テラーノベル
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翌朝、目が覚めるとベッドに寝ていた。……柔太朗が運んでくれたのか。
柔太朗は帰ったのか…?そう思いながら俺はのろのろと起きあがり、リビングに向かう。
すると、コーヒーのいい匂いが香ってきた。
「あ、起きた?おは。」
普段となにも変わらないような顔して柔太朗が挨拶をしてくる。
「………はよ。」
「そろそろ起きてくるかなーと思って、コーヒーいれた。飲むでしょ?」
「ん。」
俺のもとに来てコーヒーを渡してくれる。
…こいつ、なんでこんな普通なの?あんなことしておいて…。え、気にしてる俺がおかしいの?そんなわけないよな?
悶々としていると、柔太朗が俺を見つめる。
「あ、じんちゃん、猫耳と尻尾なくなったね」
「え!?」
そう言われてコーヒーをテーブルに置き、頭に手をおいて耳を確かめる。
ほんとだ!もとに戻ってる!!!尻尾もない!
…てか、昨日の……アレのインパクトが強くてすっかり忘れてたけど、猫耳と尻尾なくなってよかった。
「よかったね」
にっこりと柔太朗が微笑む。
「ほんと、よかった。」
俺がそう呟くと、
「まぁ、あんなにえっちで可愛い姿がもうみれないのは残念だけど。」
なんて、ぶっ込んできた。
「は!???」
思わず裏返った声で叫ぶ。
「腰トントンしただけで勃っちゃうなんて、えっちでしかないでしょ」
「は、いや、…はぁ!?」
「あー、じんちゃん可愛かったなあ。」
「お前なにいって…」
「まぁ、いつも可愛いけど」
「へぇ?!」
こちらを見る柔太朗がニヤリと笑う。
「ね、じんちゃん俺言ったよね?」
「な、な、なにを…」
「冗談であんなことしないって」
「う…」
「じんちゃん、好きだよって」
「え……あ……」
好きだよって言われたの、気のせいじゃなかったんだ…、え、えええ?柔太朗が、俺を?
「好きだよ、だから俺の彼氏になって」
「えっ」
「返事は?はいかYESかうんで答えて?」
「おい!全部ハイじゃねーか」
「だってNoとかあり得ないっしょ」
「は?」
「だって、俺が好きだって言ってんだよ?ハイ以外の答えなんてナイ!」
「おま、どんだけ自信過剰なの、」
「よっしーは俺のこと嫌いなの?」
「き、嫌いではないけど」
「そうでしょ?なら付き合うしかないね♡」
「いや、好きとは言ってないからな?!」
「はいはい、わかったわかった。じゃあ仮でいいよ。」
「全然わかってねーじゃねーか!」
「今日から俺がよっしーの彼氏(仮)だからね。浮気しちゃダメだよ?」
そう笑いながら、チュッとキスをされる
「!??」
「ははっ、よっしー真っ赤。かわいー」
そう言う柔太朗に俺は絶句したまま口許を抑える。
それを見て、楽しそうに笑ったあと、ニヤッと笑って俺の耳元に顔を寄せる。
「昨日みたいなのは、よっしーが俺のことをもっと好きになってからするから安心して?」
なに、その肉食獣みたいな顔…全然安心できないんだけど…!
てか、彼氏(仮)決定なの?!
俺の意思は??
そんなことを思いつつ、これから劇的に変わっていくであろう日常に想いを馳せるのだった。
End
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後書き
思ったよりだいぶ長くなってしまいました。なんか、気付くと文章が増えちゃう。
猫耳と尻尾をあんまり活かせてない気もするけど、まぁ…書いてて楽しかったのでOKですかね。
YJ難しいですね。
次は♥️💛を書きたいなぁ……。いつ書けるかはわからないですが。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
コメント
1件
読み終わりました〜!最終話、お疲れ様でした😊 朝のシーン、柔太朗くんが普通にコーヒー淹れてるのが逆にドキドキしましたね…「冗談であんなことしない」って台詞が凄く効いてて、彼の本気が伝わってきました。じんちゃんの「仮」で押し切られる感じも可愛くて、最後の「肉食獣みたいな顔」には吹き出しました(笑) 楽しく書けてるのが伝わってくる、甘くて素敵な終わり方でした🌷
のりもちさん
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さらら
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