テラーノベル
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椿
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周りが砂嵐のようだった。
白がかっていて、目が開けられないくらい眩しい。
目を開けると真っ黒なのに。
自分の殻から顔を出した。
なにか足りない。
4次元とはこれを言うの宇宙だろうか?
自分の殻に戻った。
ここが好きだ。
ここが自分の本拠だった。
ピアノは好きじゃない。
けど、好きだった。
英語は喋れない。
日本語はわからない。
難しいや。世界って。
宇宙のはこの世なのか?
やってみたいけど出来ないや。
なんでも良いって言って全部だめ。
また、裏切られた。
また、また、また、
もうさ、自分の事しかわからないや。
自分が嫌いなはずなのにね。
快晴になった。
全部を見た。見なくて良かった。
絶望の淵に立たされた。
そして見たものを信じてしまった。
希望なんて無い。今は、
空が曇るのは、見たら絶望しそうな事があるから。
晴れたら、もう大丈夫か?と認められたから。
その期待を裏切れば、もう当分空は晴れない。
真っ青が消えた。
落ち込みもせず、喜びもしない。
感情が薄いや。
こんな世界で、明日の定義がわからない。
今はとにかく、前を向いて、自分を見つめようか。
コメント
1件
読了しました…すごく重くて、でも美しい世界観でした。 「自分が嫌いなはずなのにね」の一行に胸がぎゅっとなりました。肯定も否定もしないまま、ただ見つめようとする感じが、静かな強さを感じさせます。 この先、どうなっていくのか気になります。 素敵な作品をありがとうございます。