⚠️注意書き⚠️
書き方おかしいです。
意味わかんない物語です。
カラフルピーチの二次創作です。
ご本人様とは全く関係ないです。
完全なる私の妄想です(自己満足です。)。
ゆあんくん主人公です。
じゃぱゆあ&ゆあじゃぱです。
少しるなゆあ&ゆあるなあるかもです。
それでもよければどうぞ。
人里離れた山小屋で暮らす
1つのグループがあった。
そこで起こった壮絶な過去を、ここに
書き記していこうと思う。
〈ゆあん視点〉
🍪「みんな〜!ご飯できましたよ〜!!」
一人の女性の声を聞いて部屋から飛び出る。
🍗「わぁ〜!✨️美味そう!!」
🍪「ほら、お皿運ぶの手伝ってください!」
この人はのあさん。
みんなのお母さん的存在で頼りになる。
パリーン!
🎸「あっ、やべ」
⚡️「おい!うりなにしてんねん!!」
こっちはうりとたっつん。
うりはロマンチストだけど結構ドジ。
たっつんは関西弁で話す厨二病。
🌷「もー、なにしてるんですかぁ…」
この人はなおきりさん。
頭のネジがぶっ飛んでる最年長!
🍫「ねー、この瓶の蓋開けてー」
次はえとさん!
普段は金属バット持ってるヤンキーだけど
実は非力だったりする。
パカッ
🐸「ほい」
🦊「流石シヴァさん!」
シヴァさんとどぬちゃんは結構対照的。
高身長のギザ歯と可愛い狐。
🐑「次の料理もできたよー」
👓️「お前らちゃんと手伝えー!」
ひろくんともふくん。
両方真面目。
🦖「お〜!✨️みんないるじゃん!
食べよ食べよ!!」
この赤髪がじゃぱぱ!みんなのリーダー!
誰よりも仲間思いの恐竜。
🍑「いただきま〜す!」
本当は十二人で、るなっていう子もいたんだけど。
夢を叶えるために、一年前この山小屋を
出て都会に行っちゃったんだ。
だから今は十一人で暮らしてる。
ここから街はとても遠くて、普段は
罠を設置して捕らえた獲物なんかを
調理して食べる。自給自足生活。
🍗「美味ぁ〜!✨️」
🍪「まだまだありますよ!」
🦖「のあさんおかわりー!」
みんなが大好き。毎日幸せだよ。
楽しい会話を交わし、笑い合う。
そんな日々がずっと続くと思っていた。
でも、それは大きな間違いだった。
🍗「……?」
すごく大きな音が聞こえた。
不思議に思って部屋から出てみる。
まだ変な音が聞こえるので
音の正体を確かめに行った。
そのあとどんなことになるかも知らずに…。
🍗「みんな〜?」
🦖「こっち来ちゃ駄目だ!逃げろ!!」
🍗「え??」
額から血を流したじゃぱぱがひどく慌てた様子で
俺らを山小屋の奥の部屋へ引っ張った。
🍗「ち、ちょっと!
どういうことだよ!!」
🦖「いいから!」
そう言ってクローゼットを開き、乱暴に俺を
押し込んでくる。
🍗「じゃぱっ、苦し……」
🦖「静かにそこで大人しくしてろ。いいな?」
とだけ言って戸を閉め、じゃぱぱが
どこかへ走っていく足音がした。
🍗(じゃぱぱ…?みんな…??)
ドカッッ
グシャッ
バキッ
嫌な音が山小屋中に響き渡る。
狭くて暗い場所で一人、怯えながら言われた通り
じっとしているしかなかった。
何十分経っただろう。
なにも音が聞こえなくなった。
🍗(みんな…?無事?)
