く
ご迷惑おかけしてすみませんでした🙇♂️
( 一応 )受験が終わったので!!
フォロワー様、600人突破で新作 .
コメント
27件
受験おつかれさまです! 毎回お話みて泣きそうになってます🥹
ひゃーー!!😭💖 待ってました😿 受験お疲れ様です!残りの学校生活満喫してください😽 小説も最高すぎました🥹🐤くん、🤪くんに優しくしてるの見てとっても感動しました🥲
つばさちゃ〜ん😭待ってたよぉおかえり😭ほんと受験お疲れ様߹𖥦߹👍🏻💘 卒業まであと少ししかないと思うけど残りの学校生活楽しんでね👍🏻 ̖́- 卒業祝うわ⌣̈👍🏻 ̖́- 今度ゆっくり通話しようね〜✨ つばさちゃんの小説見て毎回思うんだけどやっぱりお姉さんなんだなぁって。すごく大人びてるように感じる🐻❄️𓈒 𓂂𓏸