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愛する人の壊し方

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2022年01月28日

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「竜胆いるんだろ〜♡」


誰だったけ。体が快楽に包まれているからだろうか、全く頭が働かない。竜胆の顔を見れば、ヤバいと言わんばかりの顔をしていた。そのおかげで、今は、ヤバい状況なのだと理解した。


「三ッ谷…俺の兄貴覚えてる?…灰谷蘭。」


あぁ、やっと思い出した。ブロックで殴ってきたやつな、あいつか。竜胆が険しい顔をしていた理由がよくわかる。この状況ヤバい。結構ヤバい。


「いつまで待たせんだよ。」



最初に聞いた声とは違い、低く怒りが籠っていた。そんなこんな、考えてる途中。大きな音がした。



バキッ


なんの音だろうと、重い体を動かして、竜胆と一緒に玄関の方を見た。すると、玄関から続いている廊下の下に、ドアの破片と見られるものがあった。嘘だろ。まさか、ドアを…


「竜胆〜♡無理やり入っちゃった。」


「…入ってきちゃったじゃねぇよ」


「兄ちゃんに向かってそんなこんなこと言うなよ〜♡

で、誰とやってたの?」


「別に、兄ちゃんには関係ない」


灰谷蘭が入ってきた瞬間竜胆が、布団で俺を隠した。多分バレている。そんなことは、竜胆もわかっている。でも、一体どこから、そんな情報が。


「てか、なんで兄ちゃんがここにいんの」


「事情聴取したら、教えてくれた♡」


「俺がとった獲物だから、俺のだから」


「そんな事言うなよ、兄弟だろ♡」


布団の中で、息が苦しくなり少し、隙間を開けて息をしていた時、その時…

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コメント

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ユーザー

続き楽しみに待ってます!

ユーザー

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ 最高すぎます♡♡

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