恐る恐る戸を開ける。
🍗「……え…??」
目の前はいつもの家のはずなのに、血の海だった。
倒れてピクリとも動かないメンバー達。
体の一部が変に曲がっていたりもした。
🍗「みんな?!?!」
一人一人息を確かめる。
でも生きていたのは一人もいなかった。
🍗「そ……んな…………」
信じられない。
誰がこんなこと……。
🍗「なんでよ………………」
とりあえず血の臭いがキツくて、
こんなになったみんなの姿を見たくなくて。
俺は扉を開けた。
🍗「……あ…」
外にはじゃぱぱの死体があった。
今まで見た中で一番酷い状態で。
🍗「……ごめん…ポロポロ」
どんどん涙が溢れる。
じゃぱぱはあの時、俺を逃がしてくれてたんだ。
みんなみたいに殺されないように。
…でも……。
🍗「ごめん…じゃぱぱ……みんな………」
🍗「俺……………ここから立ち直って
生きていける気しないよ…………」
そう言って立ち上がる。
椅子と縄を持って。
近くの木の枝に縄を通し、椅子に立った。
首に縄をかけて、深呼吸する。
🍗(みんな、ごめんね)
ガンッ
そのまま俺は椅子を蹴り、首を吊った。
🍗「ぐぇ…っ……」
薄れゆく意識の中、最後に聞いたのは、
懐かしい誰かの女の子の声だった。
たぶん、俺の名前を叫んでたよな。
❄️「ゆあんくん!!!」
🍗「………るな……??」
❄️「そうです!るなです!!」
目が覚めると遠い都会に行ったはずのるなが
心配そうに俺の顔を覗き込んでいた。
🍗「…なんで……」
❄️「それはこっちのセリフです!」
自殺しようとするなんて…!!
何考えてるんですか?!?!」
あとから聞いた話だと、るなが久しぶりに
俺らにサプライズで会いに行こうと山を登って
いたところ、運良く自殺しかけていた俺を
見つけたそうだ。
🍗「だって……みんな…死………」
❄️「そんなの自殺の理由になりません!!」
❄️「るながいるじゃないですか!!!」
❄️「せっかく生き残ったのに…なんで
みんなの分まで 生きようと
しないんですか?!」
🍗「……それは………」
❄️「辛いのはわかります。るなも辛いです」
❄️「だから…みんなが安心して逝けるように……」
❄️「笑って行きましょうよ………………」
🍗「………………………ポロッ」
一粒の涙が溢れる。
🍗「……うんっ…!」
それから五年。
るなは夢を叶え、俺はCP関連の仕事に就き、
二人で静かに暮らしている。
そんな時だった。
再びじゃぱぱが俺の目の前に現れたのは。
友達に誘われ、田舎の山にキャンプに来た。
今まではトラウマになって山には一切
行かなかったが、そろそろ克服しようと思い
不安になりながらもテントで横になっていた。
🍗(眠れない……)
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
🍗「?!?!」
誰かの悲鳴が聞こえた。
「ゾンビ!ゾンビよ!!」
🍗「……は…?」
ゾンビ??
なんで俺が行く山では毎回
ハプニングが起きるんだよ……。
🦖「…………ゆ………あ……………」
🍗「……は???」
俺はそこで信じられないものを見た。
だって…*そのゾンビはじゃぱぱだった*んだから。
🍗「じゃぱぱ?!?!」
なんで??
死んだんじゃ………?
🍗「……あっ…」
思い出した。
まだみんなが生きていた頃。
こんな何気ない会話をしたことがある。
👓️「そうだ、今日面白い本を読んだんだよ」
🦊「へー、なになに?」
👓️「死人がゾンビとなって蘇る話」
🌷「結構ありきたりじゃないですか」
👓️「いや違うんだって!一回読んでみ?
めっちゃ現実味あるから!」
🐸「えー、ほんとかなぁ?」
👓️「本当!!!」
👓️「ゾンビとなると自暴自棄になって
人間を襲うことが ほとんどだけど、
意志が強いと 自我を保てる場合も
あるんだって」
🍫「うそくさ〜」
⚡️「自我が強いって言ったらじゃぱぱやんなw 」
🦖「え?!?!俺ぇ?!」
🎸「たしかになぁww」
🦖「そうかなぁ……」
俺もそう思う。じゃぱぱは時々誰も
想像できないようなすごいことをするから。
🍗「………本当に……じゃぱぱは死んでも
変わらないんだね…………」
🦖「ゆ…あく……」
俺の名前を呼びながらゆっくり近づいて来る
じゃぱぱ。
生きてた頃の記憶、残ってるんだ……。
〈じゃぱぱ視点〉
俺は気がついたら山小屋の前で倒れてた。
体は半分腐りボロボロ。
肌の色も変色していた。
でも自我がある。
ある程度体が動かせる。
自分はゾンビになったんだとわかった。
🦖「……み…んな………」
守ってやれなかった。
みんな死んでる。
俺以外、ゾンビとなって蘇ったりしなかった。
🦖「……ゆあん…くん、?」
ゆあんくんがいない。
クローゼットに隠れてるはずなのに。
ゆあんくんの死体もなければ生きてる姿もない。
連れて行かれた??
いや、違うか…?
あと、なんで外に椅子を縄があるんだ…??
