テラーノベル
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初め
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シュイン…
K「ピンク、戻ったよ。」
p「どうも、これですか、ナイフは…?」
シャキン
K「…うん。ありがとう」
p「気を付けてください。ヘルはとても強いので。」
K「うん。」
K「行ってくる。」
シュイン…
p「…カッテクダサイネ。」
___
h「よぉぉ!」
K「ヘル…ッ」
h「闘いに来たか?そんな武器で…ww」
K「あぁ。」
h「そうかー…まぁ頑張ってよ!」
K「…」チラッ
「なに、あの沢山のモニターは?」
h「あ、あれ?あれはお前の様な被害者だよ!」
K「…あの人、」
h「あの人?あぁ、俺と闘いで負けたやつだよ。そんなことどうでもいいだろ?」
K「そうか。」
h「お前もじきにこうなるよw」
K「そうか、それはお前かもな?」
h「ほう…まぁいいや、普通の闘いもあれだし…少しゲーム感覚でしてみようぜ?」
K「いいけど。」
h「じゃぁこの3つの紙からひとつ選んでくれ」
K「…これ」
h「わかった。えーと、問題ループ!」
K「問題ループ?」
h「そ!ルールは、どっちかが先に問題を出して正解したら次の奴が問題を出す、そして間違えたらナイフで突き刺す。わかったか?」
K「あぁ。」
h「質問はあるか?」
K「お前は死ぬのか?俺は死ぬのか?」
h「これは夢だけど、俺は死ぬお前は死なないけど痛覚はあるぞ!ま、俺にいくら刺しても倒せねぇけど」
K「そうか、どっちかが倒れたり、死んだらバトル終了でいいか?」
h「おっけー!お前からどーぞ」
K「わかった。……問題、しゅうとが飼ってる犬の名前は?」
h「マッド」
K「ッ?!、正解だ。次はお前だ」
h「問題、俺の好きな食べ物は?」
K「…ッ、」
なんだ?好きな食べ物?知らねーよ。
h「時間切れ〜」
「正解は無しでした!」
ザシュッッ…
K「うぐっッッぁあ”ッ…」
〜
s「か…ご、ね?」
〜
しゅう、と?
K「う、あ…」
h「時間切れもダメだからなお前だぞ」
K「…しゅうとの好きな、匂い…は?」
h「金木犀」
K「せ、かいだっ!」
h「問題、俺のフルネームは?」
K「…ぁ、?」
知らねーよ…
h「時間切れ!正解はヘル・ザ・ループでした!」
ザシュッン
K「うぁッ、!」
〜
s「かざ…ご、んね?」
〜
あ、しゅうと?なんで?
___
K「う、ぐぁ…、」
くそ、何回もしたけど…こいつの問題当てれねぇ…
俺、こいつに5回ぐらいしか…させてねぇ…しかも刺された後にしゅうとの声が響いてるなんでだ…?
h「時間切れ!」
ザシュッン
K「アガッッ…、」
〜
s「かざね、ごめ、んね…」
〜
K「ぁ…」
そうだ、…俺としゅうとは死にそうになった。このナイフで…
___
しゅうとは、何回もあの海に自殺をしに行ってた。
K「しゅうと…っ、」
s「今日は自殺じゃないよ…」
K「え?」
s「かざね、少しこっち来て?」
K「ん?」
しゅるるる…
K「わっ、しゅうと?!前が見えない!」
s「大丈夫、かざね、これもって」
K「え、?」
「なにこれ?」
s「なんでもいいよ、かざね…ありがとう」
K「え?」
ぐちゅざちゅ…ッ
K「うぐっぁッ…、しゅ、と?」
「急にぎゅっと、お腹が痛くっ、」
s「う、ん…俺も、だよ、…」
K「なん、で?」
俺は手に持ってた物を離して目に巻かれたものを外した…
でも、なんの音も立たなかった。
K「あ、?しゅうと?」
s「…ぅ、」
そこには、腹部を血濡らしたしゅうとがいてそこに俺が持ってたもの、ナイフがさしてあった。
そして俺も同様、しゅうとに刺されていた。
s「ぅ、あ…かざ、ね」
K「しゅうと…どうして」
s「かざね、ごめん、ね?」
___
K「…」
h「どした?お前だぞ問題出すの」
K「…俺は人を殺そうとした事があるか?」
h「は?」
K「…時間切れ」
ザシュッ!
h「う、ッ」
K「…」
ザシュッ!
h「お、い…2回も刺していい、って言ってねーよ」
K「1回だけって言ってなかったけどな」
ザシュッ!ザシュッ!ザシュッザシュッザシュッ!
K「なんで!!俺と、しゅうとは辛い目に合わなきゃなんだよ!!」
「優しい人だよ!しゅうとは!なのになんでだよ!」
ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ
h「あ、がっッッッッ!」
K「…お前のせいだっっっっ!」
h「い、ッッッッ」
K「お前、あの中のいじめっ子だろ。」
h「…な、でわかった…?」
K「顔は覚えてるぞ。」
ザシュッ!!
h「ぁ…」
ザシュッ!
h「…」
K「…もう、死んだか。」
シュイン…
p「おか、え…」
K「…倒した。」
p「おめでとうございます。」
K「これからどうなる。」
p「これから、また戻って最終ステージに挑みます。それでもしミスをしたら、一生ループから抜け出せません。最後は貴方しだい。」
K「そうか。」
p「…クリアしたら目を覚まします。それで…お願いがあるのですが」
K「何?」
p「現実に戻った、貴方達を少し見守ってもいいですか?」
K「いいよ。」
p「ありがとうございます。それでは最善を尽くして…」
K「うん。」
しゅうと、もうすぐだよ。
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あー、疲れた。多分明日で最後。
さよパニ
コメント
4件
かざねさんの最後の質問が好きすぎる…!!天才ですね!!次で最後か、バッドエンドかハッピーエンドか!楽しみにしてます!😊