はい、どうも〜、らくです
最近短編ばっか書いてるような気がするなぁ…
まずまず、投稿頻度が落ちてんですけど
まぁ、そんなことはいいんですよ
今回のお話なんですけど、結構オリジナルの要素?的なんがある感じなんですよね
なので、政治的意図も史実もこれといってないです
あと、死ネタです
暗い話をよく書きがちになるよね、私はね
あ、読切なんですけど、もしかしたら続きは書くかもしれない
気分次第ですけどね
それでは、どうぞ!
この世界では、夢が必須だ
人を助けたい、お金持ちになりたい、復讐したい、あの人に戻ってきて欲しい…なんでもいいが、とにかく夢がいる
夢が無かったら、壊れてしまうから
一定の目標も持たずに生きていたら、すぐになにも感じなくなってしまうからか夢が無かったら、黒くなって灰になる
…父、イングランドがそうだったから知っている
元から生きる希望なんてないと言いながら夢について調べていた
大事だった人が、夢を失くしていなくなってしまったからって
…なら、それが父の夢だと思ったけれど、もう諦めてしまったみたいで、私が大人になったときには、灰になっていった
それを見たとき、私は思った
父にもう一度会いたい、だなんて
それが私、イギリスの夢だ
それで今まで永らえている
父に縛られるように、夢の研究をして
みんなの夢を聞いてきた
…その中で、死者が出たことも、もちろん聞いた
復讐を果たしてもう十分でなくしたり、
夢が叶わなくて諦めてなくしたり、
そもそも夢が持てなかったり、
とにかく、色々聞いてきた
…兄の時は悲しかった
ずっとずっと「世界をより良いものにする」と言っていたのに、諦めてしまったんだ
どんどん領地はなくなっていって、やがて叶わないって諦めた
…虚しかった
あんなに色鮮やかに語っていた兄の夢がなくなってしまったのが
それで、私の夢は増えた
もうこれ以上、夢をなくさせない
…だから、より夢について聞いた
夢を失くしてしまった人のことも思い出しながら
それで、気づいた
夢をなくした人の夢は、人のことを思ってないって
思えば、自分自身の夢は父と会うこと、みんなの夢をなくさせないことでどちらも、人のことだった
逆に、夢をなくした人は、復讐やお金持ちになりたい、自分であの子を笑顔にさせたい…だなんて、自分のことばかりなんだ
なら、みんながみんなのことを大事に思ってればいいんだ
博愛主義的な思想だけれども、結局、それが世界ではきっと大事だから
でも、そんな思想が通用しないのがこの世ってものだ
そこで、発想を変えてみた
みんなにとって大事な人を失くせば、戻ってきて欲しいって夢をみんな持つんじゃないかって
それで永らえれるんじゃないかって
実際、自分がそうだったから
…それだけを根拠に私は、
アメリカを殺した
兄の代わりに、世界の頂点に立った人だったのだから仕方がない
現に、日本や韓国などはアメリカに依存してるのだ
だから、いなくなれば、夢は、アメリカが生き返ることで統一できると思った
私も、新しくそんな夢を持ったから
…でも、なんでかな?
ロシアは夢をなくした…灰になった
…そういえば、ロシアの夢はアメリカを越すことだったっけ?
なら、生き返ることが夢になって…
私には理解ができなかった
私は罪を背負うことになった
私は夢を諦めて…
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