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【白桃】身の程を知れ

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【白桃】身の程を知れ

1 - 第1話 ぱぱらっちパロ

♥

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2024年08月08日

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※ nmmn

※ irxs 🐇🍣

※ Bl

※ ご本人様には全く関係がありません

⚠️スクショ、拡散、二次配布、全て❌でお願いします


⚠️ぱぱらっちぱろ


⚠️irxsが顔出ししてアイドルしてる世界線










パシャ、パシャ…



「一言!」


「一言お願いします!」


激しいフラッシュと、声掛けの嵐。


つい先日決まった、俺たちいれいすの武道館ライブ。

メンバーの6人は勿論、ファンの子達はみんな大いによろこび、界隈最速での武道館ライブ決定に熱狂していた。


…が、俺たちのファンでない人々や、他のアイドルグループを推している一部のファン達は批判を口にしていて、俺たちの武道館ライブ決定への意見は賛否両論となっていた。

そんなネタが大好きな報道陣は、俺たちが何処へ行っても記事のネタを求めカメラを向けてくる。


「一言だけでも!!」


桃「すみません今忙しいんで…」


今日はないちゃんと僕の2人でのほんの数分の移動だというのに、僕たちの姿をめざとく見つけて、飽きずにマイクを向けてくる。


「本当は社長がファンを買収したんではないですか?!」


「内藤社長!!」


「答えてください!!」


悪意のある質問を投げかける記者。

ないちゃんを悪く言われたことに苛立ちを隠せず、つい身を乗り出そうとしてしまったところで、ないちゃんに制止される。


桃「…初兎ちゃん、行くよ」


白「…っ…」


下唇を噛みながら、僕は車に乗り込む。

そのままないちゃんも乗ってくるかと思いきや、車の目の前で立ち止まって、報道陣の方へ身体を向ける。


桃「…俺の事はなんて言ってもいいけど、メンバーのこと傷付けたら許さないから

…次はないよ」


車のドアを閉じ、「さ、行こ」なんて笑顔に切り替わったないちゃんとは反対に、報道陣は顔を真っ青にしていた。


白「…ないちゃん、優しすぎるんちゃう?」


桃「え?なにが?」


キョトンとしているないちゃん。

やはり自分のことに無頓着なのは相変わらずらしい。あんなに悪く言われたというのに。


白「あんなにあることないこと言われたんやで、今ブチ切れてもええくらいよ」


桃「いやまぁ俺のことだけだったし 」


白「はぁ…」


きっと、ないちゃんの中では当たり前なのだろう。

自分は何を言われていても気にしないが、自分以外のメンバーが何か言われて傷付くのは絶対に許さない、 そういう線引きが。

けど、その線引きをしているのは何もないちゃんだけではない。


僕だってないちゃんを傷付けられて心中穏やかでは無いのだ。

今日、ないちゃんを悪意ある質問で傷付けようとしたのは誰だったか、どこの会社の記者だったか。 しっかりと覚えてきた。


白「……残念ながら、僕はないちゃん程優しくないで」


ないちゃんに聞こえない程の小さな声で、記者への宣告をする。

次回なんてない。

ないちゃんみたいにチャンスを与えるなんて僕には相当無理だ。

今も腹の内側には黒いものがぐるぐると渦巻いているというのに。


僕をこの道に連れてきてくれた。

夢を与えてくれた。

そんな大切な存在に傷を付けたのだから、絶対にそれ相当の報いを受けてもらう。











桃「え、見て初兎ちゃん、

こないだの記者の会社、倒産したんだって」


ないちゃんが掲げたスマホのネットニュースには、「大手マスコミ会社、倒産」の文字。


白「…へぇ」


桃「どしたんだろね」


白「…さぁ?変な記者ばっか居るから訴えられたんちゃう?笑」



僕は内心ほくそ笑む。

まさか倒産までいくとは思っていなかったが、あの会社にはそれ位が丁度良いだろう。

身の程を知れ。


…ってごみには無理な話か。













すごくしんやテンションでかきあげました‪🙄‬




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コメント

32

ユーザー

うおおおお✨️✨️天才すぎですね!!パパラといえばこの二人、、✨️✨️ 解釈一致すぎます💖💖神作ありがとうございます✨️

ユーザー
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初コメかな?失礼します!! めっちゃ好きです!! 桃君は次回はないってチャンスを上げているところがオリ曲でいう次回までにAnswer持ってこい、その後白君が桃君みたいにチャンスを上げるほど優しくないって成敗するとこが次回なんてない、チャンスなんてやらないに繋がってるのかな??なんて思ったり…最後も身の程知れてゴミに無理かって白君の言葉でオリ曲連想されました!めっちゃ凝ってて最高でした!!

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