🍓×🦊

『 好きな匂い』

🍓side…

最近、蓮くんが構ってくれない…

それどころか他のメンバーとばっかイチャイチャして、

「気になる…」

✈「拓実くん、どうかしたんすか？」

スカイから甘い、いい匂いがした

僕の好きな人の匂い…でも、

同じ匂いなのに

全く違うような

そんな、気がした

「蓮くんが構ってくれなくて、」

✈「じゃあ、嫉妬…させてみますか？」

「え?」

✈「いや、俺も最近、翔也が構ってくれなくて」

「あ、そうゆう事ね」

少し焦った、まぁでも、蓮くんがくっついてくれるなら

いいかな、

「わかった、お互い頑張ろ」

✈「絶対嫉妬させてやります」

「おー」

しばらく話してると、蓮くんが

『何話してるとー？』

って、こちらに向かってきた

…よし、嫉妬大作戦（？）開始

「スカイっていい匂いするなぁーって」

「ねー？スカイ〜」

✈「おん、拓実くんもいい匂いがするんですよ」

そう言うとスカイは僕の首に顔を埋めて

✈「良い匂い…」

『…そうなんや、2人ともいい匂いするけんね』

『俺も奨くんの匂い好きなんだよな〜』

🌺「んー？呼んだ？」

『いや、なんでもない笑笑』

蓮くん、全然嫉妬してくれないし…

こうなったら奥の手！

「スカイ〜、今日一緒にゲームしない？」

✈「了解、俺の部屋でいいすか？」

「うん、楽しみー🎶」

『……』

🌺「蓮ー？険しい顔をしてどうしたの？」

『いや、なんでもないけん、』

🌺「そう？ならいいけど…」

これはもしかして、いい感じなのでは？

『じゃあ、スカイと拓実またねー！』

全然なんともありませんでした…

でも帰り際に蓮くんが耳元で

『ねぇ、拓実』

『俺以外とイチャイチャするの、嫌やけん』

『あんませんといて？』

蓮くんから欲しかった言葉が発せられた、

それと同時にフルーティで甘酸っぱい

僕の大好きな匂いが鼻を通った

「蓮くんもね？」

やっぱり、僕の好きな匂いは

蓮くんのあの甘酸っぱい、優しい匂いだ

end……