俺だって

息抜きです！！！バッリバリの息抜き。支離滅裂が過ぎる。

次に暗那さんと明那さんの小説を書くので……少しだけ暗那さんを……

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夜風ってなんでこんなに気持ちいいんだろうな。

ここは大手VTuber企業の屋上。めちゃくちゃ涼しくてお気に入りの穴場。

「ん～゛」

軽く伸びをすると風が俺を包んでくれてるような気がしてさ。

俺を認めてくれるような気がして。

生きていていいと思える。

な～んて、馬鹿な事思ってるのは俺じゃない。俺の本物、三枝明那。

なんたって、俺には哀が欠如してるからね。そんな気持ち分からない。

「暇だな…」

……明那の配信見るか……

バレてるかもだけど、俺ね、明那の事だぁ～～い好き！！！！！！！

弱くて惨めで、＿＿のくせに頑張って明るく生きて、全く可愛いったら！！

配信ねぇー、ピスサイ君みたいに乗っ取ってみる？？？

おもしろそーじゃん！？

でも不破くん、じゃなくてふわっちに怒られちゃうかな。

いつの日か、本当に偶然ぶらぶら歩いてたら不破くんにあった事がある。

その時に言われた。

『お前には“愛”が足りないんやろ』

この言葉が胸に突き刺さって抜けない。

ずっとずっとず～～っと。

「俺だって…………てるし、……」

掠れた声しか出せなかった。

END