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太「は…?今なんと」
森「太宰くんなら聞こえている筈だよ」
太「…相談してきます」
バタン…
森さんが残る
森「そう、簡単には…か」
”まぁ、そう簡単には頼れないだろうけどね”
太「皆…」
そう呼びかける
国「どうした?」
何で、だろう。
声が出ない。
皆を頼りたいのに。
太「御免…!!」
その場を走り去ってしまった
国「太宰!?」
敦「…」
今は川にいる
太「はぁ…」
全ては、森さんの手のひらの上…か
太「ッ_判らないよッ…」
皆を頼る事なんて出来ない…
というかポートマフィアでは頼らなかったから急に無理だッ…
太「…教えてよ。織田作」
そう云いながら川に入る
ドボンッ!!
川に沈む。
息が出来ない。
今日なら死ねるかも_
グイッ
太「!?」
岸に上がらされる
敦「太宰さん…」
太「敦くん…」
その瞬間_
パァンッ!
頬を叩かれる。
敦くんに
敦「太宰さんはこんな時にまで何をやっているんですか!?夜月さんを救出するんじゃないんですか!?」
太「私‥だって、助けたいよッ!!でも…森さんが…」
うまく言葉に表せない
敦「ポートマフィア首領がどうしたんです?」
太「森さんが…」
駄目だ…
敦「太宰さんは」
次の一言で、心が救われた気がした
”もっと人を頼って下さい!!”
ドクン_
敦「此処なら、盗聴とかの心配もありませんし。もっと皆を頼って下さい!!」
太「…ごめんよ」
私が素直に謝って驚いたのか
敦「…!!、話して下さい。ポートマフィア首領がどうしたんですか?」
太「森さんが…今回の誘拐事件の犯人だ」
敦「え!?」
敦くんは驚く
太「森さんが全て裏から操っていた。そして先輩を戻す条件は一つ_
”私がポートマフィアに戻ることだ”
それを聞いた瞬間、敦くんは_
敦「…絶対、そんな事はさせません。僕達で救ってみせます」
私が立ち上がる
太「…それなら探偵社に戻ろうか」
敦「頬すみません。痛かったですよね?」
太「そんな事無いよ」
”大切な事に気付かされたしね”
敦「?、行きますよ?」
太「判ったよー」
ガチャ…
国「帰ってきたか。急に飛び出したと思えば…それで?何事だ?」
太「この事件の犯人は森さんだ」
国「!?」
探偵社全員の顔は強張る
与「そうなると…厄介だねぇ」
鏡「ポートマフィア首領が…」
敦「それに」
敦くんが挟む
敦「ポートマフィア首領は夜月さんが戻る条件として、こんなものを条件として掲げたみたいです」
”太宰さんがポートマフィアに戻る事_”
国「何?」
谷「太宰さんは_
太「絶対に戻らない。もうこれ以上救う手段が無いなら」
敦「ッ…」
つまり太宰さんは、本当に救う手段が無くなったら、夜月さんの為に行くと云うのだ。
国「…それじゃあ、作戦変更だな」
”ポートマフィアにバレないように、夜月を取り戻す”
その頃_
夜「…」
あれから何時間経っただろうか
皆は奮闘しているのだろうな…
”ポートマフィアにバレずに私を取り戻す為に”
あいにく、私は動けそうに無いのでね…
夜「…頼んだよ」
主が珍しく三話も更新を…!?
頑張ったから見て下さい!!