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私はそんな事を医者から告げられた。
「な、なんで…ですか?」
「問題はわかっていません、ただ貴方がかかっているのは不治の病であり現在の技術では貴方の病は治ることはありません。」
「そんな…」
「なんで、私今まで頑張って生きてきたのに…
辛い事あっても楽しい事があるって生きてき
たのに…」
「私の人生ってこんな軽いものだったの?」
「我々も最善を尽くして長く生きられるように
していきます」
「…ありがとう、ございます」
私は飛凪杏梨。普通の中学生、だと思っていたのですが卒業までしか生きられないと言われてしまいましたwとりあえず今から学校に登校します。「親はどうした?」って?親は随分前に大病を患って呆気なく死んでしまった。悲しかった、私もそっちに行きたいと思ったのにそんな気持ちを消してくれるほどに最高な”彼ら”に私は出会ってしまった。
「おはよ〜」
「…!杏梨!おはよ!なんでこんな遅刻してき たんだ?まさかまたゲームのしすぎかw?」
「違うよ〜w病院行ってきたんだ」
こいつは私のクラスメイトの葛村魁星。推しを勧めるといつも「エロい」としか言わない性欲の権化のような存在。
「病院⁉︎何かあったの⁉︎」
「あ〜私ね卒業までに死ぬんだw」
「は…?」
これには私の幼馴染もびっくりw石川こはくは私の幼馴染でこれでも身長高いと思ってたのに
(160)それを覆してきた最強の幼馴染(175)。
「死ぬって、そんな、急になんで!?」
「なんか不治の病にかかったらしくてさ〜w」
「今の技術じゃ私の病気は治せないんだって」
「そんな…」
「…なんで」
「なんで、お前なんだよ…!」
「そんな顔しないでよ魁星、いつもみたいにさ
こんな嘘みたいな事笑い飛ばしてよw」
「んな事、できるわけッ…」
「…泣いてるのか?」
「えっ…そんな訳ないじゃんか…wそんな、泣
くわけッ…」
「杏梨、無理しないで良いんだよ」
「笑えないようなことがあるなら、笑わなくて
も…いいんだよッ…グスッ」
「うッ…ぅああ”あ”〜ん💦嫌だッ、死にたくない
よ、みんなと一緒にッ…生きてたいよ”!」
あぁこんなに泣き腫らすのはいつぶりだろう、父が死んで母は毒親、そんな状況で泣く暇すら無かった。こんな気持ちは…忘れていたかった
「杏梨、俺達がお前の事絶対死なせない!」
「まだ学生で医者なんてなれねえけど、絶対!
お前を治してやるから、、だからそれまで
死なないでくれ…ホロリ」
「…ありがとう、ありがとうッみんな…!」
私の事を生かしてくれたのは、生かしてくれるのはいつだって彼らだった。残り数十日、私の終わりは来てしまう。それまで彼らといられる事が、私には、、幸せでならない…!
これは普通?の学校に通う中学生「飛凪杏梨」とクラスメイト達とのノンフィクション学生
ラブコメ…!
な訳ないよねw
ノンフィクションなわけないじゃんかwこれは現実を手放した哀れな亡霊の妄想話。最期の日までとくとご覧あれ