水面にキスを

こんにちは、タライです。

こちらの作品好きなキャラ等の声を当ててお楽しみいただけますので是非好きなCP　でご想像ください。

ではどうぞ…

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滴る汗

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ﾐｰﾝﾐｰﾝﾐﾝﾐﾝﾐﾝﾐｰﾝ

ｼｬﾜｼｬﾜｼｭﾜｼｬﾜ

ﾎﾟﾀ

「えーなのでここが」

暑苦しい、いつもと変わらない風景にフッと生温い風が肌に触れ、余計に暑さが増してきた。日も傾き、まるでこちらを見下しているような感覚だ。

ﾎﾟﾀ　ﾎﾟﾀ

汗を拭きつつ、俺は7限が終わるのをじっと待ち続けた。

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

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ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

「よっ!§¶∆さっきからボーッとしてたけどダイジョブそうか？」

「ん？あぁ大丈夫。」

「まぁお前が平気ならいいけど、気分転換でもしろよな」

気分転換、ね。

なんてことない日常に少しでも変化があればもっと楽しくなるのだろうけど、あまりにも空気や時間がゆったりと流れていき、なぜか苦痛を感じてしまう。

家に帰れば将来が…勉強はどうなのか…とか干渉しないくせにグチグチ言ってくる。正直学校にいるほうがまだマシだ。

「あ、ほらっ”バイト”とかどうだ？」

バイトかぁ…先輩に怒られたりミスしたりストレス凄いんだよな、

………探してみるか

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”““プール清掃のバイト”“”

夜、1人、時給1400円、か…

1人だと気が楽だしやってみるか…