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「ハカセくんも…こういうことしようと私を連れ込んだの…?」
「連れ込!?いやいや!茅ヶ崎さんが来たいって言ったんじゃん!これはフィクションだから!作り物だから!」
「でも…そっか…そうだよね。ごめんなさい、私が押し掛けたんだった」
思い出してもらえてよかった…ふぅ
「でも無理やりされたのに女の子はどうして喜んでたの?」
「え!?それは…僕にはわから…あの、いきなりでびっくりしたけど気持ちよくて受け入れた、とかそういうことじゃない?」
「気持ちいいと受け入れ…る…?ねぇそれって私も?」
なんだって?
「いや茅ヶ崎さん自身がわからないのに僕にわかるわけないじゃん」
「そ、それもそうか」
なんかおかしい?混乱してるのか?
「なんか茅ヶ崎さん、言ってることが変だよ?お、落ち着いて?」
「変…私…変になっちゃった…の?」
なんか目もとろんとして頬が赤い…?
「ね、熱でも出ちゃった?慣れないもの見たからかな」
額に手を当てている。
「そう…かも…ちょっとだけ…横になってもいい…かな?」
なんだか本当に具合が悪そう…
「もう帰った方がいいんじゃない?」
「ん…ちょっと横になれば大丈夫だと思う…ハカセくんは優しいね。無理やりに…なんて思ってごめんね」
「い、いいよ」
僕に彼女がいなくてエッチに飢えてたらそういうこともあったかも…いや僕にその度胸はないな(笑)
茅ヶ崎さんは僕の布団に入ると向こうを向いて寝る。ぼ、僕の布団にクラスの女の子が寝ている…
はぁ…だからって何にもないのが現実だよね。
ん?なんか布団が動いてる?ような…
「茅ヶ崎さん?大丈夫?寒いの?」
びくっとする。
「な、なんで…」
「いや、震えてるのかなって」
「あ…ごめん…寝てるとこ見られてると恥ずかしいから…ちょっと向こうむいてて…」
顔の半分まで布団に隠れて表情は見えない…
「うん…僕、お茶取ってくるね」
「うん、ありがとう…」
一旦部屋を出た。
階段を降りキッチンでお茶を2杯用意するとまた部屋に戻る。
ドアに手を掛けようとして気付く。かすかに声が聞こえる…
これは…喘ぎ声…?
そっとドアを開け中に入る。
布団が不規則に動き、抑えた喘ぎ声が聞こえる。
間違いない…オナニーだよな…
邪魔しちゃ悪いと思いながら声を掛けようか迷っていると、びくっと大きく布団が動き、続けてびくびくと動いて静かになった。
「茅ヶ崎さん、お茶、持ってきた」
びくっと布団が動く。
「あ、ありがとう…あの…いつから…いたの?」
「ごめん、ちょっと前から…」
「見た…?」
「いや見えなかったよ。その…布団被ってるし」
布団がかたかたしてる。
「それもう見てるじゃん!」
目から上だけ布団から出す。少し涙目か?
「見てない見てない!」
「初めてだったんだよ?本当だよ!なんか変で…きゅうっとなってたからちょっと触ってみたら…止まらなくなって…あ~ん!見られたー!」
「だれにも言わないから、ね、大丈夫だから!」
なんとかなだめて泣き止ませた。
「うっ、うっ、誰にも…言わないでくれる?」
「言わないよ!誰になんて言うのさ?」
「うぅ…うん。信じる。」
やっと布団から出てきた。
「体調は大丈夫?」
「うん…なんか久し振りに泣いたらすっきりしたみたい」弱々しく笑う。
そのすっきりは泣いたからなのか…