注意・ヒロアカの夢小説です
・攻主です(一応)
・原作改変してます ・死姦ネタ
・地雷配慮してません
・♥喘ぎ、濁点喘ぎ、汚㟨ぎあります
以上を許せる方のみお進み下さい。
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狩兎が死んだ。
雨の止まない12月の事だったなと鮮明に憶えている。
まだ愛されたりないのに。とオール・フォー・ワンは嘆いた。
「僕の愛しいお義父さん」
オール・フォー・ワンは物言わぬ狩兎を抱き締める。
オール・フォー・ワンは狩兎の養子であった。幼い頃に両親を亡くしたオール・フォー・ワンは双子の弟と共に狩兎に引き取られた。
「……よし、オレが取り敢えず育ててやるからな」
狩兎はヒーロー活動をしながら、子育てに励んだ。
「そういえば、名前は?」
「ああ、まだ決めてない」
「じゃあオレが決めようか?」
「お義父さんに任せようかな」
それから少し考えて狩兎は口を開いた。
「君が死柄木弔、そんで弟くんは……死柄木与一でどうだ?名字が死柄木なのは絶対そうなんだろ?」
「うん、そうさ」
まだ幼いオール・フォー・ワンは得意気に笑った。
「あ、これお兄ちゃんになったからって調子乗ってんな?」
「バレた?」
───
しかし狩兎は突然二人を置いてどこかへ消えてしまった。
最初は二人で探そうと必死になっていたが、オール・フォー・ワンは使えない役立たずの与一と一緒に探すよりも自分一人で探したら自分だけを見てくれるのではないかと思い立ち、そのまま悪の覇道を突き進んだ。
しかし、ある日与一にある言葉を吐き捨てられた。
「お前なんか、僕の兄じゃない」
その言葉を聞いた時、オール・フォー・ワンの何かがプツンと切れた。
───
そして今に至る。
「……お義父さん」
オール・フォー・ワンは狩兎を優しく抱き締める。
「お義父さん、僕だよ」
返事はない。それでも構わず続けた。
「僕はね、ずっとお義父さんのことを愛しているんだよ」
狩兎は答えない。
「お義父さん、僕を愛して」
オール・フォー・ワンは狩兎をベッドの上に寝かせて服を脱がした。
そして優しく丁寧に愛撫していく。
「……ッ……ぁ……はぁ……」
勃ちもしない陰茎を優しく撫でて、舐めて、その冷たさに少し顔をしかめた。
「……ん……お義父さん」
オール・フォー・ワンは狩兎の冷たい肌を舐める。
死後硬直の始まった狩兎の身体は、舐めれば舐めるほど冷たくなっていく。
「お義父さんのを、僕の中に挿れてほしいな」オール・フォー・ワンは狩兎の陰茎を口に含んだ。
「ん……お義父さんの……おっきい……」
舌で優しく舐める。舐めながら、自らの後孔を解して準備をした。
「ッ……ぁ、お義父さ、」
オール・フォー・ワンの後孔に狩兎の陰茎が挿入される。
「……あ、っは……ぁ」
ゆっくりと腰を動かすと、狩兎の身体が少し動いたような気がした。
「お義父さん、気持ちいい?僕は気持ちいいよ」
オール・フォー・ワンは狩兎の陰茎を後孔で扱きながら腰を動かす。
「……っ、ん……お義父さん、僕はね、ずっとこうして欲しかったんだよ。親子としても愛して欲しかったし、恋人としてこういう事もしたかった。欲張りなんだ、僕は」狩兎の身体が冷たくなっていく。
「お義父さん、愛してるよ」
オール・フォー・ワンは狩兎の唇にキスをした。
「お義父さん、僕の中に出して」
オール・フォー・ワンは狩兎に跨がり、自ら腰を振り始めた。
「あ、っん……お義父さ……ッ」
「ッ……」
狩兎の陰茎がピクリと動いた気がした。
「お義父さん……僕の事、好き……?」
返事はない。それでもオール・フォー・ワンは狩兎に問う。
「僕はね、もうずっと愛してるよ」
腰を振り続けて何度も後孔で達したオール・フォー・ワンは狩兎に抱き付くようにして眠りに落ちた。
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