🦖「ゆあんくん…ちゃんと生きてるの?」
確かめたい。
もう一度だけゆあんくんに会いたい。
もう…みんな、いなくなっちゃったんだよ。
るなはこんな理不尽な目に遭ってないかな?
ゆあんくん…きっと生きてるよね。
ちゃんと笑えてるかな?
新しい仲間作れたかな?
それから俺は当てもなくゆあんくんを探して
歩き回った。
山全体を見て、いくつもの田舎をくまなく探した。
本当は都会に行きたかったけど、ゾンビの俺が
行ったら即殺されるのは目に見えてた。
五年間探し続けて、いよいよ精神が
おかしくなるかと思った時。
ゆあんくんを見つけた。
身長が伸びて顔も少し大人びてるけど、
間違いなくゆあんくんだった。
ちゃんと生きてたんだ。
よかった…。
一人にしてごめん。
寂しい思いさせてごめん。
一緒にいてやれなくてごめん。
あんな怖くて辛い経験させてごめん。
俺があの山小屋を買ったから。
俺がシェアハウスしようと言ったから。
ゆあんくんだけじゃない。
他のメンバーだってそうだ。
俺が不幸にしたんだ…。
ごめん。ごめんなさい。
駄目なリーダーだったね。
🦖「……ごめ…ん………」
〈ゆあん視点〉
じゃぱぱが謝ってきた。
体中ボロボロ…。
🍗「五年間……ずっと俺を探し続けてたの?」
🦖「……う…ん………」
🍗「っ!」
俺はゾンビの存在のことに関して話した思い出を
忘れて、のうのうと生きてたのに。
じゃぱぱはゾンビとなってまで蘇って、
俺を探し続けてくれてたんだ。
五年間、ずっと独りで。
🍗「知らなかった…!ポロッ」
🍗「ごめん、こっちこそごめん…!ポロポロ」
泣きながら俺も謝った。
じゃぱぱを強く抱きしめる。
「おいゆあん、何やってんだよ!危険だから
離れろって!!」
見た目がゾンビのじゃぱぱに泣きながら抱きつく
俺が事情の知らない周りの人には
変に見えるだろう。
🍗「違う!じゃぱぱは危険じゃないっ!!ポロポロ」
🦖「………… ごめ…ん……ね………」
🍗「なんでじゃぱぱが謝るんだよ…っ!ポロポロ」
🦖「……俺が…みんなを不幸にしたから………」
その一言を聞いて、俺の中のなにかが弾けた。
🍗「馬鹿っ!!ポロポロ」
🍗「なんだよ、不幸にしたって!!」
🍗「俺は、じゃぱぱと出会えて…!
みんなといられて…!!」
🍗「これ以上ないくらい幸せだったよ…!!!」
🦖「……あ…ぁ………ポロ…ポロ」
じゃぱぱも泣き始めた。
だからそっと頭を撫でてやる。
こうするのもずいぶん久しぶりだな…。
🦖「………ゆ…あく……ポロポロ」
🦖「……生…きて…ね…誰よ…りも……幸せ…な…
人生…送っ……てね…………ポロポロ」
じゃぱぱがそう言い終わった途端。
カッ
日が昇り、じゃぱぱの体が焼け始めた。
🍗「じゃぱぱ!!ポロポロ」
俺は日陰にじゃぱぱを隠そうとしたけど、
🦖「…っ……いいの…………ポロポロ」
じゃぱぱがそれを止めた。
🦖「大、好き……っだ…よ………………ポロポロ」
そのままじゃぱぱは焼けて、骨も残らなかった。
🍗「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ポロポロ」
俺も、愛してる。
🍗「……っていう俺の体験談を本にして
売ろうかなと思ってるんだけど」
🍗「どう思う?みんな」
🍗「え??『副業なんかいらないだろ』って?」
🍗「たしかに、収入は足りてるけどさ」
🍗「じゃぱぱの勇姿を、みんなに知って
もらいたいなって………」
ブチッ
🍗「あっっ!!!」
ブレーカーが落ちてデータが全消去される。
🍗「え〜〜…………『本にするな』ってこと?」
🍗「………………まぁ、じゃぱぱらしいか……」
🍗「じゃ、俺とるなだけが知ってる
秘密ってことで!」
🍗「いずれ俺もそっちに逝くからね」
🍗「だから、それまでは……」
🍗「*一生懸命生きていくよ*」
〜END〜
コメント
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プリ小説風になってるッッ!?切なかったけど、面白かったぁ…🤭次回も楽しみにしてるねっ!