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んふふふ!めちゃいいわ幸せ
𝕆𝕞𝕖𝕘𝕒𝕧𝕖𝕣𝕤𝕖
続き
ミジカイヨ!
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若井への感情に気づいてしまったからには、もうこの恋には仕舞いを付けてしまいたい。
きっと、両者にとって1番いい選択だから。
僕が我慢すれば2人が幸せになれる。結局僕はいらないんだ。
と、思ってたのに
「涼ちゃん、デート行こ」
「うぇ、でー、と?」
なんでなんでなんで!?
なんで僕が若井とデート行くの!違うでしょ、若井は、元貴なんでしょ?
泊めてくれるのは嬉しいけど、僕をあんま弄ばないでよ、、。
「だめ?」
くっ、また僕が弱いのしってて、、。
2回目は効くもんか、、、
「、、いーよ、」
くあぁぁあッ、恐るべし恋の力、、。
やっぱ若井を前にすると僕何も出来なくなっちゃう。だめだ、これじゃ、、。
「よし!!どこ行く?ウキウキッ」
「へは、えっと、、」
「涼ちゃん行きたいとこなかったら俺に着いてきてくんない?ちょと行きたいとこあるの!」
「ぜんぜん!着いてくよ」
「ありがとう!」
完敗、、。まぁ、若井が楽しそうだからいっか。
「りょーちゃーん、準備できた?」
「できたよ〜」
「よっしゃ、じゃあいこ!」
「うん!」
僕たちは家をでて、歩いて行ける距離にあると言うから僕らは歩き始めた。
しばらくして着いたのは大きい公園。
緑が綺麗で小川もながれてる。しぜんだぁ、、
「綺麗だね〜、」
「ほんと、」
あれ、若井なんか緊張してない?しかもずっとスマホ触ってるし、、
、、、僕といるのが嫌なのかな
「わ、若井、どしたの」
「え、」
「い、いやあの、、ずっとスマホ見てる、から」
「あ、ご、ごめん!!」
「う、ううん、大丈夫」
大丈夫と言ったものの、
やばい、涙かな。目の前が潤んできた。止まらない。この際、いっそ全て吐き出そうかな。楽になれるかな。
「、、う、うぅ”、グスッ」
「涼ちゃん!?」
「うぁ”、、グスグスッ泣」
「大丈夫!?」
「わぁ”あ”あぁ泣」
「えーー!?、アセッ」
泣いちゃダメだ。これまでずっと我慢してきた分、止まらなくなっちゃった。
「、、涼ちゃん、1回座ろっか」
「う”ん、、泣」
若井に誘導されて近くにあったベンチにすわった。
情けない、こんな姿見せて、、最年長なのに。
「涼ちゃん、なにがあったの?」
「ん”ッ、、グスッわ、わかいがぁ、」
「うん、」
「わ、かいが、もときとばっかいる、からッ泣」
「ん、、」
「ぼく、いらないんじゃないか、てグスッ」
「そんなことないよ!」
「でも!!泣、ぼくが、つらいの、、ッ」
「え?」
「2人が、ッしあわせそうにしてたら、グス、」
「くるしいの、、ッグスグスッ泣」
「なん、、」
「僕だって、わかいが、、」
言えない、言えない。たった2文字。喉につっかかって出てこない。代わりに涙はどんどん溢れていく。
「涼ちゃん、俺は受け止めるよ、ちゃんと言って」
「うぅ”ッグス、」
「すきなの、、泣ッグスグス」
すっきりした。
沈黙が続く。
怖い怖い怖い怖い怖い。
また何か言われる。第二の性にしても、恋愛観にしても、今まで嫌という程言われてきた。
自分のことを何度も恨んだ。それが、大好きな人にどのような反応をされるか、考えただけで怖い。
消えたい、死にたい。
「、涼ちゃん」
「も、ぉ”わすれてグス泣」
「いや、ちが、りょうちゃ、」
「もうこれ以上優しくしないでよ!!」
「、、むりだよ、」
怖い、何も言わないで。続きが怖い。お願い、僕が悪いってことは分かってるから。神様、神様、神様、神様、、、
「い、いよ、わかいは、ッもときが、ぁ”ッグスグス」
「違うよ涼ちゃん。」
「元貴も、もちろん好き。だけどそれはメンバー、ミセスとしてだよ。」
「ッ、、グスッ泣」
「俺が好きなのはね、涼ちゃん。涼ちゃんなんだよ。」
「え”ぁ、ッグスうそ、だぁ、泣」
「嘘じゃないよ、」
「今日だって涼ちゃんに告白するつもりでここに来たし、スマホ見てたのは、ごめん。元貴に相談してたんだ。」
「う、そッグスグス泣」
「ほんとだよ、好きな人に嘘つくわけないじゃん」
「わ”、わ”か”ぃ”ぃ、泣ッ」
「ははッ、ごめんね涼ちゃん、辛い思いさせて」
「んへへッグスッうれし、ぃ”泣」
「涼ちゃん、改めて、俺と付き合ってください!」
典型的に差し伸べたられた若井の手。
今は手を握ることが出来た。
「こんな僕でよければよろしくお願いします泣」
「涼ちゃん!」
「んわッ」
ギューーーッ
「へへ、嬉しくてつい」
「/////、ぁ」
晴れて付き合えた僕。若井はやっぱり眩しくて、かわいくて、かっこよかった。
自然とハグできるとこ、車道側を歩いてくれること、笑った時のくしゃっとなる笑顔、ギターを弾く姿。全部好き。過去のことなんて若井に関係ない。彼は全てを認めてくれた。愛してくれた。
それだけで僕は幸せになれた。
元貴にも感謝しないとな。
素敵なメンバー似合わせてくれて、ここまで僕らを繋げてくれたんだから。
「涼ちゃん、ほんっと大好き!」
「へへ///若井もだいすきッ」
「//ッ、恥ずかしいね、これ」
「でも、うれしいよ」
「そうだね!」
「さ、家に帰ろ」
「うん!」
この後、若井は元貴に告白の成功を報告し、僕は若井が、一緒に暮らしたいとの事だったから、家を出る準備をした。
第二の性、ホントのことはまだ言えてない、
でも、少しずつでいい。きっと彼は受けとめてくれるから。
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第2話!しゅーりょー。
いやぁ、長編ってムズいね。
まぁ涼ちゃんの恋が実ってよかったぜ。
てかオメガバの設定イマイチわかってないけどあっとるかね、?