テラーノベル
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金スマ
smが風邪引きます
過保護すぎるknが出てきます
「けほッ、けほッ、けほッ」
自分の咳の音で目を覚ます。
昨日から薄々感じてはいたがどうやら風邪をひいたみたいだ。
なんてタイミングで風邪をひいてしまったのだろう。
今日はワイテスタジオに集まって実写の撮影をする日だ。
「ッ……」
…起き上がれない。
ここまで酷いとは思ってもいなかった。
ただの軽い風邪だったら無理してでも行こうと思っていたのに、これでは家から出ることさえ大変そうだ。
仕方ないが今日は撮影ができないという連絡を入れることにした。
「スマホ…どこだ、?」
スマホが見つからない。
昨日の記憶を辿る。
「最悪」
枕元でスマホを充電するのは危険という噂を聞いたことがあったのでつい最近リビングで充電するようになったのだが…それが裏目に出るとは。
「取りに行くか…」
動きたくないと拒否反応を出す体に鞭を打ってなんとかベットから起き上がる。
それだけ、そのほんのちょっとの動きだけで酷い頭痛がする。
本当にこれでリビングまで辿り着くことができるのだろうか。
そんな事を考えていても意味が無い。
早く連絡を入れなければ。
うちのメンバーはなんだかんだ言ってみんな心配性で優しいのだから。
「い“ッッ…」
ベットから立ち上がった瞬間これまでにないほどの頭痛に襲われる。
ふらふらする体をなんとか踏ん張って支え倒れることは免れた。
一歩、踏み出す。
いつもだったら何の苦にもならないその行動が、
また一歩、踏み出す。
まるで何かの拷問を受けているようだ。
また一歩、踏み出す。
足から伝わる振動が身体中に響いて関節や筋肉が悲鳴をあげる。
ドサッ……
背中が痛い。
天井だけが視界を埋め尽くす。
倒れたのか。
その事を脳が処理するのに1分程かかった。
いや、1分かすらもわからない。
「ヒュー、ヒュー、」
自分の荒い呼吸音だけが聞こえる。
喉は痛いし息は吸いにくいし背中は痛いし気持ちは沈んでるし。
このまま死んでしまうのだろうか。
それは嫌だな、きんときにまだ、思いを伝えられていない。
でももう目を開けることさえ億劫だ。
楽になりたい。
その一心で目を閉じた。
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集合時間になっても一向にスマイルが来ない。
かれこれもう10分は過ぎている。
普段全く遅刻をしないスマイルだから余計に違和感を感じる。
「スマイル遅いね」
「だな」
「なんかあったのかな?」
「それなら連絡するだろ」
「たしかに」
メンバーがスマイルを心配するような言葉を口々に出す。
一瞬出てきた「俺の方が…」という感情はすぐに飲み込んだ。
30分が過ぎた。
流石に遅刻にしては遅すぎる。
メンバー達もなんだか落ち着かないようでそわそわしている。
当の俺も落ち着かなくて廊下を行ったり来たりしている。
もう我慢ならない。
「俺、スマイルの家行って様子見てくる」
そう一言だけ言葉を残しワイテスタジオを後にする。
出来るだけ急いでスマイルの家へ向かう。
ワイテスタジオから1番遠いため少し時間が掛かる。
移動している間にスマイルに連絡を入れておく。
通知の音で目が覚めてただ寝ていたと、ただそれだけならどれだけ良いものか。
既読が着くことを願いながら足早に駅のホームから出る。
スマイルのアパートの玄関前、スマホを取りだして既読が着いてるか確認する。
生憎着いていなく、スマホが見れない状況に居るのか、ただ寝ているだけかになった。
インターホンを押す。
反応が無い。
もう一度インターホンを押す。
何も反応が無い。
まるでここには元から何も無かったかのような気さえしてくる。
「スマイル、ごめんね」
一言断りを入れてドアノブに手を掛ける。
ガチャッ…
空いた。
すぐに中に入る。
体がスマイルの匂いに包まれる。
「ッ!…こんな事を考えてる暇は無い!」
邪な気持ちを放り投げるようにして靴を脱ぎ捨る。
「スマイルッ!!!!」
倒れているスマイルを見つける。
既に意識は無いようで苦しそうな表情をしていて、眉間に皺がよっておりいかにも体調不良ですと言わんばりの顔色をしていた。
全身に汗をかいていて前髪はおでこにくっついてしまっている。
アメジストの瞳を閉じ込めた瞼は固く閉じられており開く気配は無い。
早く、その綺麗に輝くアメジストが見たくてスマホに119と打ち込む。
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続きはいつか出します
コメント
1件
おお、第2話…smが風邪で倒れて、knが駆けつける展開、めっちゃ心臓に来たわ…。普段遅刻しないsmが来ないってだけで違和感感じて、30分で「もう我慢ならない」って飛び出していくknの過保護さ、最高に刺さる。鍵かかってなくて「ごめんね」って入っていくのも、距離感がリアルで。アメジストの瞳をまた見たくて119ってとこ、好きすぎる。続き、待ってる🔥
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くらげねこ。
310
#vvt bl
ねこまんま
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